深い瞑想に入る方法を13ステップで解説【初心者でも簡単】

瞑想は長くやれば良いというわけではなく、いかに深い瞑想状態に入れるかというのが重要です。

深い瞑想状態に入るには「ただ座る」ということに尽きるのですが、瞑想初心者の人にとっては、ただ座ると言う状態がどのような状態か掴みにくいかと思います。

そこで、今回お話しするテーマがこちら、

それでは、始めていきましょう。

Contents

深い瞑想に入るための瞑想のやり方

瞑想を行う前に、まずは落ち着いて瞑想ができるよう環境を整えてください。

  • 部屋の照明を落とす
  • テレビ・ラジオ・音楽など音が出るものを消す(瞑想用の音楽はOK)
  • スマホを機内モードにするか通知のサウンドをオフにする

また、誰かと一緒に住んでいる場合は、瞑想を行うことを同居人に伝えて声をかけないようにしてもらいましょう。

えいじ

時間が限られている場合は、タイマーや瞑想アプリを使って時間をセットしよう

げん丸

最初は10分くらいから始めるのがおすすめブヒよ

STEP

あぐらまたは椅子にリラックスして座る

床の上に座布団やクッションを敷き、あぐらをかいて楽な姿勢で座ります。

あぐらがきつい場合は椅子でもOKです。

ただし、フカフカのソファーは姿勢を保つのが難しいのであまりお勧めしません。

また、座禅のように足をしっかり組む必要はありません。

STEP

姿勢を整える

座る位置が定ったら、体全体の姿勢を整えます。

  • 腰を反らないように背筋を伸ばす
  • 丹田に少し力を入れて骨盤を立たせる
    • 尾骶骨・背骨・頭頂部が一直線になっているイメージ
    • 臀部の硬い骨の部分が設置面に垂直にあたるイメージ
  • 肩甲骨を軽く寄せて肩をストンと落とす
    • 肩甲骨を軽く寄せて、自然に胸郭が開くイメージ
    • 肩がすくんだり、胸を張りすぎないように注意
  • 顎を少し引いて、頭の重さを首にしっかり乗せる
    • 顎を下に向けて角度を変えるのではなく、頭を後に引くイメージ

体が硬い場合や巻き肩の場合は無理をせず、痛みが生じない範囲で姿勢を整え、リラックスできる状態で座ります。

手の位置や形は自由です。私はいつも人差し指と親指で輪っかを作って上に向けて膝近くの腿の上に載せる方法で行っています。

えいじ

このような坐禅用クッションを使うと骨盤が固定されて正しい姿勢を保ちやすくなるのでおすすめだよ

い草座布団と坐禅用クッションの自宅瞑想スペース
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目を閉じる

目を瞑るためにとグッと力を入れないように気を付けましょう。

瞼の裏にうっすら外の光を感じる程度で大丈夫です。

また、目を閉じ続けるのが辛い場合は、薄目や半目の状態でも構いません。

STEP

息をゆっくり吸っていき、お腹に空気を溜める

まずは息を吸う初動のきっかけとして、軽く肺を凹ませる感覚で息を「フーッ」と吐きます。

そして、お腹の底(丹田)に空気が上下縦方向に溜まっていくイメージで空気を吸っていきます。

この段階では、なるべく肺の上部には空気を入れないようにします。

この時、新鮮でおいしい空気が入ってくる感覚をイメージして吸っていきます。

また、ポジティブなエネルギーがキラキラした光(薄いピンクか金色)になって上から降ってきて体に入り隅々まで巡るイメージをするとより効果的です。

STEP

そのままさらに吸い続けて、胸に空気を溜める

横隔膜が十分に下がって胸骨の下の方まで空気が満たされたら、今度は胸の中に空気を満たしていきます。

自然に胸郭が広がっていくような感覚で息を吸い続けます。

空気が喉元まで溜まるのを感じたら、そこからさらに「スッスッ」とダメ押しで空気を入れて、肺がパンパンに膨らむのを感じます。

STEP

息を数秒間止める

空気がこれ以上入らないというところまで溜まったら、その状態で息を数秒間止めます

この時も、横隔膜のテンションを緩めずにストレッチされている感覚を維持します。

横隔膜が上がっているとグラウンディングがうまくできないので、グッと横隔膜を下げて丹田から第一チャクラ(会陰部)にかけて光の碇(または矢印)が地球の中心に向かって降りていき、自分の身体が地球にしっかりと根ざしているところをイメージします。

