えいじ英語をやり直したいけど、40代からじゃもう遅いかな…
そんな不安を感じている社会人の方も多いかと思います。
実際、英語学習に興味を持ちながらも、
- 若い頃のように記憶力に自信がない…
- 仕事や家庭で忙しく勉強時間が取れない…
- 今さら始めても話せるようになる気がしない…
と感じて、一歩を踏み出せない人は少なくありません。
しかし、私は40代から英語を始めることは決して遅いとは思っていません。
もちろん、20代の頃のような吸収力はありませんが、40代ならではの強みもあります。
実際、私自身も20年以上英語学習を続けていますが、40代になった現在でも、毎日成長を感じることができています。
そこで今回は、
- 40代からでも英語が話せるようになる理由
- 40代ならではの英語学習の強み
- 40代からの英語学習が失敗しやすい理由
- 40代がまず始めるべき英語学習
について詳しく解説していきます。
それでは、始めていきましょう。

この記事を書いた人
- 英語学習歴20年以上
- 3年間のアメリカ留学を経験
- ネイティブと英語Podcastを配信
40代からでも英語が話せるようになる理由
まず正直に言うと、発音・記憶力・吸収力においては、20代に比べて不利になることは否定できません。
しかし、それは「今から始めても遅い」ということにはなりません。
時間はかかりますが、正しい方法で地道に継続していれば、ある程度満足できるレベルまでは英語力を向上させることは可能です。
まずは、40代から英語を始めても遅くない理由について見ていきましょう。
語学習得に年齢制限はない
げん丸語学は若いうちに始めないと手遅れになる…
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
確かに、発音の習得に関しては若い人の方が有利だと言われています。
幼い頃から英語に触れている人ほど、ネイティブに近い発音を身につけやすいのは事実です。
しかし、私たちの目的はネイティブのような発音を身につけることではありません。
英語でコミュニケーションを取り、自分の考えを伝え、相手の話を理解できるようになることです。
そのレベルであれば、年齢はそれほど大きな障害にはなりません。
英語学習は筋トレによく似ています。
20代の方が筋肉はつきやすいかもしれませんが、40代だからといって筋肉がつかないわけではありません。
正しい方法で継続すれば、何歳からでも体は変わります。
英語も同じで、大切なのは年齢ではなく、継続できる仕組みを作ることなのです。
日本人はすでに英語の土台を持っている
えいじ自分は英語が苦手だ…
そう思っている人も多いかもしれません。
しかし、本当にゼロからスタートする人はほとんどいません。
私たちは中学・高校で少なくとも6年以上英語を学んでいます。
もちろん、単語や文法の多くは忘れているかもしれませんが、英語にまったく触れたことがないわけではありません。
基本的な単語や表現は、意外と記憶のどこかに残っているものです。
つまり、多くの日本人にとって英語学習は「ゼロからの挑戦」ではなく、「やり直し」なのです。
例えば、今からアラブ語を勉強するのと英語を勉強するのでは、意味合いが違ってきます。
すでに土台があるからこそ、思っているよりも早く感覚を取り戻せる人は少なくありません。
実際に40代・50代から英語を習得した人は数多くいる
もし40代から英語を始めることが本当に不可能なら、世の中に成功例は存在しないはずです。
しかし実際には、40代や50代になってから英語学習を始め、英語を話せるようになった人は数多くいます。
SNSやブログを見ても、
- 海外旅行をきっかけに英語を学び始めた人
- 子育てが落ち着いてから英会話を始めた人
- 仕事の必要に迫られて学習を再開した人
など、多くの事例を見つけることができます。
もちろん、誰もが数ヶ月でペラペラになるわけではありません。
しかし、彼らに共通しているのは「年齢を理由に諦めなかったこと」です。
英語学習において最大の敵は年齢ではなく、「もう遅い」という思い込みです。
まずはその思い込みを手放すことが、40代からの英語学習の第一歩になるでしょう。
40代ならではの英語学習の強み
先ほど、英語学習においては若い頃に比べ不利な部分が多いという話をしました。
しかし、40代には20代にはない強みもあります。
その強みを存分に活かすことによって、場合によっては20代の頃よりも英語学習が捗る可能性すらあります。
実際、私も20代の頃より40代になってからの方が、より体系的に英語を学べている実感があります。
それでは、見ていきましょう。
経済的な余裕がある
40代になると、20代の頃よりも自由に使えるお金が増える人が多くなります。
もちろん個人差はありますが、
- 書籍を購入する
- Audibleを利用する
- オンライン英会話を始める
- 英語コーチングを受ける
といった自己投資の選択肢を持ちやすくなります。
英語学習において、お金をかければ必ず成功するわけではありません。
しかし、お金を使うことで学習効率を高めたり、時間を節約できたりする場面は少なくありません。
特に社会人にとって最も貴重なのは「時間」です。
必要に応じて学習環境へ投資できることは、40代ならではの大きなアドバンテージと言えるでしょう。
努力に対する耐性がある
えいじ40代から英語を始めよう!
と思える人であれば、今までの人生で何かしらの努力をしてきた人がほとんどかと思います。
若い頃は、勢いや体力といった身体的なアドバンテージはありますが、
- やるべきことをコツコツやる
- めんどくさいと思ってもやる
- 遅延報酬に対して耐性
といった、メンタル面でのアドバンテージは40代ならではの強みです。
むしろ、40代の方が長期的な取り組みが必要な英語学習との相性が良く、今から始めても大化けする可能性すらあります。
これまでの経験から得たコミュニケーション能力
英語学習というと、単語の数や文法の知識ばかりに目が行きがちです。
しかし、英語は本来コミュニケーションツールなので、
- 傾聴力・適切な相槌
- インテリジェンス
- 理解力・読解力
- 自信・風格
など、語学以外の要素が大きく影響します。
実際、TOEICで満点取っても会話が苦手な人もいますし、少ない単語数でもシンプルな表現で堂々とネイティブと渡り歩いている人もいます。
つまり、これまでの40数年で形成した人格や価値観がもろに会話力に影響します。
そういった意味では、人間的にはまだ未熟だった若い頃より、成熟した40代の方が英語が話せる可能性があります。
40代からの英語学習が失敗しやすい理由
40代には20代にない強みがある一方、その強みを活かせずに挫折してしまう人も少なくありません。
原因は人それぞれあるかと思いますが、ほとんどの場合、「英語学習に対する意識の持ちよう」に根本的な問題が潜んでいます。
それぞれ見ていきましょう。
短期間で結果を出そうとする
40代から英語を始める人には、
えいじただでさえ出遅れてるのでとにかく急がねば…
という焦りがある場合が多く、短期間で成果を求めてしまう傾向があります。
例えば、
- 1日20個の単語を覚えるといった無理な目標
- 単語帳を何周もして無理やり覚える
- ひたすら英会話レッスンを受ける
など、詰め込み式の学習を強いる人も少なくありません。
しかし、ほとんどの場合、これだと続きません。
英語学習は短距離走ではなくマラソンです。
大切なのは、一時的な学習量ではなく、学習頻度と継続率です。
例えば、毎日3時間勉強して1週間で挫折するよりも、30分を1年間続ける方が圧倒的に効果があります。
また、短期間で覚えたものは、短期間で忘れやすいです。
そのため、一時的に覚えた単語は1年後にはほとんど覚えていないこともざらにあります。
それよりも、コロケーションとコアイメージを意識して、自然な文脈からじっくりと体に染み込ませていった方が、結果的に使える英語をいつまでも覚えていることができます。

