隙間時間を使った英語の勉強は何をすればいいのか?
毎日忙しく働く社会人にとって、何もしていない状態の純粋なスキマ時間を見つけるのは大変でしょう。
しかし、「ながら聞き」であれば、手が塞がっていても行うことができるので、
生活リズムはそのままに、英語の勉強に使えるスキマ時間を大幅に増やす
ということが可能になります。
ただし、一つだけ注意点があります。
それは、
聞き流しになってはいけない
ということです。
そこで、今回お話しするテーマがこちら、
- 聞き流しとながら聞きの違い
- ながら聞きと一緒に行う作業の条件
それでは、始めていきましょう。
聞き流しとながら聞きの違い
「ながら聞き」と「聞き流し」は同じ意味のように見えますが、何が違うのでしょうか?
実際、「聞き流し」と「ながら聞き」は、何かをしながら英語を聞くという点においては明確な違いはありませんが、当ブログでは違いを示すために便宜上、次のように使い分けています。
- 聞き流し
-
効果があまり期待できないリスニング学習
- ながら聞き
-
効果が期待できるリスニング学習
では、何を持って「ながら聞き」とするのかということですが、
ポイントは3つ
- 集中度の違い
- 理解度の違い
- 再生時間の違い
詳しく解説していきます。
集中度の違い
聞き流しとながら聞きの一番大きな違いは、リスニングに対する集中度の違いです。
聞き流しは、BGM的に英語音声をなんとなく聞いているだけなので、リスニングへの集中度はかなり低い状態です。
一方、ながら聞きは「聞く」という方に主眼を置いていますので、ある程度集中して英語を聴きながら、簡単な作業をします。
このように、聞き流しとながら聞きでは、リスニングに対する優先度が違います。
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理解度の違い
集中度が違うということは当然、内容に対する理解度も変わってきます。
聞き流しでは、前後の文脈を意識していないので、全体的な内容はほとんど頭に入ってきません。
そのため、新しく再生する音源は聞き流しにはあまり適していません。
一方、ながら聞きはリスニングがメインの活動なので、初見の音源でも問題なくストーリーを追うことができます。
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再生時間の違い
聞き流しは、リスニングに対する重要度と集中度が低いため、長時間聴いていてもあまり支障がありません。

実際には脳が疲弊しているけどね
しかし、ながら聞きでは、ある程度集中して音源を聴きますので、長時間聴き続けるのは大変です。
また、リスニングはただ長く聴けば良いというものではなく、内容を理解しようと努めながら聴いているかが重要です。
効果的なリスニングを行うには、長くても1〜2時間までで、それ以上は生産性が著しく下がります。
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ながら聞きに適した作業の条件
では、どんな場面で「ながら聞き」をすればいいのでしょうか?
ポイントは3つ
- 頭を使わない単純作業
- 毎日のように行う作業
- 15分〜1時間程度の作業
詳しく解説していきます。
頭を使わない単純作業
リスニング学習はある程度集中して聴かないと意味がないので、ながら聞きは計算・判断・文字を読むなどの思考を必要としない作業と一緒に行う必要があります。
例えば、
- 掃除
- 洗濯
- ストレッチ
など、あまり考えなくても体が動く作業が適しています。
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毎日のように行う作業
毎日のように行なっている作業は、ルーティン化されているので、脳のリソースをあまり消費せずに済み、多少複雑な作業でも、集中してリスニングができます。
例えば、
- 車の運転
- 電車やバスでの通勤
- 料理
など、初めは思考を必要とする作業でも、毎日行うことによって、一連の流れを半自動的に行えるようになります。
また、ながら聞きを日常的に行う作業と紐付けることによって、英語学習の習慣化という効果も期待できます。
このように、すでに行なっている習慣と新しい習慣を紐づけるテクニックをHabit Stackingといいます。
詳しくは、こちらのページで解説しているので、興味があれば読んでみてください。
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15分〜1時間程度の作業
英語のリスニングは高い集中力を必要とするので、いくら単純作業だとしても、一日中聞き続けるというのは現実的ではありません。
その人の英語のレベルにもよりますが、目安としては1時間程度が心地よく聞ける上限ではないでしょうか。
また、あまり短すぎても効果を得にくいので、最低15分程度の長さは確保したいところです。
例えば、
- ウォーキング
- 入浴
など、30分程度のアクティビティがちょうどいいでしょう。
ながら聞きにはワイヤレスイヤホンが必須と言っても過言ではありません。
私は長らくiPhone付属の有線のイヤホンを使っていましたが、思い切ってAirpodsに変えてから、生活が一変しました。
おそらく、ワイヤレスのイヤホンを使っていなかったら、今のようにいつでも気軽にPodcastを聴くことはなかったでしょう。
決して安い買い物ではないですが、英語に真剣に取り組んでいる人にとっては、十分なリターンがある自己投資ではないでしょうか。
ちなみに、私が使っているのはこちらのApple Airpods(第3世代)ですが、音質もクリアで耳馴染みが良く、ストレスなくリスニングができています。
おわりに

ながら聞きは、元々他の作業に充てていた時間を使って行うので、新たに学習時間を捻出する必要がありません。
また、習慣的に行なっている作業と紐付けるだけなので、モチベーションをあまり必要としません。
このように、社会人の英語学習の大きな障壁となる、学習時間の確保と習慣化の難しさという二つの問題を、一発で解決してくれるのがながら聞きです。
ぜひ、隠れた可処分時間を有効に使って、英語学習に励んでもらえればと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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