ディクテーションは、英語の音声を聞いて文字に書き起こす学習法ですが、
えいじ書くのが間に合わない…
と、悩んでいる人も多いかと思います。
しかし、ディクテーションで間に合わないと感じるのは、そもそものやり方が間違っている可能性が高いです。
まず大前提として、ディクテーションはシャドーイングのように、リアルタイムで書き起こすものではありません。
一部でそのような方法も紹介されていますが、基本的には一文ずつ音声を止めて、聞こえた音を書き取っていく方法です。
そこで今回は、ディクテーションの本来の使い方を踏まえ、「ディクテーションが間に合わない3つの原因と対処法」について、詳しく解説していきます。

この記事を書いた人
- 英語学習歴20年以上
- 3年間のアメリカ留学を経験
- ネイティブと英語Podcast配信
ディクテーションが間に合わない3つの原因と対処法
当ブログでは、ディクテーションはリスニングの練習というより、知らない単語や文法を音から覚える学習というスタンスをとっています。
そのため、世間で紹介されているような、「聞き取れる音声を正しく書く練習」としてのディクテーションはおすすめしていません。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
しかし、
げん丸一文ずつ止めてるけど、それでも間に合わないよ!
という人もいるかと思いますが、原因は主に3つ考えられます。
ディクテーションが間に合わない理由
- 知らない単語・文法で止まっている
- 一度に聞く量が長すぎる
- 手書きに時間がかかっている
それぞれ見ていきましょう。
知らない単語・文法で止まっている
聞き取れない単語や、組み立てがわからない文で手が止まるのは、ディクテーションではむしろ自然なことです。
なぜなら、ディクテーションは、知っている単語を正しく書く練習ではなく、知らない単語を次から認識できるようにする練習だからです。
何度聞いても書けない箇所は、スクリプトで確認して覚えます。
スペルがわからない単語も、書いている最中は正確さを気にしなくて構いません。
とりあえず、音から想像したスペルをメモしておきましょう。
また、ディクテーションでは、単語や文法の知識である程度補完しながら聞いていけるので、単語や文法の知識量が少ない状態だと、止まる頻度が高くなります。
なので、ディクテーションに使う素材の難易度が高すぎて、書くのが間に合わないということも考えられます。
えいじ1文の中で1〜2個わからない単語があるくらいが理想かな

一度に聞く量が長すぎる
ディクテーションは、リスニングしてから書き取るまでにタイムラグがあるので、聞き取れていても、忘れてしまって書くのが間に合わないことがあります。
この場合は、単純に記憶力の問題なので、一度に聞く文章を短くしましょう。
方法としては、最初から短い例文が載っている参考書やアプリなどを使うのが簡単です。
長文を使う場合は、1文ごとに区切って、止めながら行いましょう。
一文でも覚えきれない場合は、さらに細かくブロックごとに区切っても構いません。
慣れてきたら、徐々に1回ごとの長さを長くしていきましょう。
また、一度通しでざっくり聞いて全体的な内容を把握してから、パートごとに分ける方法でも構いません。
えいじただ、再生の長さと文章の難易度は別の問題なので、切り分けて考えよう

手書きに時間がかかっている
ディクテーションは、文字を実際に書く作業なので、一語一句すべてを丁寧に書いていると、時間がかかり過ぎてしまう場合があります。
その場合は、単語を省略したり、記号化したりして、文字数を短縮しても構いません。
例えば、
- something → sth
- problem → prob
- I don’t know → idk
など、自分が読み返したときにわかればよしとします。
げん丸スペルは正確に書かなくてもいいの?
と思うかもしれませんが、今の時代、英単語のスペルを手書きで正確に書ける必要性はそこまで高くありません。
日本語の漢字と同じで、書けなくても、読めて認識できれば十分です。
手書きが苦手な人は、パソコンやスマホのタイピングでも構いません。
でも、
げん丸スペルも完璧に覚えたいんだ!
という人は、簡単に答え合わせができるアプリやWebサービスを使うのが便利です。
ディクテーションができるアプリは、レッスンの中に音声を聞いてスペルを打ち込む形式のトレーニングが実装されているスタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)がおすすめです。
現在、7日間無料で利用できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

おわりに

ディクテーションが間に合わないと悩んでいる人は、そもそもディクテーションに求める学習効果を正しく捉えられていない可能性があります。
ディクテーションは、焦って書き起こすトレーニングではなく、聞こえない音や知らない単語を一つずつ確かめていくトレーニングです。
なので、一度ですべてを聞き取れなければ、繰り返し聞いても構いません。
瞬発力を鍛えたい場合は、シャドーイングや瞬間英作文の方が適しています。
ぜひ、目的に合った方法を選んでいただければと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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