英語学習は続かない理由と対策は?
一念発起して、
えいじ今年こそは英語を勉強しよう!
と意気込んだのも束の間、三日坊主になる人は少なくありません。
英語学習は始める敷居は低いですが、実は習慣化のハードルは他のアクティビティに比べて高いです。
なぜなら、英語学習は、
- 成長を実感するまでに時間がかかる
- やることは地味なものばかり
- やめても実害がない
というように、続けない理由がいっぱいあるからです。
特に、社会人になると仕事や家庭などその他の優先順位が高いタスクで時間が取られるため、さらに継続するのが難しくなります。
しかし、英語習慣が続かない理由は、意志の弱さではありません。
ほとんどの場合、ベースとなる学習設計や環境設定に原因があります。
そこで今回は、
- 社会人が英語学習を続けられない原因と対策
について詳しく解説していきます。
それでは、始めていきましょう。

この記事を書いた人
- 英語学習歴20年以上
- 3年間のアメリカ留学を経験
- ネイティブと英語Podcastを配信
英語学習が続かない5つの原因と対策
英語学習が続かない5つの原因
- 目的が曖昧
- 完璧主義
- 成果を急ぎすぎる
- いろんな教材に手を出す
- 自己流でやろうとする
それぞれの原因と対策を解説していきます
原因①:目的が曖昧
英語を学ぶ理由は人それぞれあるかと思いますが、ここでの目的意識が曖昧だと、英語学習を続ける意義が感じられなくなり、学習が続かない原因になります。
例えば、
げん丸英語がもっと話せるようになりたいな…
だけだと、やや弱い。
目的が抽象的すぎると、いつか必ず訪れる、
えいじ今日はいいか…
に対抗することができません。
対策:「英語が上達した自分」を具体的にイメージする
- 海外旅行で困らないようにしたい
- 洋書をスラスラ読めるようになりたい
- ネイティブと雑談できるようになりたい
と、英語が上達した時の自分の姿をイメージすることで、自分の中の優先順位が上がります。
これは、私たちの脳はご褒美をイメージしただけで、やる気ホルモン(ドーパミン)が放出されるようになっているからです。
TOEICのスコアアップを目標にする場合も同じで、
えいじTOEICで〇〇点取ったら、どんな未来が待っているだろう
と、もう一歩踏み込んで想像することで、学習への向き合い方が変わります。
英語学習を始める前に、まずは「英語が上達した自分がしていること」をなるべく具体的にイメージしましょう。

原因②:完璧主義
「英語学習を始めよう」と思い立っても、行動に移せる人は思っている以上に少数派です。
行動に移している時点で、あなたはすでに上位数パーセントに入っています。
だから、そこは自信を持って欲しいと思います。
ただ、その意欲の高さが裏目に出てしまうことがあります。
それは、
げん丸なんでも完璧にこなさないと気が済まない!
という完璧主義マインドです。
例えば、
- 毎日1時間をノルマにする
- 忙しくても無理やり1時間やろうとする
- ノルマ達成にプレッシャーを感じるようになる
- 今日は1時間取れないからスキップしよう
- そのうち全くやらなくなる
というように、すべてを0/100で考えてしまう人です。
対策:ノルマよりも「辞めないこと」を最優先にする
実は、私も元々完璧主義の傾向が強かったのですが、継続の力を改めて知ってからは、たとえ5分でもいいから英語に触れるようにしました。
また、「疲れている日などはPodcastを10分聞くだけ」など、学習の負荷もその日のコンディションによって調整しています。
一番大事なのは「辞めないこと」。
自分に負荷をかけるのは大事ですが、英語学習に対して義務感が出て、やらなくなってしまっては本末転倒です。

原因③:成果を急ぎすぎる
語学学習は筋トレやダイエットと似ていて、始めたからといってすぐに効果が出るわけではありません。
特に最初の数ヶ月は、全く効果が感じられないことも十分あり得ます。
しかし、それは成長していないのではなく、ただ外の世界にはまだ現れていないだけです。
それはまるで、種子が大木に成長する過程のように、最初は地中での潜伏期間があります。
しかし、一度芽がで始めれば、その後は確かな成長が感じられるでしょう。
また、語学習得の成長曲線は真っ直ぐではなく、急に伸びる時期(ブレークスルー)と停滞期を繰り返しながら成長していきます。
まず、最初のブレークスルーが起きるのに1000時間くらいかかります。
また、平均的な日本人が英語を不自由なく扱えるようになるには、約3000時間の学習時間が必要というデータもあります。
そのため、英語学習に取り組む際には、長期的な視点が必要になります。
対策:まずは「過程を楽しむ」姿勢に切り替える
最初から結果を求めすぎると、現実とのギャップに心が折れてしまいます。
英語学習は短距離走ではなく、長距離走です。最初から全力で飛ばすのではなく、自分のペースで走り続けることが最終的な到達距離を決めます。
また、心配しなくても、ある程度英語学習を続けていれば、必ずブレークスルーが訪れます。
今はその時が来るのを楽しみにして、過程を楽しみましょう。
“ Linguistic Distance ” and Its Influence on TESOL ( Teaching English to Speakers of Other Languages )

