経営者カウンセリングのクライアントに共通する成功者の特徴とは?
の記事で、スピリチュアルカウンセリングに訪れるクライアントは成功している経営者の人が多いというお話しをしましたが、今回は、
- 経営者カウンセリングを通して明らかになった「ビジネスで成功する人の特徴」と「成功しない人の共通点」
ということで、両者の特徴について深掘りしたいと思います。
今回も、私の親類のスピリチュアルカウンセラーの方への取材を元に、現場レベルでの体感をお届けしたいと思います。
それでは、始めていきましょう。
ビジネスで成功する人の特徴・共通点
ビジネスで成功する人の特徴に共通点はある?
成功者の10の特徴
- 成功を通過点だと思っている
- 運を現実的に捉えている
- サインを見逃さないようにしている
- すぐに行動する
- 度胸・胆力・決断力が備わっている
- 生命力が高い
- 待ちの姿勢ではなく、チャンスを取りにいく姿勢
- 失敗を恐れない
- やれることをすべてやったあとは宇宙に任せる
- お金を稼ぐことに罪悪感がない
詳しく解説していきます。
成功を通過点だと思っている
カウンセリングに訪れるクライアントは、すでにある程度成功している経営者の方が多いのですが、なぜ彼らは成功してもなお、カウンセリングに定期的に訪れて、アドバイスを受け取るのでしょうか?
彼らにとって、現在の成功はあくまでも通過点であり、常に先を見据えて、変化を起こそうとしているからです。
そして、それができると心から信じているので、常人に比べて当たり前レベルの高さが尋常ではありません。
また、今の成功を通過点だと思っているので、その道中の小さな成功や失敗に一喜一憂しません。
そのため、未来へのビジョンが全くブレません。
運を現実的に捉えている
ある程度大きな成功を収めている人たちは、その成功が自分の実力だけで達成されたとは思っていません。
彼らは大事を成し遂げる上で、
- 自分でできること・コントロールできることには限界値がある
- チャンスや幸運など自分以外の力の介入が不可欠
ということを、経験上知っており、「運」というものを極めて現実的に捉えています。
そのため、彼らの中では、運はマネージメントするものという概念が根付いており、意図的に幸運を呼び込むという意識が非常に高いです。
サインを見逃さないようにしている
ビジネスで成功している人は、いかなるサインも見逃さないように、常にアンテナを張っています。
このサインというのは、具体的な兆候や流れの変化といったことに限らず、
- 印象的なイメージ・言葉
- シンクロニシティ
- 直感
といった、言語化が難しい領域のものも含みます。
つまり、起こること全てに意味があると信じ、そこから高次元のメッセージを受け取ろうという姿勢です。
そうすると、
- これはGOサイン
- これはチャンスのサイン
- これは待てのサイン
といったことが、直感的にわかるようになります。
彼らの中には、この高次のメッセージの受信能力である直感力を鍛えるという意味でも、定期的にセッションを受けているという人も少なくありません。
すぐに行動する
成功する人は、何かをやると決めたら、すぐに行動に移します。
事前のリサーチもそこそこに、なるべく早く行動を開始して、やりながら修正していきます。
結局、どんなに有能でも、この爆発的な瞬発力がなければ、成功を手にすることはありません。
むしろ、頭の良い人の方が、リスクや方法論にフォーカスしてしまい、スタートダッシュが切れないということがあります。
大きな成功を得るには、正しく馬鹿になる技術も時には必要です。
度胸・胆力・決断力が備わっている
成功するには行動力が大事だというのは頭ではわかっていますが、いざその場面になってみると、足がすくんで動けなるものです。
成功者とて、新しいことに挑戦するのは怖いですし、進む方向が本当に合っているのかという不安もあります。
しかし、彼らが常人と違うのは、
- 度胸
- 胆力
- 決断力
といった、行動を起こすための3大要素が十分に備わっているということです。
しかし、彼らも最初からそのような強靭なメンタルを持っていたわけではなく、若い頃から行動を繰り返すことによって、徐々に人として分厚くなっていったということがあります。
つまり、行動を起こすには度胸・胆力・決断力が必要ですが、それらを鍛えるにはまずは行動を起こすしかないというパラドックス的な関係性があります。
生命力が高い
成功者はシビアな状況でも行動ができる度胸・胆力・決断力が備わっていますが、この3つの要素を備えるには、高い生命力が必要になります。
