【朝・昼・夜】時間帯別おすすめ英語学習方法とインプット量を稼ぐヒント

前回の記事、英語を勉強する時間がない?忙しい社会人が学習時間を捻出する方法&15分ルールでは、いかに学習時間を捻出するかという話をしました。

しかし、いざやってみるときつすぎたり、あまり集中してできなかったりということがあります。

学習計画を立てる際、単純な合計時間とは別にもうひとつ意識すべき点があります。

それは、時間帯によってパフォーマンスレベルに差があるということです。

今回は、時間帯別のおすすめの学習方法と効率よく学習時間を稼ぐヒントを紹介していきます。

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時間帯によるパフォーマンスレベルの違いを意識する

最も生産性が高いのは朝と夕方

私が最も集中力と生産性が上がると感じる時間帯は朝の出勤前夕方です。

朝食を取っている人の場合、一般的には朝食前の方が集中できると言われていますが、私は朝食前はまだ脳がシャットダウンしている状態で、朝食を取るとスイッチがオンになるので、朝食後の方がパフォーマンスが上がると感じています。この辺は人それぞれなので自分に合っている方を採用してください。

夕方は仕事の疲労がある状態ですが、胃の中に何も入っておらず血糖値が安定している状態なので、意外と集中できます。

えいじ

本日最後の一踏ん張り!

という感じで、残りのエネルギーをすべて投入できます。

基本的には朝が一番おすすめですが、どうしても朝はつらいという人には夕方がおすすめです。

また、人間の本来持つバイオリズムの観点から見ても、朝と夕方というのは一日のうちで最も集中力が高まる時間帯とされています。

この時間帯は、自己啓発書TEDなど、新たな知識を入れるようなコンテンツを集中して読んだり聴いたりするチャンスです。

この時間帯を死守すれば、あとの学習は成り行きで行っても構わないと言えるくらい重要な時間帯です。

最も生産性が低いのは昼食後〜15時頃

逆にパフォーマンスが下がるのは、昼食後から15時頃までの時間帯ですです。

なので、お昼休みは集中して本を読んだり単語を覚えたりするよりも、リラックスしてリスニングができるAudibleやPodcastでの多聴がお勧めです。

えいじ

目を休めるという意味でもおすすめだよ

しかし、どんな学習法でもパフォーマンスが上がらないと感じながら無理にやるとストレスになってしまいますし、そのような状態で学習を続けても望むような結果を得ることができません。

そのような時は、割り切って仮眠や散歩などの休息に充てましょう。

ちなみに私は昼食後、15分程度洋書の小説をAudible×Kindle同時進行で読んでいます。

就寝前も有効、ただしスクリーンを見るものは避ける

実は就寝前も英語学習には有効な時間帯です。

寝る前にインプットした情報は記憶に定着しやすいので、暗記復習が特に効果的です。

ただし、寝る前は当然疲れているので、精力的なインプットには向いていません。

考えさせられるような内容やショッキングな内容の本も、脳が覚醒してしまうのであまりおすすめはしません。

また、スクリーンを見る必要がある学習も睡眠に悪影響を与えるので控えた方がいいです。

おすすめは、やや簡単すぎると思われる児童書の多読(紙の本またはKindle Paperwhiteなどの読書専用端末)、またはAudibleによる多聴です。

このときはあまり勉強と思わず、まどろみながらまったりと物語を楽しみましょう。

また、パラパラと気軽に読めるライトな内容の雑誌も悪くありません。

効率よく学習時間を稼ぐには

30分早く起きる

英語学習をはじめ、生産的な活動をするのに最も適している時間帯はです。

前章でも話した通り、帰宅後はすでに日中の仕事で脳が疲労が疲弊しているので、パフォーマンスが著しく下がっている状態です。

同じ30分の学習時間でも、朝行うのと帰宅後行うのでは結果が全く違ってきます。

しかし、今の生活リズムでただでさえ忙しい朝に、そのままそっくり英語学習の時間を組み込むのは現実的であありません。

ここはもう、シンプルに30分早く起きてその時間を英語学習に充てるしかありません。

当然あなたの思考は抵抗を始めるでしょうが、本当に英語を上達させたいと思うなら、これくらいの覚悟はどうしても必要になってきます。

最初は結構きついと思いますが、30分早く起きて朝学習するということ自体が1日の中での成功体験になります。

すでにその日のスモールウィン(Small win)を勝ち取ることになるので、例えそのほかの時間でダラダラ過ごしてしまったとしても、罪悪感をそこまで感じず自己肯定感を高いレベルで保つことができます。

