リーディング・リスニング・ボキャビルはそれぞれいつやるのがいいのか?
前回の記事、
では、いかに学習時間を捻出するかという話をしました。
しかし、いざやってみると、きつすぎたり、あまり集中してできなかったりということがあります。
学習計画を立てる際、単純な合計時間とは別に、
- 時間帯によってパフォーマンスレベルに差がある
- 学習内容によって適している時間帯が異なる
ということを意識する必要があります。
そこで、今回お話しするテーマがこちら、
- 時間帯別おすすめ英語学習方法
- 全時間帯でバランスよく学習時間を確保するためのヒント
それでは、始めていきましょう。
時間帯別おすすめ英語学習方法
英語学習は1日の中でどのような順序や優先度で行えばいいのでしょうか?
まず、英語の学習計画を作成する上で意識すべきなのは、時間帯によるパフォーマンスの違いです。
そうすると、自ずとやるべき学習が見えてきます。
ポイントは3つ
- 生産性が最も高いのは朝と夕方
- 生産性が最も低いのは昼食後〜15時頃
- 就寝前は記憶の定着に有効
詳しく解説していきます。
生産性が最も高いのは朝と夕方
私が最も集中力と生産性が高いと感じる時間帯は朝の出勤前と夕方です。
朝食を取っている人の場合、一般的には朝食前の方が集中できると言われていますが、私は朝食前はまだ脳がシャットダウンしている状態で、朝食を取るとスイッチがオンになるので、朝食後の方がパフォーマンスが上がると感じています。
この辺は人それぞれなので、自分に合っている方を採用してください。
夕方は仕事の疲労がある状態ですが、胃の中に何も入っておらず血糖値が安定している状態なので、意外と集中力が高まっています。

本日最後の一踏ん張り!
という感じで、残りのエネルギーをすべて投入できるという心理的な要因もあります。
基本的には朝が一番おすすめですが、どうしても朝はつらいという人は17時〜夕食前がおすすめです。
また、人間の本来持つバイオリズムの観点から見ても、朝と夕方は一日のうちで最も集中力が高まる時間帯とされています。
この時間帯におすすめの学習は、
- 自己啓発書
- TED
など、新たな知識を入れるようなコンテンツを集中して読んだり聴いたりするチャンスです。
このゴールデンタイムを死守できれば、あとの学習は成り行きで行っても構わないと言えるくらい重要な時間帯です。
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生産性が最も低いのは昼食後〜15時頃
パフォーマンスが最も下がるのは、昼食後から15時頃までの時間帯です。
したがって、お昼休みは集中して本を読んだり単語を覚えたりするよりも、
- Audible
- Podcast
などでリラックスしてリスニングをするのがおすすめです。

目を休めるという意味でもおすすめだよ
しかし、どんな学習法でも、パフォーマンスが上がらないと感じながら無理にやるとストレスになってしまいますし、そのような状態で学習を続けても望むような結果を得ることができません。
そんな時は割り切って、仮眠や散歩などの休息に充てましょう。
ちなみに私は昼食後、洋書の小説をAudible×Kindle同時進行で15分程度読んでいます。
Audible×Kindle同時進行の詳しい方法については、
の記事を参照してください。
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就寝前は記憶の定着に有効
実は、就寝前も英語学習に有効な時間帯です。
寝る前にインプットした情報は記憶に定着しやすいので、暗記や復習が特に効果的です。
ただし、寝る前は当然疲れているので、精力的なインプットには向いていません。
考えさせられるような内容やショッキングな内容の本も、脳が覚醒してしまうのであまりおすすめはしません。
また、スクリーンを見る必要がある学習も、睡眠に悪影響を与えるので控えた方がいいでしょう。
おすすめは、
- 児童書
のような、やや簡単すぎると思われるコンテンツでの多読(紙の本またはKindle Paperwhiteなどの読書専用端末)、またはAudibleによる多聴です。
このときはあまり勉強と思わず、まどろみながらまったりと物語を楽しみましょう。
また、パラパラと気軽に読めるライトな内容の雑誌も悪くありません。
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全時間帯でバランスよく学習時間を確保するためのヒント
では、1日を通してバランスよく英語学習の時間を取るにはどうすればいいでしょうか?
ポイントは3つ
- 30分早く起きる
- 隙間時間を活用する
- ダラダラする時間を予定に組み込む
詳しく解説していきます。
30分早く起きる
生産的な学習をするのに最も適している時間帯は朝ということは分かりました。
しかし実際には、ただでさえ忙しい朝にさらに英語学習の時間を組み込むというのはあまり現実的ではありません。
ここはもうシンプルに30分早く起きて、その時間を英語学習に充てるしかありません。
当然、あなたの潜在意識は急激な変化に抵抗をし始めるでしょう。
しかし、本当に英語を上達させたいと思うなら、最低限これくらいの覚悟はどうしても必要になってきます。
最初は結構きついと思いますが、30分早く起きて朝学習するということ自体が1日の中での成功体験になります。
すでにその日のスモールウィン(Small win)を勝ち取ることになるので、例えそのほかの時間でダラダラ過ごしてしまったとしても、罪悪感をそこまで感じず自己肯定感を高いレベルで保つことができます。
また、朝に英語学習を行う最大のメリットは、その他の予定に影響されないということです。
帰宅後に行う場合、
- 残業
- 同僚や友人からの食事の誘い
- 行きたいイベントがある
- 見たいテレビ番組がある
- 仕事による疲労困憊
などの理由により、どうしてもその日によってスケジュールが変動する確率が高くなります。
その点、朝であればスケジュールが固定でき、頭と身体が常にフレッシュな状態で学習に取り組むことができます。
そのようにして1日にいいリズムができ、習慣化が加速するといいう好循環が生まれます。

