なぜカフェで本を読むと読書が捗るのか?
読書を習慣にしたいと思って、いざ本を読もうとしても、
集中力が続かない…
すぐに眠くなってしまう…
スマホが気になってしまう…
という人も多いかと思います。
そんなあなたに今回提案したいのは、
休日の朝に近くのカフェに出掛けて、本を読むことだけに集中する
という方法です。
この方法で最高の集中読書を実現するための要素が3つあります。
- カフェであること
- 自宅の近くであること
- 休日の朝であること
それでは、詳しく解説していきます。
なぜ本が読めないのか
なぜ読書を習慣づけることが難しいのでしょうか?
主な原因はこの3つ
- 自宅だと集中して読めない
- 平日は本を読む余裕がない
- 他にやることが多すぎる
理由は色々あるかと思いますが、大体この辺が根本的な原因かと思います。
自宅には、
- スマホ
- テレビ
- 漫画
- ベッド
といった様々な刺激や誘惑があり、読書という低刺激なアクティビティは必然的に優先度が下がってしまいます。
基本的に自宅は休息をする空間であり、どうしてもOFFの状態がデフォルトになるので、すぐに眠くなったり、横になりたくなってしまいます。
そのため、自宅で集中して本を読むには、かなり意識的に環境をコントロールする必要があり、普通にやるとほとんどの人が挫折することになります。
また、平日は仕事が忙しく、時間に追われているので、時間的・精神的な余裕がないという人も多いかと思います。
あるいは、空いた時間で読書をしようと思っても、他にやることが多すぎてなかなか習慣化できないという人もいるでしょう。
この3つの問題を解決するには単純に、
- 外に出かける
- 休日にまとめてやる
- 読書の時間を固定する
ということを行えばいいのですが、それをベストコンディションで行えるのが今回提案する、休日の朝に近所のカフェで集中読書という方法です。
もちろん、習慣という意味では毎日行った方がいいですが、学習効果という観点から言えば、同じ集中力で行ったと仮定した場合、1週間の学習の総ボリュームが同じであれば効果に優位差はないと考えます。
例えば、毎日20分ずつ行うのと、土日で70分ずつ行うのでは、学習効果に大きな差はありません。
なぜカフェだと集中して本を読めるのか

なぜカフェである必要があるのでしょうか?
主な理由は5つ
- 目的がブレない
- ちょうどいい料金
- 適度に人の目がある
- 心地よい環境音
- 読書をしていても迷惑にならない
それぞれ解説していきます。
目的がブレない
カフェにはやる気を削ぐような誘惑や障害物がないので、一旦カフェにさえ行ってしまえば、あとは本を読むだけという状態を生み出すことができます。
本を持ってカフェに行くということ自体が、明確な目的を持った行動なので、カフェに行ってから何か他のことをするということがありません。

でもスマホを見てしまうと罠にハマるので、スマホは見えないところにしまおう
ちょうどいい料金
そして、決して安くないドリンク代を払うことにより、この時間を無駄にしてはいけないという心理が働きます。
コーヒー一杯500円だとすると、この金額を純粋にコーヒー代と捉えると割りに合いませんが、この素晴らしい読書空間にお金を払っていると思えば、決して高すぎるものではありません。
モチベーションを保ちながら、毎週継続しても負担になりすぎない、ちょうどいい金額ではないでしょうか。
そして、この高純度の読書時間で得たものは、将来違う形で何百倍にもなって返ってくるので、自己投資としてはかなりのローリスク・ハイリターンです。
適度に人の目がある
カフェには他のお客さんや店員さんもいるので、くつろぎながらも自宅のようにだらけきることなく、適度な緊張感を保ちながら読書に集中することができます。
また、集中して読書をしている自分というのを公共の場で現すことによって、理想のセルフイメージが強く投影され、自己肯定感が高まります。
そして、その状態をまた味わいたいので、来週もカフェで読書をしたくなるという好循環が生まれます。
心地よい環境音
図書館は静かすぎてあまり集中できなかった…
という経験はないでしょうか?
実は、完全な無音よりも微かに環境音がある方が集中できるということが最近の研究で明らかになっています。
人は完全な静寂の中にいると頭の中の声が大きくなり、次々に浮かんでくる雑念を無視できなくなるからです。
朝のカフェはお客さんの数も少なく、一人で来ている人の割合が高いので、心地よい自然音が常に流れており、本来の目的である読書への集中は邪魔せずに、ちょうどよく雑念だけをかき消してくれます。
読書をしていても迷惑にならない
カフェはレストランほど気を使うことなく、食事を頼まずコーヒー一杯だけでも気まずくありません。
レストランですと、食べ終わってから読書をして滞在していると、なんとなく迷惑ではないかとそわそわしてしまいますが、カフェであればそんなことは気にせずに堂々と本を読むことができます。
ドリンク代はお店側もある程度の長居を想定した価格設定なので、気兼ねなく読書に集中しましょう。

