どうすれば英語の発音が上手くなるのか?
英語の発音への苦手意識は、日本人の英語学習者の多くが抱えている問題です。
えいじどんなに練習しても、ネイティブのような発音にならない…
という悩みを抱えている人も多いかと思いますが、安心してください。
英語の発音は才能ではなく、少しのコツさえ掴めば誰でも上手くなることができます。
そこで、今回お話しするテーマはこちら、
- 英語発音のコツ【基本編】
- 日本人が苦手な音(TH・L・R・V)の発音のコツ
- よくある難しい単語の発音のコツ
- 英語の発音が上手くなる方法
- ネイティブのように英語を発音するコツ
それでは、始めていきましょう。

英語発音のコツ【基本編】
それぞれの音の解説にいく前に、まずは英語発音の基本的なコツから押さえていきましょう。
英語発音の基本的なコツは6つ
- 口と舌を使う意識
- 喉を開いて、リラックスさせる
- 腹式呼吸で息をたっぷり使う
- スペルではなく音にフォーカスする
- 少しゆっくり喋る
- すべての文字をしっかり発音しようとしない
口と舌を使う意識
まず大前提として、英語は日本語と違い、口と舌の動きで音をコントロールする要素が強い言語です。
そのため、普段日本語で喋る時と同じような口の使い方では、英語をうまく発音することができません。
| 日本語 | 英語 | |
|---|---|---|
| 発声 | 平坦で均一 | 明確な音の違い |
| 口の動き | 少しだけ開く | 大きく開く |
| 舌の動き | 常に弛緩。中心から動かない | 前後左右に大きく動く |
| 息遣い | ほとんどの音は強い息遣い不要 | 意識的に息遣いをコントロール |
ネイティブの人が喋っているところをよく観察してみると、歯が常に見えていることに気が付きます。
それだけ、口を広く大きく開けて発声しているということです。逆に、日本語はしゃべっている時でも歯があまり見えません。
最初は違和感がありますが、英語を喋る時は口をいつもより大きく開ける意識で喋ると、口と舌の動きがスムーズにつながります。
喉を開いて、リラックスさせる
英語には有声音(声帯を震わせる)と無声音(声帯を震わせない)という概念があるため、日本語で喋る時よりも喉を使う意識をします。
日本語は口元で発声するので、ある程度ボソボソしゃべっても相手に伝わりますが、英語の場合は全く伝わりません。
コツとしては、喉をしっかり開いて、リラックスさせて、声帯の少し奥にある空間を起点にして、声を出すイメージです。
日本語の場合は、声帯の手前側、舌のやや奥くらいを起点にして発声している人が多いと思うので、この起点をぐっと下の方に移動させる感じです。
えいじどうしても喉に力が入ってしまう…
という人は、軽くあくびをするイメージで声を出すと、感覚が掴めるかと思います。
声のトーンは、日本語で話す時よりも低くなり、太く響きます。
実は、このテクニックは日本語を話す時や歌を歌う時でも使えます。
おそらく、声優や俳優など声のプロは、このような発声方法を使っていると思われます。
腹式呼吸で息をたっぷり使う
日本語は、あまり息を使わずに発声できるので、基本的には胸式呼吸です。
しかし、英語は息の使い方が重要なので、しっかりと横隔膜を使った腹式呼吸で発声する必要があります。
この時、丹田(へその少し上あたり)を意識して、重心を下げるイメージでどっしり構えます。
そうすると、自然と腹式呼吸になり、たっぷりと息が使えるようになります。
それに応じて、喉もリラックスしやすくなり、スムーズに太くて響く英語の声が出せるようになります。
まさに、「腹から声を出す」という状態です。
また、息は途中で止めずに、次の息継ぎまで吐き切るイメージでフレーズを言い切った方がより自然な英語に聞こえます。
スペルではなく音にフォーカスする
英語の最も厄介なことの一つが、音とスペルが一致していないことです。
ある程度の規則性はありますが、スペルを頼るにはイレギュラーが多すぎます。
例えば、
という、「ough」という綴りがある4つの単語がありますが、すべて発音が違います。
逆に、
- see / sea
- to / two / too
といった違うスペルで全く同じ発音をするものがあります。
これは、カタカナ表記の英語をそのまま発音しないようにするということでもあります。
特に初心者の人は、
