カフェや喫茶店で読書をするのは迷惑になるのか?
読書は自宅よりカフェでやった方が捗るという人も多いかと思いますが、

カフェで本を読むのは迷惑になるのかな…
と、気になっている人もいるのではないでしょうか。
しかし、カフェで読書することは迷惑にはなりません。

じゃあ、カフェで勉強やパソコン作業をするのはOK?
という疑問が浮かぶかと思いますが、残念ながら、カフェでの勉強や仕事は迷惑になる可能性が高いです。
そこで、今回お話しするテーマがこちら、
- カフェで読書は迷惑にならない理由
- なぜカフェで勉強・仕事は迷惑になるのか
それでは、始めていきましょう。
カフェで読書がOKで勉強や仕事が迷惑になる理由
カフェではどのような行為が迷惑になるのでしょうか?
まず、カフェで迷惑になることについて考える時にポイントとなる要素が2つあります。
ポイントは2つ
- 誰に対しての迷惑か
- カフェで迷惑になる行為の基準
それぞれ解説していきます。
誰に対しての迷惑か
カフェでの迷惑行為は、
- 店側(従業員・オーナー)
- 周りのお客さん
のどちらかに対してということになります。
店側への迷惑行為として主に考えられるのは、
- ドリンク一杯で長時間居座る
- ドリンクを飲み終わっても帰らない
- 電源を無断で使用する
といったことになりますが、どれもある程度店側でのコントロールが可能です。
カフェではドリンク代のほとんどが席代として計算されているため、たとえコーヒー一杯であろうと、その空間を満喫する権利を得たことになります。
そのため、レストランやラーメン屋などの飲食店のように、食べ終わったらすぐ帰るのがマナーという文化はありません。
また、店が混んでいるかどうかというのは、あなたには関わりのないことなので、店の混み具合を理由に帰るタイミングを早めるというのはナンセンスです。
ですから、コーヒー単品でも、常識的な時間の範囲で堂々とカフェを満喫すればいいのです。
したがって、カフェで配慮すべきは、あなたの行為を咎めることができない周りのお客さんに対して迷惑になっていないかということです。
カフェで迷惑になる行為の基準
周りのお客さんの迷惑にならないようにするということはすなわち、周りのお客さんの気分を害さないように気をつけるということです。
それを踏まえた上で、カフェでの迷惑行為を考えた時に基準となるポイントが3つあります。
ポイントは3つ
- 音が大きい
- 動きが多い
- カフェの空間に馴染んでいない
それぞれ解説していきます。
音が大きい
カフェは比較的静かな空間なので、音がなる動作は迷惑になる可能性があります。
そのため、
- マーカーのキューという音
- ペンで文字を書き込む音
- パソコンのキーボードのカタカタ音
といった音は、カフェでは非常に際立ってしまいます。
それが、カフェでの勉強や仕事が迷惑になる理由の一つです。
その点、読書はかすかにページをめくる音がたまにするだけで、ほぼ無音なので、迷惑にはなりません。
動きが多い
カフェは席と席の間に仕切りがなく、近い距離で隣り合っていることが多いため、視界の端でチラチラと気になってしまうような動きが多いと迷惑になる可能性があります。
そのため、
- しきりに本を開いたり閉じたりしてノートに書き込む
- パソコンのキーボードを忙しなくタイピングする
- スマホで延々とスクロールする
- スマホやパソコンで動画を見る
といった行動が必要な勉強や仕事は、カフェで迷惑になる可能性があります。
一方、読書は数分に一回ページをめくるという最小限の動きしかしないので、迷惑になりません。
カフェの空間に馴染んでいない
カフェという場所は基本的に、くつろいでホッと一息つくために来る場所です。
それは、おいしいコーヒーさえ飲めればそれで良いというわけではなく、そのカフェの雰囲気や同じ空間を共有している他のお客さんも含めた全体的な空気感に癒されに行っているところがあります。
しかし、勉強や仕事は「休憩・のんびり」とは真逆の行為であり、
- 努力している
- がんばっている
という周波数を出すことになるため、その感覚が周りのお客さんにも伝播してしまい、くつろぎにくくなってしまいます。
それとは反対に、読書にはどこか優雅な趣があり、休憩時間に行うことも自然なので、カフェのまったりした空気感を阻害しません。
そういった意味では、カフェで本を読む時は、紙の本かKindle Paperwhiteのような紙の感覚に近い電子書籍リーダーがおすすめです。
カフェで読書する人を迷惑だと感じる人の心理
では、なぜ一部の人たちはカフェでの読書を迷惑と感じるのでしょうか?