また、朝に英語学習を行う最大のメリットは、その他の予定に影響されないということです。

帰宅後に行う場合、

  • 残業
  • 同僚や友人からの食事の誘い
  • 行きたいイベントがある
  • 見たいテレビ番組がある
  • 仕事による疲労困憊

などの理由により、どうしてもその日によってスケジュールが変動する確率が高くなります。

その点、朝であればスケジュールが固定でき、頭と身体がフレッシュな状態で学習に取り組むことができます。

そのようにして1日にいいリズムができ、習慣化が加速するといいう好循環が生まれます。

げん丸

そのためには30分早く寝ることブヒな…zzz

隙間時間を活用する

大前提として、英語を上達させたい場合、高い集中力が必要な高負荷の学習を行う時間を毎日ある程度持つことは必要です。

ただ、一日のうち英語学習だけに充てられる時間というのは限られています。

しかし、100%集中できないからといって、英語学習を諦めるのはもったいないことです。

例えば、

  • 通勤
  • 洗濯
  • 掃除
  • 料理
  • ストレッチ・筋膜リリース
  • その他単純作業

などを行なっている時は、机に向かって行うような本格的な学習はできませんが、ある程度の集中力は担保できるので、PodcastやAudibleでの多聴でインプット量を稼ぎましょう。

ダラダラする時間を予定に組み込む

英語学習に限らず生産的な活動というのは、身体や脳に負荷がかかります。

人間の脳は生存本能として、できる限りエネルギーの消費を抑える選択をしようとします。

やるべきことがあるのにスマホを無目的に見続けてしまったり、ベッドやソファでゴロゴロしてしまったりするのはそのためです。

この本能はかなり強力なので、相当意識していないと無意識にダラダラする方向にいってしまいます。

そうかといって、全くダラダラしないというのも精神衛生上あまり良くありません。

人間にはダラダラしたり、ぼーっとしたりする時間も必要です。

そこで、あらかじめこのダラダラする時間を予定に組み込んでしまいます。

例えば、

えいじ

よし、夕食後から寝る前までは思いっきりダラダラするぞ!

というように、ダラダラすると決めたら心置きなくダラダラします。

一番いけないのは、罪悪感を感じながら際限なくダラダラしたり、そのことで自分を責めたりすることです。

あとで思いっきりダラダラできると思えば、今目の前にあるタスクに集中することに対してそこまで抵抗感を感じなくなります。

そのようにして、ONとOFFのスイッチをうまくコントロールできると、生活にメリハリが出て良いリズムが生まれまてきます。

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英語学習はメインとサブをバランスよく

英語学習において、精読や精聴など一つの英文に対してとことん向き合うことも大事ですが、一方で多読や多聴でとにかく数をこなす・量を稼ぐということも同じくらい大切です。

今回あげた時間帯によるパフォーマンスの違いはあくまでも一般論なので、あなたの生活リズムの中で感じる感覚に従って適切な学習を選んでもらえればと思います。

私個人の感覚としては、メインの学習1:サブの学習2くらいの割合がちょうどいいのではないかと感じています。

例えば、1日90分英語学習に充てると決めたとしたら、メイン30分・サブ60分くらいのイメージです。

このくらいであれば、あまり苦にならずにコツコツと英語に取り組めるのではないでしょうか。

ぜひ、適材適所でスマートな英語学習を行なっていってもらえると嬉しいです。

最後に、朝の時間の過ごし方についておすすめの一冊を紹介して終わりたいと思います。

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