なぜ現実を構築するにはプレゼンスが重要なのか?
「引き寄せ」を超える現実創造のメソッドとして、各方面で大注目の一冊、
タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド
この難解なタフティの理論を、英語版TUFTIも交えながら、どこよりもわかりやすい解説を目指してお届けするタフティ徹底解説シリーズ。
第10弾の今回は、
プレゼンスを得る
というワードについて深掘りしたいと思います。
それでは、始めていきましょう。
前回までの記事はこちら


TUFTI the Priestess
Live Strolling Through A Movie
英語の難易度:
- ページ数:206ページ
- 著者:Vadim Zeland
- 発売日:2018年11月12日
プレゼンスとは
タフティはプレゼンスを次のように定義しています。
気づいた状態でいること、つまりあなたの本質でいること
端的に言うと、自分が目覚めていることに気づいている状態です。
本書では、「プレゼンス(目覚めている状態)」との表現があり、この2つの状態が同義とされていますが、私の見解では、
- 目覚めている状態
- 自分が目覚めていることに気づいている状態
の二つは分けて考えるべきではないかと考えています。
まず、目覚めている状態とは、単純にあなたの意識が内部スクリーンと外部スクリーンのどちらのスクリーンの中にも入り込んでおらず、気づきの中心点にいる状態のことです。
実はこれまでの私たちも、日常生活の中で無意識的にこの目覚めている状態になっています。
ほとんどの人は、起きているすべての時間で眠りに落ちているわけではなく、眠っている状態と目覚めている状態を断続的にスイッチングしながら行動しています。
ただ、この概念を知らないので、目覚めてもそれが目覚めている状態という意識がないだけです。
その目覚めている意識状態からさらに俯瞰した状態が、目覚めていることに気づいている状態です。
つまり、自分の意識状態を意図的あるいは能動的な態度で観察している状態で、この時の観察者が本来のあなたということになります。
あなたの意識が完全に観察者側に移行した状態でいる時、あなたはプレゼンスを得ていることになります。
Your presence there highlights you as awakened among the unawakened. You are consciously aware of your individuality and are aware of what is happening.
TUFTI the Priestess, P59
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プレゼンスを得るための条件
では、プレゼンスを得るにはどうすればいいのでしょうか?
現実世界の中でプレゼンスを得るには、次のような状態になっている必要があります。
プレゼンスを得るための3つの条件
- 内部センターの反応を客観的に見ている状態
- 能動的姿勢をとって台本の制約から離れている状態
- 三つ編みを起動し、外部センターに意識を集中させている状態
詳しく解説していきます。
内部センターの反応を客観的に見る
外部センターが映画のコマを演出するアウトプット装置なのに対し、内部センターは現実世界でのあなたの身体的または感情的なアウトプット装置です。
タフティのメソッドでは外部センターを活性化させることを重視していますが、外部センターを扱う前にまずは内部センターの挙動を制することが重要になります。
例えば、現実世界であなたにとってショッキングな出来事が起こると、
- 緊張
- 警戒
- 不安
といった内的な反応を内部センターから出力します。
それに伴って、
- 冷や汗をかく
- 筋肉が硬直する
- 心拍数が上がる
などの外的な反応も内部センターから出力されます。
しかし、これらの反応は役としてのあなたの反応であり、本来のあなたの反応ではないということを認識しなければなりません。
そのまま内的意図の領域に没入してしまうと、台本の言いなりになってしまいます。

You are present here when you are there. It’s a paradox. Failing that, you are absent, that is, you are in an incompetent state of non-awareness and entirely at the mercy of the script.
TUFTI the Priestess, P59
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能動的姿勢をとって台本の制約から離れる
内部センターの挙動を客観的に観察できる意識状態に移行したら、今度はこれまで習慣的にとっていた受動的な態度から、自分で現実を構築するという能動的な態度に変えなければなりません。
そうすることによって、台本の制約から解き放たれて、しっかりとした自己認識を持ちながら現実世界を動き回ることができるようになります。
もちろん、緊急時には内部センターからあなたの身体や感情に様々な指令が送られ続けているので、物理的な動きにくさが生じるのは避けられませんが、その不快感のゾーンを掻い潜って、意識を中心点へと非難させるイメージで、全体を映像として見るようにします。
そして、心を落ち着かせて、冷静に未来にコマに意識を集中させます。
To achieve presence, you have to come alive, give yourself a shake and determine your location: the image frame or the materialisation frame.
TUFTI the Priestess, P59
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三つ編みを起動し、外部センターに意識を集中させる
能動的態度にシフトして、気づきの中心点に意識を移すことができたとしても、そのままの状態では、ただ台本が現在のフィルムを再生しているところを中心点からただ傍観しているだけです。
例えるならば、コントローラーを持たないでゲームのプレイ画面を見ているようなもので、自分がスクリーンの外にいる認識はあっても、実質的には画面内に落ちている時と状況が変わっていません。
プレゼンスを得るには、その状態から三つ編みを起動させて、外部センターから現実をコントロールできる状態にある必要があります。
したがって、実質的に目覚めるということは、
三つ編みから未来のコマに意識を向けるところまでがセット
と考えたほうがいいでしょう。
三つ編みの起動方法については、
の記事を参照してください。
In a state of waking presence, you acquire the ability to compose impending reality, which will become physically manifest.
TUFTI the Priestess, P59
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まとめ

実は、目覚めている状態は後天的なものではなく、誰しもが生まれたときから幼児になるくらいまでは100%目覚めている状態です。
しかし、成長するに従い、外部の大人たちの声や自分の中で芽生えた自我によって、次第にどちらかのスクリーンの中に留まることを覚えてしまいます。
そして、大人になってさらに成長し、一部の人はこの目覚めている状態と眠っている状態の違いに気づき、徐々にプレゼンスを獲得していくことになります。
つまり、目覚めるのが本能的な挙動であるのに対し、プレゼンスは訓練によって徐々に強化されていく後天的ものなので、コマ照射メソッドをはじめ、本書で紹介されているようなメソッドを地道にやっていく必要があります。
したがって、「目覚める」ということと「プレゼンスを得る」ということを混同しないように注意しましょう。
しかし、プレゼンスを獲得できても、それを他の人に知られてはいけない、目覚めていないフリをする必要がある、とタフティは言います。
そこで次回は、この「フリをする」について深掘りしたいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

- プレゼンスとは自分が目覚めていることに気づいている状態
- プレゼンスを得るための3つの条件
- 内部センターの反応を客観的に見ている状態
- 能動的姿勢をとって台本の制約から離れている状態
- 三つ編みを起動し、外部センターに意識を集中させている状態