学生時代と同じ勉強法を繰り返してしまう
日本人は真面目な人が多いため、英語を学ぼうとするとまず参考書を開きます。
もちろん、文法や基礎知識は大切です。
しかし、
- 参考書ばかり読む
- 文法問題ばかり解く
- 単語を日本語訳で覚える
という勉強法だけでは、なかなか英語は身につきません。
学生時代の英語は「テストで点を取るための英語」でした。
一方で、大人が学ぶ英語は「実際に使うための英語」です。
英語は勉強すること自体が目的ではなく、あくまでもコミュニケーションのためのツールです。
だからこそ、
- 洋書を読む
- Podcastを聞く
- 海外ドラマを見る
- 英語で情報収集する
といったリアルな英語に触れる時間を増やすことが大切です。
また、できるだけ日本語を介さずに英語を英語のまま理解する意識も重要です。
単語単体ではなく、文脈の中で意味を捉える習慣を身につけることで、実践的な英語力が育っていきます。

自己投資を躊躇する
40代から本気で英語を学ぶ場合、ある程度の自己投資は覚悟しなければなりません。
もちろん、無料でも効果的な素材はありますが、当たり外れが多く、時間効率的にはデメリットの方が大きくなる可能性があります。
また、無料で何でも済まそうとするマインド自体が、成長を鈍化させる要因にもなります。
例えば、無料でサービスを受ける代わりに、広告を数秒見なければならないことがありますが、そのような不本意な時間は、時間を消耗する以上に、集中力ややる気を阻害します。
40代から英語を始める場合は、ある程度お金で時間を買う意識を持ちましょう。
40代からの英語学習は何から始めるべき?
では、40代から英語を始める場合、具体的に何から取り組めばよいのでしょうか。
私がおすすめしたいのは、参考書や単語帳に戻ることではなく、まず「リアルな英語」に触れる時間をたくさん増やすことです。
もちろん、基礎文法や単語の知識は大切ですが、大人の英語学習では、英語を勉強科目として扱い続けるよりも、英語を使って何かを読む、聞く、話すという感覚を早めに持つ方が効果的です。
1. 簡単な洋書で多読を始める
まずおすすめしたいのは多読です。
最初は児童書など比較的やさしい洋書から始めましょう。
大切なのは、すべてを理解しようとしないことです。
実際に読んでみると、思っていた以上に理解できることがほとんどです。
どうしても難しい場合は学習者向けの洋書を使っても構いません。ただし、最初の1〜2冊程度に留め、できるだけ早くリアルな英語に触れることをおすすめします。
また、ハリー・ポッターのようなファンタジー作品は意外と難しいため、最初は日常生活を描いた作品がおすすめです。
意外に自分の得意分野のビジネス書・ハウツー本の方が読みやすい場合もあるので、自分の興味がある分野で選んでOKです。