それと同時に、身体中のネガティブなエネルギーがドス黒い煙のようになってお腹の中心(丹田)に集まってくるのをイメージします。

グラウンディングのイメージ
STEP

息を吐き出す

モヤモヤした黒い塊がすべてお腹に集まって来るのをイメージできたら、「フーッ」または「ハーッ」と少し勢いをつけて、ただしなるべく時間をかけて外にその黒いモヤモヤの塊を吐き出すイメージで息を吐いていきます。

息を吐き切ったと感じたら、さらにそこから横隔膜をぐいっと上げ、肺を目一杯収縮させて、残っている空気を全部抜くイメージで「フッフッ」ともう一押しします。

STEP

しばらく深呼吸をを繰り返す

お腹の中の黒いモヤモヤが完全になくなり、体が軽くなる感覚が出てくるまでこの工程を繰り返します。

慣れてきたら、徐々に息を止める時間を延ばしていきます。

ただし、無理は禁物です。

STEP

自然な呼吸に戻す

自分の中で「整ったな」と感じたら、自然な呼吸に戻します。

自然な呼吸といっても、普段の呼吸よりはだいぶゆったりしているはずです。

呼吸をするときは、吐く方を意識して行い、吸うのはその反動で自然と空気が吸い込まれるくらいの意識でOKです。

この時、姿勢が崩れていたら微調整します。

ただし、あまり大きく体を動かしたり、細部を気にしすぎると瞑想状態が解除されてしまうので、あくまでも体を揺らす程度で収めます。

STEP

呼吸に意識を集中する

自然な呼吸のリズムが整ったら、精神を研ぎ澄ませ、意識を呼吸の動きに集中します。

慣れないうちは、呼吸に合わせて「吸っています、吐いています」と実際の呼吸の動きに合わせて心の中で実況するようにつぶやいてもOKです。

慣れてくると、言語を介さずに今起こっていることをそのまま観察できるようになります。

STEP

浮かんでくる雑念をそのまま観察する

どんなに呼吸に意識を集中させていても、雑念は必ず浮かんできます。

どうでもいいことからシリアスなことまで、ありとあらゆる声や感情が浮かんできますが、すべて自分のこととして受け取らず、あくまでも観察者としての立場を取り続けます。

とことん観察しきったら、その意識の塊が光と共に天に昇華して消えていくところをイメージします。

次々浮かんでくる雑念を注意深く観察しならがも、呼吸に向けた意識は常に外さないようにします。呼吸をしている(今ここにいる)自分の外側で雑念が浮かんでは消えていくイメージです。

もし、雑念が運んでくるネガティブな感情に支配されそうになった場合は、自分の周りに球体状の光のシールドがあり、ガードされているところをイメージします。

そのガードを崩さずに感情を自分の中に入れないようにして、浮かんできた事象をジャッジメントなしで淡々と観察して昇華されるのを待ちます。

部屋の中で台風が過ぎ去るのをじっと待っている時のように、外は騒がしいけど中にいれば安全というイメージでもOKです。

STEP

意識が変容するのを感じる

そのまま呼吸に集中し続けていると、ある地点で何にも集中していない状態になる時があります。

それが深い瞑想状態(DMN)に入ったということです。

無理に呼吸に意識を戻す必要はありません。

そのまま心地よく無の状態を味わいましょう。

そのままDMNの状態を維持し、深い瞑想状態に入っていくと、自分と自分以外の世界の境界がなくなっていく感覚を覚えると思います。

この感覚は、深い瞑想によって右脳が活性化している時に起こります。

DMN
デフォルトモードネットワーク
Default Mode Network
何に対しても集中していない状態。ぼーっとしている状態。深いリラックス状態。この状態の時に脳は情報を整理したり、不要な情報を消去したりしている。