原因④:いろんな教材に手を出す
近年では、英語学習の方法も多様化しており、自分に合った教材やプラットフォームを幅広く選択できるようになりました。
しかし、それによって、学習内容が肥大化する原因にもなっています。
例えば、
- 音読・シャドーイング・ディクテーション
- ひとりごと英語・英語日記
- 単語帳・文法書
- オンライン英会話
- 洋書・英字新聞
- Podcast・Audible・YouTube・海外ドラマ
など、ざっと挙げるだけでも、結構出てきますが、これらをすべてこなそうとすると、毎日数時間の学習時間を確保しなければなりません。
また、情報を集めすぎると、
「英語学習は〇〇が最強」
「英語を喋れるようになりたいなら〇〇は必須」
といった刺激的な文言に影響されて、「どれを採用して、どれを諦めるか」という、判断疲れが起きてしまいます。
つまり、学習メソッドコレクターになってはいけないということです。
対策:一番続きそうな方法を1つ選んで、それだけを積み重ねる
迷ってどれも手を出せなくなるくらいだったら、一番続きそうな方法を1つ選んで、ひたすらそれを積み重ねていく方が余程建設的です。
ちなみに、私がもし一つの方法に絞るなら迷わず洋書多読を選びます。
何より楽しい。そして楽しみながら英語の総合力を底上げすることができる。
だから習慣化しやすい。
「勉強している」という感覚を全く感じずに一生続けることができます。

原因⑤:自己流でやろうとする
意外と多いのが、自己流で闇雲にやろうとして続かなくなるパターンです。
先ほどの「いろんな教材に手を出す」にも通づるものがありますが、特に初心者の人やブランク明けの人は、最初から独学でやろうとすると、学習プランの収拾がつかなくなり、辞めてしまう危険性が高くなります。
また、学習プランを計画するのにも、結構な時間と労力が使われてしまいます。
そのため、
げん丸計画だけして燃え尽きた…
という人も多いのではないでしょうか。
対策:最初だけでもプロに任せる
まずは英語学習の習慣を軌道に乗せることが最重要課題なので、ここは素直に英語のプロにおまかせするという選択肢も悪くありません。
カジュアルに始めたい場合は英会話スクール、本気で英語をマスターしたい人は英語コーチングと、目的意識によって選ぶサービスも変わってきます。
えいじお金はあまりかけたくない…
という人は、安価なAI英語アプリを使うのも悪くありません。
まずは、余計な脳のリソースの消耗を減らすのが得策です。
英語学習を続けるための3つのコツ
原因と対策を踏まえたうえで、習慣化を定着させるために特に重要なコツを3つ紹介します。
コツ①:学習頻度を重視する
学習時間と学習頻度について、よく聞かれるのが、
毎日少しずつ勉強するのと、週末にまとめて勉強するのでは効果は違いますか?
という質問です。
例えば、
- 毎日15分勉強
- 週末に3時間勉強
を比較したときに、学習量では週末3時間の方が勝りますが、実際の効果としては毎日15分の方が高いケースがほとんどです。
あくまでも個人的な感覚ですが、単純に合計時間だけを見た場合、学習効果はどちらもそこまで差が出ないと考えます。
ただ、学習頻度を高くすることにはさまざまなメリットがあり、副次的に学習効果を上げる効果が期待できます。
頻回学習のメリット
- 習慣化に成功しやすい
- 集中力を保ちやすい
- 記憶が定着しやすい
- バーンアウトを防ぐ
特に、英語習慣がまだ定着していない初期の段階では、学習量よりも学習頻度を最優先に考えましょう。
また、学習内容も、最初からいきなりシャドーイングやディクテーションなどの高負荷なものをやろうとすると続きません。
最初は、
- 参考書を1ページ読む
- 単語を3つ覚える
- 発音を3つ練習する
- PodcastやTEDを5分聴く
など、「少し物足りない」と感じることから始めましょう。
まずは毎日英語に触れることです。

コツ②:英語を生活に組み込む
英語習慣が定着してきたら、徐々に学習時間を増やしていき、最終的には1日90分を目指したいところです。
ただし、すべての時間を机に座ってテキストを開く勉強をする必要はありません。
スキマ時間や趣味の時間をうまく活用すれば、意外と簡単にクリアできます。
例えば、
- Audible
- Podcast
- YouTube
- 洋書
などで、自分の興味のある分野の素材を聴いたり読んだりするだけでOKです。
すべてを完璧に理解する必要はありません。
コツ③:学習記録をつける
習慣化の初期に効果的なのは、学習記録をつけることです。
例えば、
- カレンダーに「×」マークをつける
- 手帳にその日の学習内容を記録する
- Studyplusなどの学習記録アプリを使う
といった感じで、シンプルなものから詳細を記録するものまで色々ありますが、モチベーションの上がり方と負担になりすぎないかに注意して、自分に合った方法を選びましょう。
ただ、この方法は習慣化が定着していない初期の時期に有効ですが、一旦定着してからは無理に続ける必要はありません。
むしろ、負担に感じてくるようであれば辞めても構いません。