この生命力というのは、
- 気力
- 体力
- バイタリティ
といった、人間としての基本的な出力の大きさです。
例えるならば、ターボエンジンの馬力のようなもので、生命力が高い人ほど、燃料タンクの容量が大きいということになります。
この生命力を鍛えるには、
- 食事
- 運動
- 睡眠
という、基本的なところに行きつきます。
ちなみに、生命力を上げるのに最も効率がいいのは筋トレです。
筋トレをすることによって、
- 基礎体力がつく
- 食事に気を使うようになる
- 運動と食事のおかげで睡眠の質が上がる
という好循環が生まれ、すべての必要項目を満遍なく向上させることができます。
成功している経営者の多くが、多忙の中でもジムに行って体を鍛える理由はここにあります。
待ちの姿勢ではなく、チャンスを取りにいく姿勢
成功者は待ちの姿勢ではなく、常にチャンスを狙って取りにいく能動的な姿勢を崩しません。
彼らは、自分でコントロールできない領域の力を信じている一方、自ら行動を起こしてチャンスを掴まない限り、成功はないという感覚も兼ね備えています。
成功している人は皆、この辺のバランス感覚が非常に優れています。
巷の引き寄せ関連の情報では、
- ワクワクすることだけをしていれば勝手に望む現実が引き寄せられる
- 宇宙に全てお任せ
- 現実は無視
というキャッチーなフレーズが先行し、あたかも現実創造に努力や積極性は不要という風潮がありますが、実際には自ら動いてチャンスメークするような能動的な姿勢が必要です。
正確には、自分でチャンスを作り出すというよりは、チャンスに巡り合う確率を上げるために、積極的に外へ出たり、人と会ったりして、周りの景色を変えていくという感覚が近いでしょうか。
失敗を恐れない
現在成功している人たちは、例外なく若い頃に行動して失敗した経験があります。
しかし、彼ら中にはこの、
行動 → 失敗
というセットを繰り返すことで達した境地のようなものがあります。
つまり、
先へ進むには、とにかく行動して失敗しないと始まらない
という原則があるので、彼らにとってはもはや失敗することは成功するための必須条件であり、失敗を恐れて行動をしないという選択肢はないと言えます。
しかし、この失敗に対する恐怖心を原動力に変えるには、前述した、
- 度胸
- 胆力
- 決断力
と、基本的な生命力が必要になります。
やれることをすべてやったあとは宇宙に任せる
成功する人としない人を分ける要因の一つとして、
自分でできることと運に任せることの境界線を正しく引けるかどうか
ということがあります。
どういうことかというと、
成功する人は、自分の力でできる範疇のことは、「もうやれることはない」というところまで徹底してやり抜きます。
しかし、やれることをすべてやったあとは、あれこれ悩んだり、過度に心配したりせずに、すんなりと結果を宇宙の采配に託します。
まさに、「人事を尽くして天命を待つ」の心境に至りますが、そのことによって現実への抵抗が外れ、結果的にちゃんとうまくいくということを彼らは本能的に知っています。
一方、成功しない人は、
- できる限りのことをやらないで、運任せにする
- 自分のコントロールが及ばない範囲のことも、過度に心配したり、なんとかコントロールしようとする
のどちらかのパターンに陥っていることが多いです。
もちろん、成功にはそのほかにも様々な条件が複雑に絡み合っているので、全ての人がこの条件に当てはまるわけではありませんが、少なくとも成功への確率に大きく影響を与えていることは間違いありません。
お金を稼ぐことに罪悪感がない
ビジネスで大きな成功を得ている人の大きな特徴の一つとして、お金を稼ぐことに罪悪感がないということが挙げられます。
しかし、これは決して、彼らが他人からお金を搾り取って私服を肥やすことをなんとも思っていないということではありません。
他人を騙したり、陥れたりして稼いだお金というのは、どんな形であれ、将来必ず大きな代償を払うことになります。
正しい成功者が、お金を稼ぐことに罪悪感がない理由は、彼らの中で、
ビジネスの根源は地球規模で還元すること
という意識があり、ある種の使命感を持ってビジネスに取り組んでいるからです。
そして彼らは、自分が稼ぐことによって、周りがより豊かになるということを知っているので、お金を稼ぐことに対して罪悪感を持つことがありません。

ビジネスで成功しない人の特徴
では、「この人ビジネスで成功しないだろうな」という人の特徴は?