STEP

ゆっくりと目をあけて瞑想を終える

時間が来ても、すぐに目を開けて体を動かさないようにします。

深い瞑想状態に入っていると、意識が上の方(高次元)に昇っているので、再度グラウンディングをして地球に戻ってくる必要があります。

第二チャクラ(丹田)と第一チャクラ(会陰部)に再度意識を下ろし、地球としっかり繋がっていることを確認してからゆっくり目を開けましょう。

上に上昇したまま急に瞑想を終えると、現実感がなくなったり、浮遊感が続いたりする場合があるためです。

最後に、軽くストレッチをしたり、頭や肩を軽く手で払うような動作をしてエネルギーを切ってから日常生活に戻ります。

深い瞑想に入るためのコツ

深い瞑想に入るためのコツはありますか?

ポイントは3つ

  • 最初は短い時間から行う
  • うまく集中できなくても気にしない
  • 寝落ちしないようにする

それぞれ解説していきます。

最初は短い時間から行う

はじめのうちは、目を瞑ってただ座るということに抵抗がある人がほとんどだと思いますので、まずは無理をせず5分間目を瞑って呼吸を整えるだけでもOKです。

それに慣れたら、今回紹介した手順で10分間行うことから始めましょう。

さらに慣れてくると、10分では物足りなくなってくるので、15分・20分と徐々に時間を伸ばしていきましょう。

最終的には1日30分程度行うと効果を実感しやすいですが、必ずしも1回で30分行わなくても大丈夫です。

朝晩それぞれ15分ずつでもいいですし、空いた時間に10分3セットでもOKです。

うまく集中できなくても気にしない

瞑想を始めたばかりの頃は心が整っていない状態なので、うまく集中できないのが普通です。

毎日行っているとだんだん心が整っていき、すぐに集中できるようになります。

最初は無理に集中しようとせず、あるがままを受け入れるところから練習していきましょう。

寝落ちしないようにする

深い瞑想状態と睡眠状態は紙一重ですが、完全に眠りに落ちてしまうと瞑想ではなくなってしまいます。

寝落ちしそうになっても、なるべく意識を覚醒させるよう集中してください。

睡魔にどうしても耐えられないというのは、重度の睡眠不足なので、瞑想は切り上げて短い仮眠を取ったほうが賢明です。

深い瞑想に入ると起こる現象

素人が深い瞑想を行なうのは危険ではないでしょうか?

瞑想による意識の変容は、オカルトや心霊現象ではないので、誰でも安心して瞑想を行うことができます

しかし、深い瞑想状態に入ると、身体や意識にあらゆる現象が起こる場合があります。

主な現象は3つ

  • 身体が勝手に揺れることがある
  • 自然に涙が溢れてくることがある
  • 光や音を感じることがある

瞑想でこれらの現象が起こるのは自然なことなので全く問題ありませんが、知らないで急に起こるとびっくりしてしまうので、事前情報としてあらかじめ知っておいて損はありません。

身体が勝手に揺れることがある

これは浅い瞑想状態でも現れる現象ですが、瞑想でエネルギーの循環が始まると、上半身が上下・左右またはぐるぐると円を描くように勝手に動くことがあります。

最初はびっくりするかもしれませんが、ちゃんと瞑想ができている証拠でもあるので、気にせず瞑想を続けましょう。

また、身体の揺れが起こらないからといって、瞑想がうまくいっていないということでもありません。

えいじ

僕も起こる時と起こらない時があるよ

自然に涙が溢れてくることがある

瞑想が深くなると自然に涙が溢れてくることがありますが、これは自然なことなので気にしなくても大丈夫です。

むしろ心の浄化のプロセスが正常に行われている証拠なので、無理に止めようとせず、そのまま身を委ねましょう。

光や音を感じることがある

瞑想中にさまざまな光を見たり、音を聞いたりすることもありかもしれませんが、それも自然なことなので気にしなくて大丈夫です。

幻覚や幻聴に思うかもしれませんが、DMNで左脳をシャットアウトして右脳優位の状態になると、クリエイティビティが解放されて普段感じないような感覚やセンスが顕在意識に昇ってくることがあります。

私の場合は、まぶたの裏にじわーっとあたたかい光が広がって、やがて全体を包むように拡大することが多いです。

深い瞑想をしないほうがいいケース

瞑想はいつ行なっても大丈夫でしょうか?