残念ながら、カフェで読書することはごく一部の人たちにはあまり良く思われていないのも事実です。
主な理由は3つ
- 飲食をしていない時間が長い
- 読書をする人に対して劣等感がある
- わざわざカフェで読書する感覚が理解できない
詳しく解説していきます。
飲食をしていない時間が長い
カフェで読書をしている人は、大概コーヒー一杯だけ注文して、あとはただひたすら本を読んでいるだけなので、実際に飲んだり食べたりしている時間の割合が少ないです。
しかし、一部の人はカフェをレストランやその他の飲食店と同じ感覚で捉えていて、
ダラダラと飲んでいないで、さっさと飲んで帰って欲しい…
とあなたのペースを歯痒く感じてしまいます。
しかし、この人は気になる音や動きなどの直接的な被害は全く被っていません。
これは完全にその人の主観であり、一般的には通用しない理屈です。
この人なりの正義感から、あなたの行動が気になってしょうがないだけです。
したがって、これは全く気にする必要がなく、堂々とあなたのペースでカフェを満喫すれば良いということになります。
読書をする人に対して劣等感がある
世の中には、自分がしたいと思っていてもできないことをしている人を見るとイラッとするという人たちが一定数います。
そのため、あなたがただ本を読んでいるだけでも、
読書をしているということをアピールしたいのか…
読書って意識高い系の人たちがすることでしょ…
スマホでゲームばかりしている自分って…
というように、その人たちの心の奥の見たくない感情を掘り起こしてしまい、イライラさせてしまうことがあります。
ですが、こちらも前述の理由と同様、完全な主観なので気にする必要はありません。
ただ、世の中にはそのように感じる人たちが存在するということを認識しておくと、今後の対応もスムーズになります。
わざわざカフェで読書する感覚が理解できない
世の中には、自分の価値観と合わない行動をする人を見るとモヤッとするという人たちが一定数います。
そのため、カフェ読書があなたにとって至高の時間でも、
なんでわざわざカフェに来てまで本を読んでいるんだろう…
他の人もいるし、音もするし、集中できないだろうに…
自宅や図書館で読めばいいのに…
というように、その感覚が理解できない人には、奇異な行動に映り、モヤモヤさせてしまうことがあります。
これも、他の理由と同様、全く気にする必要はありません。
しかし、注意したいのは、こちらもカフェでの読書が良いものだという価値観を押し付けないということです。
そのため、誰かにそのようなことを指摘されても、ムキになって反論や説得をせずに、スマートにその場をやり過ごしましょう。
過剰な配慮に注意
これら3つの理由に共通することは、
- 音
- 動き
- 匂い
- 映像
などの直接的な被害は被っていないにも関わらず、その人の主観で物事を見すぎていることで不快な感情が起こるということです。
理想を言えば、このような人たちにも配慮して、誰にも見えないところで読書をするのが一番なのでしょうが、そうすると、
- 電車の中
- 職場の休憩時間
- 病院の待合室
といったところでも、本を読むのにいちいち気を使う必要が出てきてしまい、今度は自分が生きづらくなってしまいます。
そのため、あなたの行動による直接的な被害、あるいは常識の範疇を超えたことがないのであれば、あとは他の人がどう感じるかはあなたにはコントロールできない領域なので、過剰に気を使う必要はありません。
おわりに

カフェのドリンク代には席代が考慮されているとはいえ、あまりにも長い時間居座るのはマナー違反です。
店によっては、制限時間が設けられているところもありますが、常識的な感覚では、コーヒー1杯で1時間くらいが限度ではないでしょうか。
私がカフェで読書をする場合は、コーヒー1杯をだいたい30〜45分くらいかけて飲むので、コーヒーを飲み終わってキリのいいところまで読んだら帰るようにしています。
また、他にもカフェでの読書が迷惑になるケースとして、
- ページをめくる音がやたら大きい
- ページをめくるたびに指先をぺろっと潤す
- 不適切な内容の本を読んでいる
といったことが挙げられます。
しかしながら、よっぽどのことがない限り、カフェ読書は迷惑になりません。
どうか、自分も周りの人もハッピーでいられるようなスマートな所作を心がけて、心置きなくカフェ読書を満喫してもらえればと思います。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。

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