ビジネスで成功するのが難しいと思われる人には、共通して以下の4つのメンタルブロックがかかっている場合が多いです。
成功しない人の4つのメンタルブロック
- お金を稼ぐこと = 労働だと思っている
- 稼ぐには苦労しなければならないと思っている
- 自分の価値を過小評価している
- 無料 = 善行・奉仕だと思っている
詳しく解説していきます。
お金を稼ぐこと = 労働だと思っている
大きな成功は難しいだろうなという人の特徴の一つとして、
お金を稼ぐこと = 労働
という意識が強いということがあります。
つまり、お金を稼ぐことは自分が汗水垂らして働いた分の対価というメンタルブロックがかかっているため、どうしても自分の労働時間以上のお金を稼ぐことが難しくなってきます。
これからビジネスで成功したいと思っている人は、まずはここのブロックを外すことを意識する必要があります。
稼ぐには苦労しなければならないと思っている
ビジネスで成功しにくい人の特徴の一つとして、
お金は苦労して稼ぐもの
というメンタルブロックがかかっていることが多いです。
この意識が強い人は、
- 仕事は人がやりたくないことをやること
- 仕事は苦痛を伴うもの
- 仕事にストレスはつきもの
という観念があるので、好きなことや楽しいことをしてお金を稼ぐということに強い抵抗を覚えます。
そうすると、必然的に魂の声に逆らって仕事を選ぶようになるので、当然成功もしにくくなるということになります。
自分の価値を過小評価している
お金に対する直接的なメンタルブロックはない人でも、自分に対する評価が著しく低い場合も、成功から遠ざかる要因になってしまいます。
皮肉なことに、このタイプの人は非凡な才能を持っている人が多いのですが、世間的には非常に価値のある才能でも、その人にとっては大したことをしている実感がなく、

こんなことでお金もらっていいのかな…
というメンタルブロックがかかっている場合があります。
むしろ、魂的な視点で見ても、自分が最も得意とすることで難なくお金を稼ぐというのが本来の自然な姿です。
胸を張って、ありがたく対価を頂戴しましょう。
無料 = 善行・奉仕だと思っている
最後に、ビジネスでの成功が難しい人の特徴で、奉仕や自己犠牲の心が大きすぎるということがあります。
このタイプの人たちは、善行を重ねることによって徳を積むことへの意識が非常に高いのですが、
お金をもらってしまっては徳にならない…
と思ってしまう節があり、無償で施すことこそが奉仕だというメンタルブロックがかかっています。
もちろん、この姿勢が悪いということは決してありませんし、むしろとても崇高な心構えだということは間違いありません。
しかし、たとえビジネスとして対価をもらったとしても、そのことによって誰かが救われたり、より豊かになることができるのであれば、それは立派な善行・奉仕と言えるのではないでしょうか。
むしろ、エネルギー的な観点でいうと、GIve & Takeのバランスが1:1になるのが理想的なので、与えたものに対してそれ相応の対価を受け取る方が双方にとって健全です。
おわりに

今回は、ビジネスでの成功に焦点を当てているので、経済的に豊かになれるかどうかという基準でお話をしましたが、人生での成功というのはお金だけでは計れません。
何を持って成功とするかは、世間が決めるのではなく、あなた自身で決めるものです。
しかし、その一方で、経済的自立というのは、魂の成長とも深く関わりがあります。
なので、自分の好きなことや得意なことでお金を稼ぐというのは、魂が求める本能と言っても過言ではありません。
せっかく人間として地球に生まれてきたのですから、本当にやりたいことでお金を稼いで、思う存分物質世界を楽しんでやりましょう!
それではまた、次の記事でお会いしましょう。