- work →「ワーク」
- really →「リアリー」
と、カタカナ英語でそのまま発音してしまいがちなので、注意しましょう。
初心者の人がスペルに頼らず、音にフォーカスするには、発音記号を覚えるのが有効です。
というように、発音記号と実際の音を覚えておけば、辞書を引くだけでも、ある程度忠実に音を再現することができます。
また、発音記号を覚えることは、英語の音の種類そのものを覚えることでもあるのでおすすめです。
少しゆっくり喋る
英語の発音がうまくいかない大きな原因の一つが、「早口で喋りすぎる」ことです。
理由は、ネイティブと同じスピードで喋ろうとしてしまうからです。
特に、口舌の動きや息遣いといった基本的な発音の動作をマスターしていない初心者は要注意です。
何となくの発音で、スピードだけ速くなり、実は全く使い物にならない英語の癖がついてしまう危険性があります。
ただ、「ゆっくり喋る」ということの意味を正しく理解する必要があります。
これは、
- ロボットのように不自然に遅く喋る
- 一語一語単体で発音する
- 文章の間に長い間を作る
ということではありません。
あくまでも、
- 自然なリズムで
- 母音を少し伸ばし気味で
- 重要な単語にしっかりとストレスを加える
というように、ポイントをしっかり押さえながら丁寧に発音するというニュアンスです。
また、ややゆっくり目に丁寧に喋ることは、
- 落ち着いて
- 自信を持って
- コントロールしながら喋る
という意味合いもあります。
また、ネイティブの人が速くしゃべっているように聞こえるのは、リエゾンやリダクションで音数を極限まで削っているからであって、急いでしゃべっているからではありません。
すべての文字をしっかり発音しようとしない
先ほど、英語の音は口を大きく広げて、舌の動きを意識しながら発音すると解説しましたが、すべての音に対して大きな動きを適用する必要はありません。
実際、英語の音のほとんどは、
- 弱く発音する
- 曖昧に発音する
- 発音しない(サイレント)
というケースがほとんどで、力をこめてしっかり発音するのは、その文章の中で重要な単語や、意味を強調したい場合だけです。
日本語の場合、すべての音を均一に発音するため、どうしてもすべての音をしっかり発音してしまいがちですが、そのことが逆にネイティブ感を損なう原因になります。
例えば、次のような単語を、
- together → to-ge-ther
- probably → pro-ba-bly
- interesting → in-ter-es-ting
というように、すべての音を均一に発音してしまうのはNGです。
実際には、
- together → tə-GE-ther
- probably → PRO-bly
- interesting → IN-tre-sting
というように、1語の中でストレスをかける箇所は1つ(ないしは2つ)で、それ以外のところは曖昧に発音するか、場合によっては発音しません。
日本人は真面目な性格な人が比較的多いかと思いますが、英語の発音に関しては、ポイントだけ押さえて、あとは少々ラフなくらいがちょうどいいかと思います。
日本人が苦手な音(TH・L・R・V)の発音のコツ
ここでは、特に日本人が苦手としている、
- TH
- L
- R
- V
の4つの発音のコツについて解説していきます。
各項目ごとに詳しく解説しているので、気になるところだけチェックしてもらえればと思います。
THの発音のコツ
THの発音のコツは主に3つあります。
THの発音のコツは3つ
- 舌の先を若干前歯の外側に出す
- 空気をやさしく押し出す
- 2種類の音の違い(/θ/ /ð/)を覚える
それぞれ解説していきます。
舌の先を若干前歯の外側に出す
THの音は、舌先を軽く上下の前歯で挟み、そこに軽く空気圧をかけることで、あの独特な掠れた音が出ます。
この音が苦手な人は、舌を十分に歯の前に出せていないことが多く、「s」の発音になってしまっています。
また、息を吐き出す前に、舌先を歯の間に置いて準備してから、舌を引くと同時にスッと息を外に出すようにすると、舌と歯が擦れる音が自然に出ます。
げん丸うまく息が出せない…
という人は、息を吐くと同時に、舌を歯の間に入れようとしているので、スムーズな空気の流れができません。
この時、口と舌をリラックスさせて、舌を強く噛みすぎないようにしましょう。