でも、マナーとしてはコーヒー一杯で1時間くらいかな
なぜ自宅近くがいいのか
なぜ自宅近くのカフェの方がいいのでしょうか?
ポイントは3つ
- 移動距離に比例する心理的障壁
- ルーティン化と選択・意思決定のカット
- 新しいお店は刺激が強すぎる
それぞれ解説していきます。
移動距離に比例する心理的障壁
習慣化において、最も障害となることの一つが移動にかかる距離と時間です。
目的地まで行くための労力が大きくなるほど、その行動に対する心理的ハードルが高くなるので、読書を習慣化するという目的においては、移動距離は近いほど良いです。
どうしても隣駅のお気に入りのカフェがいい…
というのであれば仕方ありませんが、公共交通機関を使うことがプラスされるだけで一気にハードルが上がります。
悪天候の時はさらに抵抗が強まるので、できれば近所でお気に入りのお店を見つけることをお勧めします。
ルーティン化と選択・意思決定のカット
できれば、読書をするときはいつも同じ店に行くことをお勧めします。
お店を固定することによって、その行動がルーティン化し、脳がそのカフェを本を読むだけの空間と認識するので、読書への集中度がさらに増します。
そうすると、そのカフェに行こうと決めて行動をイメージした時点で、すでにマインドが読書モードに切り替わるようになります。
さらに、毎回同じ店に行くと決めることによって、その都度行われる選択と意思決定の工程をカットでき、余計な脳のリソースを消費せずに済むので、より読書に集中することができます。
新しいお店は刺激が強すぎる
カフェが好きな人は、新たなカフェを開拓したいと思うのは当然だと思います。
しかし、今回の目的はあくまでも読書を集中して行うことなので、カフェ巡りになってしまうと本来の目的から外れてしまいます。
新しい場所や街に来ることによって感じる高揚感や違和感が読書への集中を阻害します。
趣味としては素晴らしいカフェ巡りですが、それは別の趣味として読書抜きで行い、そのお店の魅力を存分に堪能してもらえればと思います。
それとは逆に、近所の同じ店に通うことによって、店員さんにも顔を覚えられ、店内の空気感や食器の使用感なども体に馴染んできて、第二のホームのような安心感が生まれるという効果もあります。
この快適さと非現実感の絶妙なバランスがさらに良い読書環境を作り出します。
なぜ休日の朝がいいのか
なぜ休日の朝に限定しているのでしょうか?
ポイントは3つ
- 時間を固定しやすい
- 精神的に余裕がある
- 比較的空いている
それぞれ解説していきます。
時間を固定しやすい
平日に比べ、休日の予定はイレギュラーなことが多いので、日中に予定を組んでしまうと、なかなか読書の時間を固定できません。
しかし、休日でも朝であれば、比較的予定を固定しやすく、スムーズに習慣化できます。
また、休日の朝にカフェで集中読書を行うことで、すっきりとした気持ちになり、その後の予定も精力的に行うことができるという効果もあります。
精神的に余裕がある
休日の朝は精神的に余裕がある状態なので、本に集中する準備ができています。
平日の朝はどうしても時間の制約があるので、常にタイムリミットを気にしながら本を読むことになり、読書への集中が阻害されます。
また、出勤前は少なからず仕事へ意識が向いているので、若干ソワソワしながら本を読むことになります。
一方で休日の朝は、一週間の仕事を終えた開放感に満ち溢れていて、エネルギーも満タンな状態なので、万全の体制で集中読書に臨むことができます。
比較的空いている
朝からお昼前くらいの時間帯のカフェは比較的空いていることが多く、一人で来ているお客さんも多いので、静かで優雅な時間が流れています。
モーニングがある昔ながらの喫茶店などは、まれに常連さんで埋まっているということもありますが、ランチタイムのようなグループ客による喧騒はほとんどないので、割と居心地がいいかと思います。
ほとんどのカフェはだいたい10〜11時開店のところが多いと思いますが、できれば朝7時くらいから開いているお店がおすすめです。
なるべく平日と同じ時間に起きて、7〜10時くらいの間にサクッと本を読めば、その後もたっぷり休日を堪能できます。
おわりに

今まで読書習慣がなかったという人は、まずは文庫本の小説でもいいので、休日の朝にカフェに出掛けて30分でも1時間でも読書に没頭するという経験をしてみてください。
それを続けていると、いつしかカフェでなくてもスキマ時間でどこでも集中して本を読む技術がついてきます。
そうなればしめたもので、あなたの読書量と読書スピードは加速度的に上昇していくことでしょう。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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