多読多聴の効果的なやり方は?
の記事では、英語の多読多聴はAudibleとKindleの併用が最強というお話をしました。
しかし、この学習法は比較的難易度が高く、
げん丸やってみたけど、なかなかうまくいかない…
という人も多いかと思います。
そこで、今回は、
- AudibleとKindleを併用した多読多聴のやり方とコツ
について、詳しく解説していきます。
それでは、始めていきましょう。
AudibleとKindleを併用した多読多聴のやり方とコツ
AudibleとKindleでリスニングとリーディングを同時に行うのは、ある程度慣れが必要で、スムーズに行うには少々コツが要ります。
Audible×Kindle併用のポイントは6つ
- リスニングとリーディングの集中度の比率は6:4
- 音声を聞いた少し後に文字を追うように読み進める
- 文章はチャンクごとに捉えて読み進める
- 現在地を見失ってもそのまま並走して音声に追いつく
- わからない箇所があっても引っかからない
- やや簡単すぎると感じる作品を選ぶ
詳しく解説していきます。
リスニングとリーディングの集中度の比率は6:4
基本的にこの学習はややリスニングに主眼を置いています。
文字は音声の補足的役割なので、リスニング6:リーディング4くらいのバランスで進めると双方のメリットを最大限に享受できます。
慣れないうちは、どうしても文字にフォーカスしてしまい、リスニングが疎かになってしまいがちなので、音声への意識が外れないように気をつけてください。
ただし、多読をナチュラルスピードで読む訓練を目的とする場合はリーディングへの集中度を優先します。
この場合は、音声をペースメーカーとして扱い、細かい聞き取りはせずに、文字に集中します。
音を聞いた少し後に文字を追うように読み進める
文字を読むタイミングは、ほぼ音声と同時ですが、感覚的には、
まず音声を聞いてから、すぐ後に文字が付いてくる
という意識をもつとスムーズに進行できます。
もちろん、常に一定の距離感を保って読み進めることは難しいので、あくまでも目安として捉えてもらえばと思います。
文章はチャンクごとに捉えて読み進める
文字は単語ごとに追いかけるのではなく、ある程度のかたまり(チャンク)ごとに捉えていきます。
この感覚は数をこなせば自然と身につきます。
なぜなら、単語ごとに追いかけていると、全く音声についていけないからです。
そもそも英語は日本語と違い、単語ごとに区切って発音することは稀なので、必然的にネイティブのような捉え方ができるようになってきます。
この感覚は、映画や海外ドラマを英語字幕で観た時にも活かせるので、ぜひマスターしてほしいと思います。

現在地を見失ってもそのまま並走して音声に追いつく
音声にやや比重を置いて読み進めていると、わずかに集中が途切れた時や、ページを切り替えた時などに、現在地を見失うことがありますが、そこでパニックにならずに、そのまま音声への集中をキープしたまま、視線をやや俯瞰に移します。
文章全体をぼんやりと見ながら、聞こえてきた音声からキーとなる単語やフレーズを頼りに、速やかに音声と文字を一致させます。
もし完全に見失ってしまった場合は、一旦再生を停止して、仕切り直しましょう。
わからない箇所があっても引っかからない
多読を単独で行う時同様、わからない単語や表現はとりあえずスルーして、どんどん進めていきます。
ただ、音声についていくのに必死で、細かいことを気にしている余裕がなくなり、必然的にわからないところで止まる癖が直ります。
この学習方法は、聞こえてきた英語の音声を文字とリンクさせることを主な目的としたトレーニングなので、内容把握に関してはある程度の割り切りが必要です。

やや簡単すぎると感じる作品を選ぶ
多読であればゆっくり考える時間があるので、ある程度難易度の高いものでも、内容の把握に支障がありません。
しかし、この学習法は流れてくる音声に置いていかれないように、必死で文字を追いかけながら進めるため、内容を整理しながら読み進める余裕がありません。
そのため、選ぶ素材の難易度は、少し簡単すぎるかなと思うくらいがちょうどいいです。
音声を聞いた瞬間にその情景が浮かぶくらいでないと、内容がまるで入ってきません。
もちろん、ある程度の負荷は必要なので、あまり退屈になる素材もよくありませんが、無理をせず、まずは児童書などから始めることをお勧めします。
げん丸過去に読んで内容がわかっている本でもOKブヒよ!

まとめ

Audible×Kindleで英語学習のやり方【まとめ】
- リスニングとリーディングの集中度の比率は6:4
- 音声を聞いた少し後に文字を追うように読み進める
- 文章はチャンクごとに捉えて読み進める
- 現在地を見失ってもそのまま並走して音声に追いつく
- わからない箇所があっても引っかからない
- やや簡単すぎると感じる作品を選ぶ
今回紹介した方法は、多読多聴でバランスよく英語力を上げるための方法になりますが、
- 精読精聴
- シャドーイング・オーバーラッピング
にも応用できる万能な学習方法です。
Audible×Kindleで英語学習のやり方とコツとして6つのポイントを挙げましたが、シンプルかつ最大のコツは、とにかく英語音声についていくことです。
これさえ守っていれば、あとのことはあまり気にしなくても問題ありません。
このトレーニングをしばらく続けていると、音声がない時でも、英文を読むスピードが速くなったと感じるはずです。
ぜひ、日々の学習プランに加えてみてください。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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