空気をやさしく押し出す
THの音は、空気の流れで作る音なので、息の押し出しが十分でないとうまく音が出ません。
THの音は、舌の位置ばかりに意識が行きがちですが、この息の押し出しが重要です。
コツとしては、ふわっと長く息を出すのではなく、「フッ」と短く切るように出すことです。
イメージとしては、舌と歯で止めていた空気を、舌を引くことによって、空気が自然に外に押し出される感覚です。
なので、無理やり肺の力で息を吹きかけてしまうと、うまく発音できません。
2種類の音の違い(/θ/ /ð/)を覚える
THの音には2種類あります。
- think → /θ/ (無声音)
- 声帯を振るわせない
- 舌の摩擦音+息だけで音を作る
- 発音サンプル:think
- this → /ð/ (有声音)
- 声帯を振るわせる
- 舌の摩擦音+息+声帯で音を作る
- 発音サンプル:this
音自体は全く違って聞こえますが、口の形や息の使い方は全く一緒で、声帯を震わせるかどうかの違いしかありません。
声帯の振動を確認するには、喉仏のあたりを軽く手で押さえると、感覚を掴みやすいと思います。
THの音がうまく発音できないと、
- think → sink
- this → dis / zis
のように、聞こえてしまいます。
しかしながら、実際の会話では、弱く発音する単語は、「d」や「z」の音で発音しているネイティブの人もいます。
例えば、「the」の音などは、しっかり舌を歯に挟まずに、軽く舌を上の前歯の裏に当るようにして「d」に近い音で発音することが多いです。
Lの発音のコツ
Lの発音のコツは主に3つあります。
Lの発音のコツは3つ
- 舌の先を上前歯の裏に当てる
- 舌を歯の裏から離す時に発声する
- 息は舌の横から漏れるイメージ
それぞれ解説していきます。
舌の先を上前歯の裏に当てる
発声する前に、舌の先を上前歯の根本あたりに当てます。
THのときは舌をリラックスさせていましたが、Lの時は舌先に少しテンションを加えた方がスムーズに発音できます。
舌先がしっかりと歯に当たっていないと、Lの音に聞こえず、日本語のラ行のようなLとRの中間のような音が出てしまいます。
Lの発音が苦手という人は、舌先が天井部分に当たっている場合が多いので、意識して舌先をしっかり歯まで伸ばす意識をしましょう。
この状態で声帯を震わせると「ウ」と「ン」の中間のような音(willのll部分の発音)になります。
舌の位置が正しくないとこの発音ができないので、まずはこの音が出せるか確認をしましょう。
舌を歯の裏から離す時に発声する
Lの音は、上前歯の裏に当てた舌先を勢いよく離して、弾くように発声します。
この時、あらかじめ先ほどの「ll」の音を作っておくとスムーズに発声できます。
発声と同時に舌先を前歯に当てても、うまく発音できません。
息は舌の横から漏れるイメージ
先ほどのTHの音は前歯の方から息を軽く押し出すイメージでしたが、Lの音は舌の横から空気が漏れるようなイメージです。
そのため、舌の形はやや縦長に伸びて、左右に空間ができます。
逆に、前歯の方は舌と前歯が当たって塞がっているため、空気は通りません。
Rの発音のコツ
Rの発音のコツは主に3つあります。
Rの発音のコツは3つ
- 舌を引っ込める
- 舌先をどこにも当てない
- 唇を少し丸くする
それぞれ解説していきます。
舌を引っ込める
Lの音は舌を伸ばしますが、Rの音は舌を縮めて奥に引っ込めます。
この時、舌を巻かないように注意しましょう。
舌をロールさせるのではなく、お椀のような形にして、空間を作るようなイメージです。
舌を引っ込めてから、少し上に上げながら発声すると、綺麗にRの音が出ます。
舌先をどこにも当てない
舌を引っ込めた際、舌先をどこにも当てないようにします。
この時、天井や喉の奥に舌先を当ててしまうと、うまくRの音が響きません。
唇を少し丸くする
舌を引っ込めるとき、唇の形を少し丸くすると、口の中に空間を作りやすいです。
日本語の「ウ」と「オ」の中間くらいの唇の形になるイメージです。
この時、唇をやや前に出すと、スムーズに発声できます。
Vの発音のコツ
Vの発音のコツは主に3つあります。
Vの発音のコツは3つ
- 下唇を上前歯の下に当てる
- その状態をキープしたまま声帯を震わせる
- 空気を完全に止めない
