『英語学習者が英語で深い話をする番組』がスタート。 YouTubeで見る

フリをする|『タフティ・ザ・プリーステス』徹底解説【11】

「引き寄せ」を超える現実創造のメソッドとして、各方面で大注目の一冊、

タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド

この難解なタフティの理論を、英語版TUFTIも交えながら、どこよりもわかりやすい解説を目指してお届けするタフティ徹底解説シリーズ

第11弾の今回は、

フリをする

というワードについて深掘りしたいと思います。

それでは、始めていきましょう。

今回紹介する本はこちら
タフティ・ザ・プリーステス

タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド

書籍タイプ 購入リンク
単行本Amazonで見る
Kindle版Amazonで見る

ページ数:352ページ

著者:ヴァジム・ゼランド

発売日:2023年10月31日

英語版はこちら

TUFTI the Priestess

TUFTI the Priestess
Live Strolling Through A Movie

英語の難易度:

書籍タイプ 購入リンク
ペーパーバックAmazonで見る
Kindle版Amazonで見る

ページ数:206ページ

著者:Vadim Zeland

発売日:2018年11月12日

本記事の内容は、本書を読んで私自身が解釈・要約したものであり、著者の意図や原文を忠実に再現したものではありません。また、理解を深めやすくするため、一部の実例などに変更・補足を加えている場合があります。

Contents

フリをする理由

現実の中でプレゼンスを得たとしても、そのことをアピールせずに、あたかも目覚めていないフリをすることが重要だと、タフティは忠告しています。

では、なぜプレゼンスを隠して「フリをする」必要があるのでしょうか?

ポイントは3つ

  • 現在のコマの中では台本通りにしか動けない
  • 鏡のこちら側の世界からは指示が出せない
  • こちら側の世界から他人に影響を与えてはいけない

詳しく解説していきます。

現在のコマの中では台本通りにしか動けない

げん丸

目覚めたら現実の中を自由に動き回れるんでしょ?

という認識を持っていたとしたら、それは改める必要があります。

どういうことかというと、

目覚めている・いないに関わらず、私たちは現実の中では台本通りに行動するしかない

ということです。

そのため、現実の中で自分が目覚めたことに気づいたとしても、できることはそこから未来のコマを照らして現実を構築することだけなので、現実世界のあなたはとりあえず台本に従ってうまくやっていくことになります。

うまくやっていくということは、すなわち台本の指示通りにスマートにふるまうということです。

望まないことが起こっても、いちいち抵抗を感じてはいけません。

抵抗を感じると、内部センターに意識が囚われてしまうので、

えいじ

あー、そうですか。はいはい

と、今見ている現実は適当にいなしながら、淡々と自分のワークを進めていきます。

The whole point of imitation is that you don’t have the right to disrupt the established order of things. The order of things is such that you have to participate in the action and obey the script.

TUFTI the Priestess, P56

鏡のこちら側の世界からは指示が出せない

未来の現実を構築するのは、

鏡のこちら側(物質世界)ではなく、あちら側からしか指示が出せない

という原理原則があるので、こちら側の現実世界からいくら頑張って変えようとしても無駄になります。

しかし、常にあちら側に滞在しながら現実を過ごすのは現実的ではありません。

基本的には、普段は一人の登場人物としてこちら側での生活を営みながら、大事な局面ではあちら側のスペースに移動して指示を送るという流れです。

ゲームで例えると、鏡のあちら側から指示を送るのは、ゲームのメニュー画面を開いて色々やりながら、フィールド内の状況も確認しているマルチタスク状態なので、常にメニューを開きっぱなしにするのは日常生活に支障が出ます。

なので、特に必要がない時はメニューを閉じて、プログラムされたゲーム内のキャラクターとしての動きをオートパイロットで演じながら、単純にその風景を楽しんだり、今後の作戦を練ったりする時間に充てます。

ただ、あなたはすでにプレゼンスを得ているので、厳密には省エネのために意図的に自動操縦モードに切り替えているという状態です。

その他大多数の眠っている人たちにはこのスイッチングがなく、常にオートパイロットで運行しています。

この時の注意点としては、画面の中に入り込みすぎないということです。

オートパイロット中でも、画面の外から映像を見るスタンスをなるべくキープするようにしましょう。

鏡の法則については、

の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

Here, in this manifest, we have to manage — there, we can direct.

TUFTI the Priestess, P55

こちら側の世界から他人に影響を与えてはいけない

タフティ曰く、

私たちは映画の登場人物の一人なので、決まっていること(台本)には逆らえない

と断言しています。

そのため、

  • その映画の中から飛び出すことができない
  • 今の映画の中で好きなことをできない
  • 登場人物としてそこにいることを義務付けられている

といったように、現実世界ではやれることが限られています。

つまり、我々は登場人物を演じている役者なので、目覚めていることを態度に表すことは、演技をしている途中で素に戻るようなものです。

そうなると当然、他の演者もあなたの異変に気づき、その芝居自体が破綻してしまいます。

そして、現実はその欠陥を修正する方向にシフトしていきます。

そうすると、構築中の現実に横から新たな力が加わり、望み通りの未来からは遠ざかってしまいます。

なので、基本的には台本通りに演じつつ、現実の世界観を壊さない程度にアドリブを加えながら、他の演者や台本にバレないようにストーリーの方向性を少しづつ変えていきます。

えいじ

タフティはこれを「フリをするゲーム」と名付けてるね

あなたが目覚めていることを他人に気づかせるということは、他人をコントロールしようとするのと同じことで、こちら側の世界から現実を変えようとしてしまっているということになります。

つまりそれは、本来使うべき外部センターではなく、内部センターを使ってしまっているということにもなります。

目覚めてからの立ち回り方については、

の記事でも解説しているので、参考にしてください。

画面から飛びだす女性
画面の中から飛び出すことはできない

This is the imitation game. You wander round a motion-picture like a live character, making yourself out to be inert and you change the reel as you see fit. And nobody suspects anything, neither the script, nor the other characters.

TUFTI the Priestess, P57

まとめ

ポイントのおさらい
  1. 現在のコマの中では台本通りにしか動けない
  2. 鏡のこちら側の世界からは指示が出せない
  3. こちら側の世界から他人に影響を与えてはいけない

現実世界で目覚めることよりも、目覚めてからの立ち回り方に注意を払う必要があります。

実際、目覚めたからといって、好き勝手できるというわけではないし、目の前の現実も変わりません。

現実を変えるには、そこから丁寧に忍耐強く現実を構築していく必要があります。

そのためには、今いる現実世界では、

  • プレゼンスをしっかり保ちつつ、
  • 目覚めていないフリをしながら、
  • なんとかうまく折り合いをつけてやっていき、
  • コツコツと望む未来の方向に自分を進ませる

というのが、実は一番の近道です。

しかし、プレゼンスを得て、うまくフリをすることができたとしても、現実の構築にはまだまだクリアすべき課題があります。

そこで次回は、

  • アドバンテージ
  • 起きるにまかせる

といった、より実践的な方法論について解説したいと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

タフティが響いた人はこちらも

心をゼロ・ポイントに戻したい人へ

「ヒーリング効果はあるの?」

👉【ココナラ占いおすすめ鑑定師】を読む

Contents