基本的に瞑想はいつ行なっても大丈夫なのですが、あまりやらないほうがいいケースというのもいくつかあります。

注意点は5つ

  • お酒を飲んだ後
  • 食後すぐ
  • カフェイン摂取後
  • 体調がすぐれない時
  • うつ症状のある人

それぞれ説明してきます。

お酒を飲んだ後

アルコールが入ると良くも悪くも感情の幅が大きくなるので、落ち着いて瞑想をすることが難しくなります。

また、集中力も落ちているので、呼吸に意識を戻すことができず、ネガティブな感情に押しつぶされる可能性があります。

お酒を飲んだ時は、瞑想は諦めてただリラックスしていましょう。

食後すぐ

食後すぐの満腹状態の時は、お腹が圧迫されて呼吸が苦しくなります。

また、消化に膨大なエネルギーを使っている最中なので、集中力を保つことが困難になります。

食後はお腹がある程度落ち着くまで待ちましょう。

瞑想を行うのにベストなタイミングは起床後就寝前で、いずれも空腹時です。

カフェイン摂取後

カフェインは脳を覚醒させ、心拍数を上げるので、深い呼吸を落ち着かせることが難しくなります。

また、カフェインに敏感な人は不安感焦燥感が強まってしまうので、カフェインの効果がある程度落ち着くまでは瞑想は控えましょう。

ただし、カフェイン耐性は人によって差があるので、一概には言えません。

体調がすぐれない時

風邪を引いていたり、疲労感が強い時も瞑想は控えたほうがいいです。

また、この後の予定のことが気になる時や、時間に余裕がない時も控えたほうが賢明です。

うつ症状のある人

うつ症状のある人は、下手に瞑想を行うと逆にネガティブな感情が増幅してしまう可能性があるので、様子を見ながら行なっていき、少しでも症状が悪化するようなら直ちに瞑想を中止しましょう。

おわりに

今回紹介した瞑想方法はややエネルギーワークに近く、多くのサイトなどで紹介されているマインドフルネスとは若干趣向が違っているかもしれません。

しかし、個人的には瞑想は頭と心のストレッチのようなものだと思っているので、凝り固まった思考のリンパを流すような感覚で行っています。

人それぞれ瞑想に対する捉え方や期待する効果は違うと思いますので、それぞれのスタイルでアレンジしてもらえればと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

現実創造がなかなかうまくいかない…

という人へ

現実創造はコツさえ掴めば、ある程度自分の人生をコントロールすることができます。

しかし、

望む未来を意図すれば、その現実がやってくる…

と、単純に言えない事情があります。

それは、我々の魂はそれぞれ、生まれてくる時に色々な「設定」をして、この地に降りてくるからです。

現実創造には、

  • カルマ
  • 過去世・前世
  • 宿命・運命
  • 使命・ミッション
  • ツインレイプログラム

といった、さまざまな条件が絡み合っており、特に宇宙由来の魂を持つスターシードライトワーカーの人たちは、説明できない生きづらさや物質世界に対する違和感を感じています。

そのような人たちは、魂レベルでのブロックが何層にも重なっている可能性があるので、自分の魂の起源を知るということが非常に有効になります。

もしあなたが、

  • 現実を変えようと行動すると、ひどい揺り戻しに遭う
  • 逆らえない大きな力の流れを感じる
  • 何かに強力に導かれているような気がする
  • あり得ないシンクロニシティが頻発する

といった自覚があるという場合は、ぜひこちらの記事を読んで、活路を見出すきっかけにしていただければ幸いです。

— 魂の起源を知る方法 —

えいじ
1982年東京生まれ・蟹座・血液型A型。
20代の頃にアメリカ・カリフォルニア州オレンジカウンティに留学。グラフィックデザインを専攻する。
趣味は洋書多読。難易度はあまり気にせず、興味のあるものからどんどん読んでいる。
英語学習歴は20年以上。
相棒はフレンチブルドッグのげん丸くん。

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