それぞれ解説していきます。
下唇を上前歯の下に当てる
Vの音は、上前歯で下唇を軽く噛むようにします。
上唇を少し上げると、自然に下唇を噛む形ができます。
この時、舌はあまり関与しません。空気を塞がないように、やや下の方に引っ込めて、待機している感じです。
その状態をキープしたまま声帯を震わせる
先ほどのTHやLは舌先を弾いて音を出しましたが、Vは下唇を軽く噛んだ状態をキープしたまま、声帯を震わせます。
そして、しっかりと振動音を出してからmその後に続く母音の形に移行します。
例えば「V」の場合、イメージとしては、「ヴ」と発音してから、一瞬遅れて「ィ」とテンションを逃す感じです。
空気を完全に止めない
下唇を軽く噛んだ時に、空気が抜ける道を完全に塞いでしまうと、うまく発音できません。
なので、歯の先が軽く触れる程度にとどめ、空気が歯と唇の間から自然に漏れるようにします。
声帯を震わせると同時に、下唇も振動するようなイメージです。
よくある難しい単語の発音のコツ
ここでは、日本人が苦手としている代表的な単語の発音のコツをいくつか紹介します。
reallyの発音のコツ
reallyの発音のコツは3つ
- Rの音を強調しない
- すべての音を発音しない
- 1音節目にストレスをかける
Rの音を強調しない
最初のRの音を強調しすぎてしまうと、不自然に聞こえてしまいます。
力を入れすぎたり、舌を巻いたりしないように注意しましょう。
日本語の「リ」の感覚だと強すぎるので、母音は曖昧にします。
すべての音を発音しない
「really」をそのままスペル通りに「リアリー」とはっきり発音してしまうと、不自然に聞こえます。
- /ˈrɪəli/ or
- /ˈrɪli/
というように、「a」の音は曖昧にするか、省略(リダクション)します。
1音節目にストレスをかける
先ほど、最初のRの音を強調しすぎないようにと言いましたが、ストレスは1音節目の「Re」にかけます。
なので、Rの音は曖昧にしながらも、母音の「e」の部分は強く発声するようなイメージです。
- RE-ally
- re-AL-ly
ただ、母音は「イ」と、口を広げてはっきり発音せず、口をリラックスさせて曖昧に発音します。
- /rɪ-/
- /ri-/
threeの発音のコツ
threeの発音のコツは3つ
- THの音は声帯を震わせない
- Rの音は軽く滑らかに
- 母音を長めに
THの音は声帯を震わせない
THの音は無声音なので、声帯を震わせず、舌と歯の間を通る空気の音だけで発声します。
そのため、日本語の「スリー」をイメージしてしまうと、最初のTHで声が出てしまうので注意しましょう。
Rの音は軽く滑らかに
THで引っ込めた舌を、そのままキープして、声帯を震わせます。
この時、THとRを分けないで、「thr」を一塊として捉えるとスムーズです。
空気の流れは止めずに、一気に「thr」まで持っていきます。
母音を長めに
「thr」の後、声帯を震わせたまま、口の形を「イ」に変えます。
息は止めずに、そのまま「eeee」とやや長めに母音を伸ばします。
workの発音のコツ
workの発音のコツは3つ
- 母音を意識する
- Rを母音にくっつける
- 最後のKは軽く置いてくるように
母音を意識する
workは、WやKよりも、真ん中のOに意識を集中させます。
逆に、日本語の「ウォーク」のようにはっきり発音してしまうと、不自然に聞こえます。
Wは口の形を整えるだけで十分です。
Rを母音にくっつける
Oに続くRは分解せず、「or」を一つの母音として捉えます。
そして、頭のWもOにくっついています。
なので、「w+o+r」ではなく「wor」が一音と捉えるとスムーズです。
最後のKは軽く置いてくるように
最後のKは、日本語の「ク」のようにはっきりは言いません。
「wor」を一音で発声したら、最後に「k」と、そっとおいてくるようなイメージです。
earlyの発音のコツ
earlyの発音のコツは3つ
- 最初からRの形に持っていく
- earとlyを切り離さない
- lyの音を軽く短く
最初からRの形に持っていく
earlyはスペルが「ea」から始まっているので、どうしても「アー」と発音したくなりますが、実はこの母音は発音しません。
workの「w」を抜いた形( /ɝː/ )で、実質的には「rly」のようなイメージです。
earとlyを切り離さない
