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パワー|『タフティ・ザ・プリーステス』徹底解説【14】

「引き寄せ」を超える現実創造のメソッドとして、各方面で大注目の一冊、

タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド

この難解なタフティの理論を、英語版TUFTIも交えながら、どこよりもわかりやすい解説を目指してお届けするタフティ徹底解説シリーズ

第14弾の今回は、

パワー

というワードについて深掘りしたいと思います。

それでは、始めていきましょう。

今回紹介する本はこちら
タフティ・ザ・プリーステス

タフティ・ザ・プリーステス
世界が変わる現実創造のメソッド

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ページ数:352ページ

著者:ヴァジム・ゼランド

発売日:2023年10月31日

英語版はこちら

TUFTI the Priestess

TUFTI the Priestess
Live Strolling Through A Movie

英語の難易度:

書籍タイプ 購入リンク
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ページ数:206ページ

著者:Vadim Zeland

発売日:2018年11月12日

本記事の内容は、本書を読んで私自身が解釈・要約したものであり、著者の意図や原文を忠実に再現したものではありません。また、理解を深めやすくするため、一部の実例などに変更・補足を加えている場合があります。

Contents

パワーとは

タフティは、現実構築の大原則として、ゴールシーンに集中することを再三言及しています。

そのためには、

えいじ

どうやって?

という疑問を持ってはいけません。

それは、「自分でなんとかしよう」という現実への抵抗が生まれ、台本の仕事の邪魔をしてしまうからです。

その思考パターンから抜け出し、台本の誘導に従うことが重要です。

タフティは、この台本の誘導をパワーからの指示と表現しています。

では、パワーとは一体どのような存在なのでしょうか?

端的にいうと、パワーからの指示というのは、創造主からの指示ということになります。

しかし、パワー = 創造主ではありません。

この概念を理解するために、まずはこの世界の創造システムを整理しましょう。

現実創造の5大要素

大きく分けて5つの要素であなたの世界は成り立っています。

現実創造の5大要素

  • 創造主
  • ソース
  • ハイヤーセルフ
  • あなた
  • 現実

それぞれ説明していきます。

創造主

創造主は他にも、

  • 創造神
  • アメノミナカヌシ
  • 宇宙
  • クリエイター

という表現をされることがありますが、微妙なニュアンスや定義の範囲の違いはあれど、どれも同じ意味だと思ってもらって大丈夫です。

創造主はこの世界の全てを形作っている万物の根源であり、すべての存在そのものです。

つまり、あなた自身も創造主の一部ということになります。

創造主は、

  • 意識
  • 意図
  • 知能(叡智)

