タフティのメタパワーとは?
「引き寄せ」を超える現実創造のメソッドとして、各方面で大注目の一冊、
タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド
この難解なタフティの理論を、英語版TUFTIも交えながら、どこよりもわかりやすい解説を目指してお届けするタフティ徹底解説シリーズ。
第6弾の今回は、
メタパワー
というワードについて深掘りしたいと思います。
それでは、始めていきましょう。
前回までの記事はこちら


TUFTI the Priestess
Live Strolling Through A Movie
英語の難易度:
- ページ数:206ページ
- 著者:Vadim Zeland
- 発売日:2018年11月12日
メタパワーとは
本書では、
実は裏側の力があるのです。それがメタパワーです。
と、あまりのも唐突に登場するので、困惑したという人も少なくないと思いますが、このメタパワーという存在はタフティのメソッドを実践する上で、とても重要な概念になるので、ちゃんと理解をしておく必要があります。
メタパワーを端的に表すと、
台本を意図的に変えるための実行力
ということになります。
この辺からタフティの理論の難解度が一気にレベルアップするので、しっかりポイントを押さえておきましょう。
現実を構築するための実行条件は3つ
- 鏡の向こう側に移動する
- 仮想マネキンから指示を出す
- メタパワーを使う
それでは、詳しく解説していきます。
鏡の法則
メタパワーを理解する上で重要な概念が鏡の法則です。
本書での鏡の法則は、「この世界は自分の内側を投影している」という意味で使われている心理学用語の鏡の法則とは趣旨が異なりますので、別物と考えてください。
まず、タフティの鏡の法則を学ぶにあたって、あなたの世界観の中で受け入れなければならないことがあります。
それは、
あなたのいる世界は、触れられるものがすべてではない
ということです。
通常の鏡の中に映っているあなたは、物質的な像としてのあなたに外部からの光が反射して映し出されたあなたです。
お互いに触れることはできませんが、どちらのあなたも現実の中で存在しているということになります。
現実もこの鏡とよく似た性質を持っています。
しかし、現実という鏡は、普通の鏡の仕組みとは逆で、像と映っている姿が逆転しています。
つまり、
映像の実体は鏡の向こう側にあり、こちら側はその映像が反映された鏡の世界
ということになります。
映画で例えると、鏡の向こう側が実際に俳優たちが演じているリアルの撮影現場で、こちら側がスクリーンの中の映像ということになります。
そのため、いくらこちら側の世界から台本を変えようとあがいても、そのコマのシーンを変えることはできません。

ほう!ということは…
そうです。
勘のいいあなたなら、すでに気づいているでしょう。
現実の台本を変えるには、鏡の向こう側の世界から働きかける必要があるのです。
Physical reality is like a frame, which moves along a film roll, only the film roll is primary, and the film itself is secondary, and so physical reality is a reflection of the object, located somewhere there, on the other side.
TUFTI the Priestess, P51
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仮想マネキン
では、どうすれば鏡の向こう側に移動することができるのでしょうか?
結論として、鏡の向こう側に移動する具体的な方法というものはありません。
なぜなら、あなたの意識が気づきの中心点に移動し、現実の中で目覚めている時、すでにあなたは鏡の向こう側の世界に移動しているからです。
タフティは、私たちが鏡のこちら側の世界にいる時と向こう側にいる時を次のように表現しています。
- 鏡の正面には物質的なマネキンが存在している
- 鏡の反対側には仮想的なマネキンが存在している
普段のあなた、すなわち眠っている状態のあなたの意識は物質的なマネキンの中にいますが、あなたが目覚めるとあなたの意識はその物質的なマネキンから仮想マネキンへと移動します。
マネキンとありますが、これは扱っているボディが変わるということではなく、あなたの意識が鏡の向こう側、例えるならば操縦席やモニタールームのような領域に移るというイメージです。
しかし、現実は鏡が逆転した世界なので、こちら側が物質的でリアルな世界なのに対し、実体のある向こう側がバーチャルということになります。

こっちが映像なのにリアルで、あっちが実物なのにバーチャル??