earlyは母音から始まるので、「ly」を切り離したくなりますが、「early」をひとまとまりとして発音します。
ストレスも「ear」の方に起きます。
イメージとしては、「EAR-ly」という感じです。
lyの音を軽く短く
最後のlyは、唯一の子音なので、強く言いたくなりますが、これは抑え気味で、軽く短く切るように発声します。
なので、「リー」ではなく「リィ」のような感じで、語尾は伸ばしません。
togetherの発音のコツ
togetherの発音のコツは3つ
- toの母音は削る
- 真ん中の音節(geth)にストレスを置く
- 最後のerはソフトに
toの母音は削る
頭の「to」は「トゥー」とはっきり発音せずに、母音を削って「タ」と「ト」の中間くらいの音を軽く叩くように発音します。
- to → /tə/ (schwa)
真ん中の音節(geth)にストレスを置く
ストレスは、中間の音節「geth」に置きます。
特に「ge」の音をやや大袈裟に、長めに発声します。
「th」に比重をかけすぎると、その後の「er」も強くなってしまうので、注意しましょう。
最後のerはソフトに
最後の「er」は「アー」とはっきり発音せずに、曖昧な母音(/ər/)にします。
ほとんど消失するくらいでも構いません。
earthの発音のコツ
earthの発音のコツは3つ
- R+母音の音を意識する
- THの時にしっかりと舌を前に出す
- 慌てて言おうとない
R+母音の音を意識する
earthのスペルは「ea」から始まるので、「アー」や「イア」と言ってしまいそうになりますが、始めの音はR+母音(/ɝː/)です。
そのため、口の中は最初からRの形にして、そのまま発声します。
THの時にしっかりと舌を前に出す
earthは最初のRで舌を引っ込めるので、最後のTHの音が疎かになりがちです。
しっかりと舌を前歯に挟む意識を忘れずに、空気を軽く押し出します。
ただ、この時声帯は振るわせずに、空気の摩擦音だけで音を出します。
慌てて言おうとない
earthは短い単語なので、どうしても一音で短く言いたくなりますが、「ear」の部分はやや伸ばし気味の方が自然です。
そして、最後にTHで確実に締めるイメージです。
慌てて言おうとしてしまうと、最後のTHが不十分になるので注意しましょう。
learnの発音のコツ
learnの発音のコツは3つ
- 最初のLの音をはっきりと発音する
- R+母音を意識する
- 最後のNは軽く流す
最初のLの音をはっきりと発音する
冒頭のLは、舌先をしっかりと上前歯の裏に当てて、英語のLの音をはっきりと出します。
ここでしっかりとLの音を出さないと、RとLの間の日本語の「ラ」に近い音になってしまうので注意しましょう。
R+母音を意識する
冒頭のLの音に気を取られすぎると、真ん中のR+母音(/ɝː/)が疎かになりがちなので、ここもしっかり意識します。
また、Lの音とR+母音、さらに次のNは分解せずに、滑らかに繋いで発音するイメージです。
むしろ、「learn」という一つの音として覚えてしまうくらいの意識で問題ありません。
最後のNは軽く流す
最後のNは、「ン」としっかり発音せずに、舌を軽く天井にくっつけるようなイメージで自然に締めます。
感覚が掴みにくい場合は、「ンヌ」と言いながら声帯は震わせないようにフェードアウトするとスムーズです。
英語の発音が上手くなる方法
ここでは、発音を上達させるための実践方法をいくつか紹介します。
英語の発音が上手くなる3つの方法
- 一音ずつ丁寧に矯正してく
- 自分の声を録音する
- リスニングとスピーキングを組み合わせる
それぞれ解説していきます。
一音ずつ丁寧に矯正してく
発音矯正は、すべての英語の音をじっくり確実にクリアしていくことが一番の近道です。
そのため、最初は文章の音読練習はせずに、
- 音の違い
- 口の形
- 息の出し方
- 声帯の使い方
- 母音の伸ばし方
といった基本を、徹底的に叩き込みます。
理論も大事ですが、ここではあなたの身体的感覚が重要です。
えいじギター初心者がコードの音と指の形を覚えるのに近いね
自分の声を録音する
自分の声、特に英語で話している声を録音するのは、最初は非常に抵抗を感じます。
しかし、本気で発音を良くしたいなら、この工程は避けて通れません。