独学が合わない人は英語のプロに頼る
独学は合う人と合わない人がはっきりしています。
AudibleやPodcastでコツコツ楽しみながら続けられる人は、そのまま続けてもらって構いません。
しかし、人によっては、
- 誰かに指導してもらわない
- 何をしていいかわからない
- 独学だとサボってしまう
- ある程度の緊張感がほしい
- 洋書やPodcastでは勉強している気がしない
と感じることもあるかと思います。
そんな人は、英語のプロにお願いした方がリターンが大きい場合があります。
現代では様々な英語学習サービスがありますが、本気で英語習慣を定着させたい人におすすめなのは「英語コーチング」と呼ばれるジャンルです。
ここでは、英語学習の習慣化に特におすすめな英語コーチングを3つ紹介します。
トライズ(TORAIZ)
数ある英語コーチングの中でも、特に評価が高いのが「トライズ(TORAIZ)」です。
トライズの特徴
- 学習プランはすべてオーダーメイド
- 専属コンサルタントによる学習管理
- 1年で1000時間達成にコミット
このように、トライズは「質・量・伴走」の三拍子揃った万能型の英語コーチングです。
無料カウンセリングや全額返金保証制度もあるので、英語コーチングを検討している方はまずはトライズをチェックしておいて間違いはなさそうです。
- 英語コーチングで失敗したくない
- 総合的に英語力をアップさせたい
- 短期間で確実な成果を上げたい
\専属コンサルタント×専属ネイティブコーチ/
教育訓練給付制度あり(最大10万円)
LIBERTY ENGLISH
もし、あなたの第一目標が英語試験のスコアアップであれば、筆頭候補に上がるのが「LIBERTY ENGLISH(リバティ・イングリッシュ)」です。
LIBERTY ENGLISHの特徴
- 英語の試験に特化した独自プログラム
- 1日平均1.5時間の短時間学習
- 目標達成期間最短1ヶ月
LIBERTY ENGLISHは、
- TOEFL
- IELTS
- TOEIC
- 英検
- 大学受験
などの英語試験対策に特化した英語コーチングでありながら、従来の詰め込み式・監視型のメソッドではなく、心理学に基づいた米国式の「サクセスコーチング」を採用しています。
- 最短でテストのスコアをアップさせたい
- テスト対策だけど実践的な英語力も身につけたい
- 完璧で綺麗な英語を身につけたい
ハツオン
ネイティブの人たちの発音の判定は、私たち日本人が思っているよりも相当シビアです。
ちゃんとポイントを押さえて発音しないと本当に伝わりません。
文法や単語などの基礎学習は独学でカバーできますが、発音は「矯正」というニュアンスが強いので、エキスパートにサポートしてもらった方が、変な癖をつけずに確実に正しい発音を習得することができます。
「ハツオン」は、特に日本人の英語発音トレーニングに特化したメソッドなので、発音を極めたい人にとってはまずチェックしたい英語コーチングです。
ハツオンの特徴
- 最短2ヶ月でネイティブレベルの発音が身に付く
- 発音を深く学ぶことでその他のスキルも向上する
- 英語の原理原則から学べる
- リスニングや発音がどうしても苦手
- ネイティブとビジネスをする機会のある人
- 英語学習にマンネリを感じている人
\2つのコースで初心者〜上級者まで対応/
1万人以上の英語サポート実績を持つ「MeRISE」が運営
まとめ

英語学習が続かない5つの原因と対策【まとめ】
- 目的が曖昧
- 「英語が上達した自分」を具体的にイメージする
- 完璧主義
- ノルマを完璧にこなすことよりも「辞めないこと」を最優先にする
- 成果を急ぎすぎる
- 結果より「過程を楽しむ」姿勢に切り替える
- いろんな教材に手を出す
- 続きそうな方法を1つ選んで、それを地道に積み重ねていく
- 自己流でやろうとする
- 最初のうちは英語のプロに頼むのもアリ
正直、
えいじ英語学習を続けよう!
と力むほど、続かなくなるというパラドックスがあります。
それは、英語学習があなたの生活の中で異質なものになっているからです。
もちろん、最初の数週間はモチベーションが高い状態なので、続くかもしれませんが、
「がんばらないとできないもの」
はいずれ体が拒否をします。
なので、英語学習を続けるには、いかに「勉強をしている」という感覚をなくすかがポイントになります。
そのためには、
- 生活の中に英語を溶け込ませる
- 習慣化の力で行動を自動化する
- 伴走者のサポートを得る
といった施策が鍵を握ります。
ぜひ、細く長く、英語を一生の趣味にしてほしいと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

英語コーチング×オンライン英会話