そのためには30分早く寝ることブヒな…zzz
習慣によって人生を変えたいと思っている人は、
の記事が参考になるかと思いますので、興味があれば読んでみてください。
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隙間時間を活用する
大前提として、英語を上達させたい場合、高い集中力が必要な高負荷の学習を毎日行うというのは重要です。
ただそうは言っても、現実的には一日のうち英語学習だけに充てられる時間というのは限られています。
しかし、100%集中できないからといって、英語学習を諦めるのはもったいないことです。
例えば、
- 通勤
- 洗濯
- 掃除
- 料理
- ストレッチ
など、思考をあまり必要としない単純作業を行なっている時は、PodcastやAudibleでの多聴でインプット量を稼ぎましょう。
スキマ時間のリスニングについては、
の記事で詳しく解説しているので、よかったら読んでみてください。
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ダラダラする時間を予定に組み込む
英語学習に限らず生産的な活動というのは、身体や脳に負荷がかかります。
人間の脳は生存本能として、できる限りエネルギーの消費を抑える選択をしようとします。
やるべきことがあるのにも関わらず、
- スマホを無目的に見続けてしまう
- ベッドやソファでゴロゴロしてしまう
ということに抗えないのはそのためです。
この本能はかなり強力なので、相当意識していないと無限にダラダラする方向にいってしまいます。
そうかといって、全くダラダラしないというのも精神衛生上あまり良くありません。
人間には、ダラダラしたり、ぼーっとしたりする時間も必要です。
そこで、あらかじめこのダラダラする時間を予定に組み込んでしまいます。
例えば、

よし、夕食後から寝る前までは思いっきりダラダラするぞ!
というように、ダラダラすると決めたら心置きなくダラダラします。
一番いけないのは、罪悪感を感じながら際限なくダラダラしたり、そのことで自分を責めたりすることです。
あとで思いっきりダラダラできると思えば、今目の前にあるタスクに集中することに対してそこまで抵抗感を感じなくなります。
そのようにして、ONとOFFのスイッチをうまくコントロールできると、生活にメリハリが出て良いリズムが生まれまてきます。
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おわりに

今回あげた時間帯によるパフォーマンスの違いはあくまでも一般論なので、あなたの生活リズムの中で感じる感覚に従って適切な学習を選んでもらえればと思います。
私個人の感覚としては、
メインの学習1:サブの学習2
くらいの割合がちょうどいいのではないかと感じています。
例えば、1日90分英語学習に充てると決めたとしたら、メイン30分・サブ60分くらいのイメージです。
このくらいであれば、あまり苦にならずにコツコツと英語に取り組めるのではないでしょうか。
ぜひ、適材適所でスマートな英語学習を行なっていってもらえればと思います。
最後に、朝の時間の過ごし方についておすすめの一冊を紹介して終わりたいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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