しかも、人間は主観で物事を捉えると、良い方に補正がかかるようになっているので、喋りながらだと結構上手く喋れている気がします。
そこで、自分の声の録音を聞いてみると、自分のイメージと実際の発音のギャップに愕然とします。
これも、自分の声の録音を敬遠する原因の一つですが、しばらく我慢して続けていると、だんだんそのギャップは埋まっていきます。
えいじ誰に聞かせるわけでもないので、心置きなく失敗しよう
リスニングとスピーキングを組み合わせる
発音を練習する時は、必ず「リスニング→音読」の順で行います。
特に初心者の頃は、音読単体で行っても大した効果は得られないどころか、変な癖がついて、逆効果になる可能性もあります。
なので、必ず正しい発音を確認してから、その直後に音読をするようにしましょう。
ただし、シャドーイングは難易度が高いので、初心者にはおすすめしません。
最初はリピーティング(音声が終わった後に音読)で練習し、その後オーバーラッピング(音声と同時に音読)に移り、余裕ができたらシャドーイングを取り入れるといいでしょう。
ただ、発音練習はとても地味なので、よほどの情熱がない限り長続きしません。
ですので、初心者の人はまず次のような総合型のスピーキングアプリで、英語力全体を底上げした方が効果を感じやすいかと思います。
ネイティブのように英語を発音するコツ
ここでは、ネイティブの英語に近づくために、より自然に英語を話すコツをいくつか紹介します。
ネイティブのように英語を発音する5つのコツ
- すべての音をしっかりと発音しようとしない
- 個々の音よりもストレスを意識する
- 音の流れの滑らかさを意識する
- 慌てずにゆったりと話す
- 完璧さではなく自然さを磨く
それぞれ解説していきます。
すべての音をしっかりと発音しようとしない
ネイティブと非ネイティブの話し方の一番大きな違いは、リダクションやサイレントの使い方です。
実は、ネイティブは一つ一つの音の正確さはあまり気にしておらず、それよりもリズムや流れを重要視しています。
そのため、ポイントだけ押さえて多少ラフに発音した方が、かえってネイティブっぽく聞こえます。
個々の音よりもストレスを意識する
英語の発音はどうしても、音の出し方に注目しがちですが、それと同じくらい大事なのがストレスです。
また、1つの文章の中で、ストレスがかかる単語は2〜3個しかありません。
そのため、すべての単語を力を込めてはっきりと発音してしまうと、逆に不自然に聞こえます。
音の流れの滑らかさを意識する
ネイティブの人は、単語単位ではなく、チャンク(複数の単語の塊)ごとに区切ってまとめて言い切る意識が強いです。
そのため、一つ一つの単語を正確に発音しようとすると、音の流れが分断されてしまい、不自然に聞こえてしまいます。
なので、「ここからここまで」というチャンクを見定めたら、多少うまく発音できなくても、止まらずに一気に言い切ったほうが、ネイティブには伝わりやすい場合があります。
慌てずにゆったりと話す
我々英語学習者にとって、ネイティブの会話スピードは恐ろしく速く感じるかと思いますが、彼らは決して急いでしゃべっているわけではありません。
先ほど紹介したリダクション・サイレント・チャンクで話すというテクニックを駆使して、文章を極限まで圧縮してしゃべっているので速く感じるだけで、実際はゆったり落ち着いて話しているのがわかります。
特に、英語スキルがまだ高くない時ほど、焦ってしゃべると伝わりません。初心者の人ほど、ゆったりと喋るように心がけましょう。
完璧さではなく自然さを磨く
ネイティブのような発音を目指すときの根本的なマインドセットは、完璧さより自然さを意識することです。
人間は完璧さを求めると、失敗を恐れるようになり、どうしても固くなります。
その緊張感は相手にも伝わり、会話自体がギクシャクしたものになりかねません。
それよりも、多少の失敗は気にせずに、よりあなたらしさを出すことを意識して、リラックスしてしゃべるようにしましょう。
精神論にはなってしまいますが、あなたの発する言葉に気持ちが乗っかっている時は、相手にも伝わりやすくなります。
なので、英語自体のクオリティよりも、
- 自然な相槌
- 自然な表情
- 自然なトーン
といった、言語以外のところにフォーカスしましょう。
そうすれば、自ずと英語のクオリティも上がってきます。
えいじでも、どうしてもネイティブ並みの発音を手に入れたいんだ!