うん、この概念は混乱しやすいので、じっくりと理解していこう
これはアクションゲームのモーションキャプチャーに例えるとわかりやすいかもしれません。
実際に映像化(物質化)されているゲーム内でのキャラクターのアクションは物質的マネキンとしてのあなたで、その動きを仮想的に表現(コントロール)しているのは外側にいる仮想マネキンとしてのあなたです。
画面の外のあなたの動きは画面の中のキャラクターの動きと同期していますが、画面内のキャラクターからはあなたの動きを制御することはできません。
あなたが画面内のキャラクター側の世界に落ちている時、あなたはオートパイロットモードでその挙動を台本に委ねてしまっている状態になっています。

タフティはこの件について、
自己認識がないと、台本があなたの三つ編みの先を引っ掛けて操作する
という表現で警告しています。
したがって、鏡のこちら側の世界で現実として起こっていることにではなく、鏡の反対側の映像の実体の方に意識を移すことができれば、自分自身も、これから来る未来のことも自由に構築できるということです。
しかし厄介なのは、「鏡」というだけあって、どちらの世界にいてもすべてのものが全く同じに映るので、見た目上は全然区別がつかないということです。
このトラップを回避するための方法は、
自分自身という認識を、あなたの体ではなく意識で判別する
ということです。
要するに、自分が今何をしているかということではなく、自分が今していることをどの意識レベルから見ているかというのが重要になります。
It is your attention that moves, not your body, but this is sufficient, because you are your attention.
TUFTI the Priestess, P52
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メタパワーの重要性
鏡の向こう側に意識を移すだけでは現実を構築することはできないのでしょうか?
目覚めて鏡の向こう側の世界に移動しただけでは、現実を構築したことにはならず、その状態から台本を入れ替えるという作業が必要になります。
本書ではメタパワーを明確に定義している記述がありませんが、メタパワーとはこの現実世界を動かしている駆動システムを正しく動かすためのオペレーション能力のようなものだと解釈しています。
現実を構築することについて、タフティはこのように助言しています。
現実そのものを構築するには、意識、意図、そしてメタパワーを使ったまったく違う方法が必要なのです。
タフティ・ザ・プリーステス 世界が変わる現実創造のメソッド P87
これは車の自動運転に例えることができます。
- 意識は、あなたがどこかに行こうと思い運転席(気づきの中心点)に座ること
- 意図は、実際に行動に移すためにナビ(三つ編み)で目的地を設定すること
- メタパワーは、そのオペレーションシステムを使いこなす能力
- あとは車(現実)が勝手にあなたを目的地(思い描いた未来)まで連れて行ってくれる
という感じです。
したがって、
三つ編みを扱う能力(メタパワー)が低いと、引き寄せる未来を設定できない
ということになります。
しかも、この現実という車は、ガソリンが切れるまで止まることがないので、次の目的地が設定されるまではAI(台本)が暫定的にコースを決めて走り続けます。

However, you move reality in a completely different way, with attention, intention, and meta-power.
TUFTI the Priestess, P53
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まとめ

メタパワーをスピリチュアル的に表現すると、ソース(源)に願いをオーダーするときのコマンド実行能力に近いのではないでしょうか。
ソースを端的に表すと、物質化される前のあらゆるパターンの存在が格納された宇宙倉庫のようなものです。
ソースに正しい方法で指示(コマンド)を送れば、指示通りに物質化した現実がそのうちやってくるという仕組みです。

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そのためには、三つ編みを正しく使って、ソースに的確にコマンドを送る必要があります。
そのコマンド実行能力であるメタパワーを使う上で欠かせないのが正しい自己認識です。
そこで次回は、「あなたは何者なのか?」という究極の問いについて深掘りしたいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

- 現実世界を動かしている駆動システムを扱う能力がメタパワー
- 現実は鏡に例えられるが、像と映っているものが入れ替わっている
- 鏡のこちら側には物理的マネキン、向こう側には仮想マネキンが存在している
- 鏡のこちら側は映像化されたフィルムで、映像の実体は向こう側にある
- 目覚めることによって現実を構築できる仮想マネキンに意識が移る
- 台本に現実を乗っ取られないためには自己認識が必要