のすべてを持っている存在です。

ソース

ソースは物質化に使用する素材で、現象化されていないあらゆる現実のパターンが含まれています。

これは、現像前の写真のRAWデータのようなもので、可能性の概念として宇宙に漂っています。

タフティ的に言うと、永遠の保管庫に保管されている未来の映画のフィルムということになります。

ソースに意思や意図はなく、純粋なエネルギーフィールドのような領域です。

ハイヤーセルフ

ハイヤーセルフは、創造主から委託されたあなた専属の現実創造コンサルタントのような存在です。

あなたに指示を出すのは創造主ですが、あなたとの次元が違いすぎるので、直接送られてもあなたはその指示を理解することができません。

そのため、創造主からの指示は一旦あなたのハイヤーセルフに送られ、そこからあなたの理解できるフォーマットに変換されたものが、最終的にあなたの元に送られます。

ハイヤーセルフは創造主の一部であり、同じく意思・意図・叡智を兼ね備えた意識的存在です。

あなた

ハイヤーセルフからの指示はあなたに送られますが、正確に言うとあなたの魂に送られます。

したがって、そのメッセージを開封するには、「今ここ」にチューニングが合っている状態、すなわち目覚めている状態になっている必要があります。

現実

創造主からの指示は、「あーしろ、こうしろ」という直接的な言葉ではなく、現実そのもの(台本)をガイドとして送ってきます。

そのため、すでに起こっていることやこれから起こることがあなたへの指示の可能性が高く、サインを見逃さないように注意深く現実を観察する必要があります。

言わずもがな、現実を観察すると言うことは、すなわち目覚めて中心点から2つのスクリーンを観察するということになります。

そして、そのシグナルの意味を正確に解釈する読解力も必要になります。

つまり、一見ネガティブなことが起こっている時にアドバンテージを見出すことこそが、創造主の意図を正確に汲み取るということになります。

Just go up to the object of your passion without thinking about it, and say and do, whatever comes into your mind. If you keep only the goal in your thoughts, the script will lead you to it.

TUFTI the Priestess, P79

現実創造の流れ

では、その関係性の中で、実際にどのような流れで現実創造が行われるのかを整理しましょう。

まずはこちらのチャートをご覧ください。

現実創造フローチャート(目覚めている状態)
現実創造フローチャート

現実創造の手順

  • 経験したい未来のゴールシーンを思い浮かべる(ソースからイメージを参照)
  • あなたが目覚めて三つ編みを起動させる
  • 意図の外部センター(ハイヤーセルフ)に未来のコマを照らして現実を構築する
  • そのコマンドが創造主に送られる
  • 創造主がそのオーダーを受領し、ソース(台本)を通してその未来を現象化させる
  • 創造主から創造した現実での立ち回り方の指示がハイヤーセルフを通じて送られてくる(パワー)
  • 現実として物質化された映像をあなたの内的意図を通じて認識する(鏡の法則)

まず、現実創造は必ずあなたの意図から始まります。

あなたが経験したい未来をイメージしているとき、それはあなたの空想ではなく、すでにソースの中に存在しているシーンです。

この原則に例外はなく、あなたはソースの中にないものはイメージすることができません。

しかし、ソースの中には無限のパターンが存在しているので、あなたにイメージできないものはないというパラドックスがあります。

そして、なりたい未来の自分の姿(ゴールシーン)が定ったら、目覚めて三つ編みを起動し、先端の意図の外部センターにそのイメージを照射します。

この外部センターはあなたがハイヤーセルフと直接的なやり取りをする器官なので、実質的にはあなたのハイヤーセルフそのものということになります。

あなたが照射したイメージ(コマンド)がハイヤーセルフを通じて創造主に届くと、創造主は現実創造の材料であるソースを使って現象化させます。

ただし、それをいつどのように達成するかというプロセスに関しては台本の裁量であり、その時の状況によって最適なものが生成され、実行されます。

この生成された現実は、必ずしも楽なものだとは限らず、むしろ現実崩壊と思われるようなショッキングな出来事が起こります。

そこで、創造主はハイヤーセルフを通じて、

  • あなたの望んだ現実を想像するために、なぜこのような状況にする必要があったのか
  • あなたはこの現実をどのように受け止め、行動すれば注文通りの未来が手に入るのか

といった指示やガイドをあなたに送ってきます。

この創造主からあなたへ向けられたフローがパワーの正体です。

これは、エイブラハムでいうところのソースエネルギー・ウェルビーイングに近いイメージかと思います。

また、あなたが三つ編みの先端の外部センターから創造主に向けて送る際のエネルギーもパワーの一種で、この出力の大きさはあなたのメタパワーの大きさに比例します。

パワーからのメッセージをクリアに受信して、意図を正しく解釈するためには、あなたは目覚めた状態で三つ編みを起動させ、外的意図を活性化させておく必要があります。

その受け取った指示を反映させるには、あなたの内的意図を正しく使い、現実の状況に抵抗せずに、スマートに立ち回る(フリをする)必要があります。

つまり、メタパワーを使って鏡の向こう側から現実のあなたに指示をするということです。

この時にあなたの意識が鏡のこちら側の世界に落ちてしまうと、望んだ未来がすぐそこまできているのに、受け取ることができないという事態に陥ってしまいます。

そして、それを防ぐために有効になるのがアドバンテージ・メソッドということになります。

You need to observe yourself, observe what you are giving your attention to, so that rather than sinking back into constructing your own plan, you follow the barely perceptible nudges from the script as if they were dictates of Power.