という人は、英語の発音に特化したサービスを検討するのも手です。
専門家のサポートを借りながら進めていけば、早ければ2ヶ月ほどで自然な発音を身につけることができます。
発音矯正に最も力を入れているサービスの一つが、ハツオンという発音専門のコーチングスクールです。
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まとめ

英語の発音を良くするコツ【まとめ】
- 英語発音のコツ【基本編】
- 口と舌を使う意識
- 喉を開いて、リラックスさせる
- 腹式呼吸で息をたっぷり使う
- スペルではなく音にフォーカスする
- 少しゆっくり喋る
- すべての文字をしっかり発音しようとしない
- 日本人が苦手な音(TH・L・R・V)の発音のコツ
- THの発音のコツ
- 舌の先を若干前歯の外側に出す
- 空気をやさしく押し出す
- 2種類の音の違い(/θ/ /ð/)を覚える
- Lの発音のコツ
- 舌の先を上前歯の裏に当てる
- 舌を歯の裏から離す時に発声する
- 息は舌の横から漏れるイメージ
- Rの発音のコツ
- 舌を引っ込める
- 舌先をどこにも当てない
- 唇を少し丸くする
- Vの発音のコツ
- 下唇を上前歯の下に当てる
- その状態をキープしたまま声帯を震わせる
- 空気を完全に止めない
- THの発音のコツ
- よくある難しい単語の発音のコツ
- reallyの発音のコツ
- Rの音を強調しない
- すべての音を発音しない
- 1音節目にストレスをかける
- threeの発音のコツ
- THの音は声帯を震わせない
- Rの音は軽く滑らかに
- 母音を長めに
- workの発音のコツ
- 母音を意識する
- Rを母音にくっつける
- 最後のKは軽く置いてくるように
- earlyの発音のコツ
- 最初からRの形に持っていく
- earとlyを切り離さない
- lyの音を軽く短く
- togetherの発音のコツ
- toの母音は削る
- 真ん中の音節(geth)にストレスを置く
- 最後のerはソフトに
- earthの発音のコツ
- R+母音の音を意識する
- THの時にしっかりと舌を前に出す
- 慌てて言おうとない
- learnの発音のコツ
- 最初のLの音をはっきりと発音する
- R+母音を意識する
- 最後のNは軽く流す
- reallyの発音のコツ
- 英語の発音が上手くなる方法
- 一音ずつ丁寧に矯正してく
- 自分の声を録音する
- リスニングとスピーキングを組み合わせる
- ネイティブのように英語を発音するコツ
- すべての音をしっかりと発音しようとしない
- 個々の音よりもストレスを意識する
- 音の流れの滑らかさを意識する
- 慌てずにゆったりと話す
- 完璧さではなく自然さを磨く
英語学習において、
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
の4技能は、習得にある程度時間がかかり、一朝一夕では目に見えた成果は出せません。
しかし、発音だけは違います。
コツさえ掴めば、1回の練習で一気にジャンプアップすることも可能です。
逆に、直そうという意識がないと良くならないのも発音です。
しかも、発音が良くなると、相手に伝わる率がグッと高まり、結果的に英語の生産性が上がります。
なので、英語の停滞期にいる人は、発音を重点的に強化してみるのも一つの手です。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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