2. 一度読んだ洋書のAudible版で多聴する
洋書を読んだら、同じ作品のAudible版を聞いてみましょう。
内容を知っているため理解しやすく、リスニング力を効率よく鍛えることができます。
通勤や散歩などのスキマ時間を活用してインプット量を稼ぎましょう。
この時、100%集中して聞く必要はありませんが、聞き流しにならないように注意しましょう。
また、KindleとAudibleの同時進行もおすすめです。

3. 週1回のオンライン英会話でアウトプットする
十分なインプット習慣ができてきたら、オンライン英会話で少しずつアウトプットの練習も加えていきましょう。
まずは週一回30〜60分程度の頻度で始めて、慣れてきたら徐々にアウトプット量も増やしていきましょう。
最初のうちは、インプットとアウトプットの割合は8:2くらいをキープすることをお勧めします。
また、目的にもよりますが、英会話レッスンでは教材を使用せず、なるべくフリートークで受ける方が効果が高いと感じています。
教材での学習は自主勉強で十分だからです。
それよりも、ライブでのカンバセーションに慣れましょう。

英語力に不安がある人は参考書を1〜2冊だけ読む
個人的には多読が最も効果のある英語学習法だと信じていますが、その人の英語レベルによっては難しすぎる場合があります。
そんな時は、まず日本語で書かれた文法書を読んでから、多読に挑戦してもいいでしょう。
ただ、何冊も読む必要はありません。1〜2冊で十分です。
基礎がある程度固まってきたら、少しずつ多読を取り入れましょう。
40代からの英語学習で挫折しそうになったら
とはいえ、40代から英語を始めるのは簡単ではありません。
特に独学で始める場合は、
げん丸これで本当に合ってる…?
と、今やっていることに対して不安を感じることもあるでしょう。
また、世間では良いと言われていても、実際には自分に合っていないこともあります。
ここでは、40代からの英語で挫折しないポイントをいくつか紹介します。
独学には向き不向きがある
まず、繰り返しになりますが、英語学習は継続が命です。
そのため、独学かスクールかの議論において、どちらが自分に合っているかが焦点になります。
私自身は独学派ですが、人によっては独学だと続かない場合があります。
特に、忙しい社会人にとっては、学習計画や進捗管理などの煩雑な作業は挫折の原因になりかねません。
まずは、学習に集中できる環境を整えることがが一番大事です。

英会話だけでは英語は身につかない
英語を学ぼうと思って、多くの人が思いつくのが英会話スクールだと思います。
英会話スクール自体は効果的ですし、積極的に活用したいサービスです。
ただ、問題は英会話レッスンだけで英語の勉強を済まそうとすることです。
英会話は単純なアウトプットの練習場でしかありません。
そのため、学習設計は自分で行う必要があります。
一部の英会話スクールでは、カリキュラムをカスタマイズしてくれるところもありますが、どうしても細かい分析や管理は難しくなります。

独学に限界を感じたら英語のプロの力を借りる
40代からの英語学習は初速が大事です。
ここで躓くと、今後一生英語をやらない可能性もあります。
そうならないためにも、最初の数ヶ月で英語を習慣化できるかどうかが鍵になります。
そのためには、独学にこだわらず、素直に英語のプロにギアを入れてもらうことも検討しましょう。
そして、ある程度自信がついたらいつでも独学に戻れます。
40代からの英語学習には英語コーチングもおすすめ
最近では、英会話スクールとは別に「英語コーチング」というサービスも増えています。
英語コーチングは英語を教えるというより、
- 学習計画の作成
- 学習進捗の管理
- 課題の分析
- 学習習慣の定着
をサポートするサービスです。
40代になると、お金よりも時間の価値が高くなってきます。
20代のように大量の時間を使って試行錯誤するよりも、最短ルートを見つける方が合理的な場合もあります。
また、20代の頃のような吸収力はありませんが、学習理論に対する理解度は40代の方が高く、コーチングとの相性も悪くありません。
もちろん、全ての人におすすめはできませんが、
- 独学で何度も挫折している
- できるだけ効率よく学びたい
- 学習管理を任せて勉強に集中したい
という人にとっては、有力な選択肢となります。

おわりに

40代から英語を始めるのは決して遅くありません。
むしろ、50代や60代から始めて、ある程度英語を話せるようになる人もたくさんいます。
しかし、40代ともなると、少々頭が硬くなってきていることも否めません。
特に、若い頃英語を少しかじっていて、40代になってやり直そうという人は、情報がアップデートできていない可能性もあります。
なので、40代から英語を始める場合は、まず謙虚になって、基本的なことを地道に続けることが一番の近道です。
また、40代に割と多いのが完璧主義になり過ぎてしまうことです。
「40代にもなって恥をかきたくない」「部下にカッコ悪いところは見せたくない」とミスを恐れて、チャレンジできなくなることが一番の損失です。
これまでの話と矛盾しているようですが、40代で英語を始める人こそ20代の初々しさを思い出して、何事にも貪欲に挑戦してほしいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。