TUFTI the Priestess, P80

しかし、あなたが眠りに落ちて、現実のスクリーンの中に閉じ込められると、

現実 = あなた

という錯覚を起こします。

そして、台本に現実のコマのオペレーションを任せて、オートパイロットで動かされている状態になります。

次のチャートをご覧ください。

台本によって現実のパターンのループが生成される

本来のあなたのポジションが台本に乗っ取られている状態です。

この時、パワーに代わって台本があなたに指示を出すようになります。

しかし、台本はあなたの感じている感情があなたの見たい世界だと思っているので、そのような現実に向かうように指示を出してきます。

そして台本には、あなたの感情エネルギーを動力源としてその出力を増幅させていくという性質があります。

私の見解では、この感情エネルギーで動いている状態の台本のことを、まさにエゴと呼ぶのではないかと考えます。

エゴに支配されると、思考の声と魂の声の判別がつかなくなり、あなたの理性とあなたの魂が向かいたい方向を一致させるのが難しくなります。

そうなると、無用な苦労や苦しみを味わうことになり、人生を生きづらくなってしまいます。

エゴについては、

の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

まとめ

ポイントのおさらい
  1. パワーとは創造主から送られるエネルギーの流れの事
  2. パワーを受信するには目覚めている必要がある
  3. パワーを受信したら、そこからはあなたの立ち回り方で結果が決まる
  4. 眠りに落ちると台本があなたに変わって現実のパターンを生成する

この現実創造の関係性はコンピューターのネットワーク環境に例えることができます。

創造主

セントラルサーバー

ソース

クラウド(データ)

ハイヤーセルフ

デバイス(受信機)

あなた

アプリ・インターフェース

現実

ディスプレイ

そして、パワーはセントラルサーバーである創造主からソフトであるあなたにデータを送る際のデータ転送の流れということが言えます。

本書では「パワーからの指示」と表現されていますが、実際は、

創造主からの指示がパワーというエネルギーの流れに乗ってあなたの元に届いている

というイメージではないでしょうか。

そして、現実創造オペレーションシステムである台本がその指示に沿って、現実のコマを生成するという流れです。

今回のお話は非常にコアな部分の説明になりましたが、少しでもタフティの理論を理解するヒントになれば幸いです。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

タフティが響いた人はこちらも

絶対に現実を変えたい…

という人へ

魂の視点」から現状を紐解く

現実を好転させるには、
まず魂の声を聞いてあげよう

願望実現において、ベースとなるのは今のあなたの状態です。

いくら、アファメーションやイメージングで、ワクワクを感じようとしても、今のあなたが傷ついている状態では、あなたは強い抵抗を感じてしまうでしょう。

多くの願望実現のメンターたちは、

現実は無視!
願いが叶っている自分だけに集中!

と、口を揃えて言いますが、無視していいのは「現実」という幻想だけです。

それは、あなたの魂の声を無視するということでは決してありません。

現実創造には、

  • カルマ
  • 過去世・前世
  • 宿命・運命
  • 使命・ミッション
  • ツインレイプログラム

といった、さまざまな条件が絡み合っており、特に宇宙由来の魂を持つスターシードライトワーカーの人たちは、説明できない生きづらさや物質世界に対する違和感を感じています。

そのような人たちは、魂レベルでのブロックが何層にも重なっている可能性があるので、自分の魂のルーツを知るということが非常に有効になります。

私は以前、人生に行き詰まった時、ココナラというプラットフォームで鑑定を受けてから、急に道が開けるような体験をしました。

  • 現実を変えようと行動すると、ひどい揺り戻しに遭う
  • 逆らえない大きな力の流れを感じる
  • 何かに強力に導かれているような気がする
  • あり得ないシンクロニシティが頻発する

といった自覚がある方は、こちらの記事を読んでいただくと、状況を打開するきっかけになるかもしれません。

— 実際にセッションを受けた体験談 —

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