Audible×Kindleで英語力が劇的アップする理由とは?
英語中級者の人が上級者になるためには、避けて通れない多読と多聴。
両者はそれぞれ単体で行っても十分効果的な学習ですが、両方を同時進行で行うことで得られる様々なメリットがあります。
そして、この多読多聴の同時進行に相性抜群なのが、AudibleとKindleの併用です。
理由は主に3つあります。
Audible×Kindleの3つのメリット
- 英語音声を文字で補助できる
- 時短で効率的に学習できる
- 没入感がすごい
そこで、今回は、
- 英語の多読多聴はAudibleとKindleを併用するべき理由
というテーマについて、深掘りしていきたいと思います。
それでは、始めていきましょう。
Audible×Kindleは英語音声を文字で補助できる
AudibleとKindleを併用して英語学習を行う最大のメリットは、英語音声を文字で補助できることです。
文字による補助の効果は4つ
- 聞き取れなかった箇所を文字で補完
- 英語音声を聞きながらスペルを確認
- リスニングする内容を文字で先取り
- 発音やトーンの違いを音声で認識
詳しく解説していきます。
聞き取れなかった箇所を文字で補完
多読と多聴を同時進行で行うことで、英語音声を文字で補助しながら読み進めることができるため、理解できる内容の幅が広がります。
リスニングは音の連なり(チャンク)を拾っていくため、単語単位での認識が難しく、リアルタイムでの文字補完は極めて有効になります。
また、このテクニックは、文章を見ながらシャドーイングをする時にも活用できます。
ただ、注意点としては、文字に頼りすぎないことです。
あくまでも、リスニングの補助的な役割として文字を追っていきましょう。
英語音声を聞きながらスペルを確認
文字を同時に読むことによって、リスニングだけでは認識しにくいスペルや単語の全体的なイメージを瞬時に脳裏に焼き付けることができます。
そのため、別の文脈でその単語が出現した時に、ビジュアル的な既視感を感じることができ、その単語に対するコアイメージが固まってきます。
また、Kindleであれば、一旦音声を止めて、その場ですぐに辞書で意味を調べることも可能です。
えいじでも、多読多聴はあまり調べすぎないのがコツ
ただし、あまり文字情報のインプットに集中してしまうと、リスニングが疎かになってしまうので、あくまでも流れの中で何となく認識する程度にとどめましょう。
リスニングする内容を文字で先取り
英語音声に合わせるように文字を読み進めることで、少し先の文字情報も視界の中に入り、次に来る内容をある程度予測しながらリスニングをすることができます。
事前情報が入っている状態でリスニングすることにより、聞き漏らす確率が下がります。
発音やトーンの違いを音声で認識
多読だけだと、発音やトーンなどは自己流の想像になってしまいますが、実際のナレーションを聴くことによって、常に正しい発音とトーンで読み進めることができます。
特にトーンやイントネーションの置き方は、非ネイティブの我々からすると、違いがあいまいすぎて、習得が難しい部類に入ります。
ナチュラルな英語を聴きまくることによって、自然とそのトーンの持つ意味合いを理解できるようになっていきます。

Audible×Kindleは時短で効率的に学習できる
AudibleとKindleの併用は、単に時間あたりの学習量が2倍にだけでなく、様々な時短効果が期待できます。
時短効果は3つ
- 効率よくボリュームを稼げる
- 素材を選ぶ手間が減る
- 多読だけの時より捗る
詳しく解説していきます。
効率よくボリュームを稼げる
リスニングとリーディングを同時に行なっているので、同じ時間で単純に2倍の学習量を稼ぐことができると言えます。
もちろん、多読多聴をそれぞれ単体で行う場合に比べ、個々のインプット情報に対する集中度は下がります。
しかし、文字と音声でお互いを補完しながら進めるので、結果的には効率よくボリュームを稼ぐことができます。

素材を選ぶ手間が減る
洋書の小説や自己啓発書は、1冊あたりのページ数(再生時間)が長いので、完読するまでかなり時間が掛かります。
一般的な小説の場合、大体再生時間が10時間前後のものが多く、毎日20分学習を行なったとしても、1ヶ月ほどかかる見込みです。
なので、一度素材を選べば、次の素材を選ぶまでの時間が結構あるので、いちいち素材選びに迷うことが少なくなり、副次的な時短効果を得られます。
また、KIndleであれば、ワンクリックですぐに購入することができ、さらに時短できます。
完読したAudible作品はスキマ時間のリスニング素材としても再利用でき、新たに素材を探す必要がなくなります。

多読だけの時より捗る
多読は完全に能動的な活動なので、疲れている時ややる気が出ない時などは、全くページが進まない時があります。
しかし、Audible×Kindleの同時進行であれば、流れる音声に合わせて読み進めるだけなので、半ば強制的にページが進むため、むしろ疲れてやる気が出ないときにこそ、サクッと行える学習法です。
えいじ今日は疲れて何もできなかったけど、1章読んでから寝るか
という感じで、全く何もやらなかった日救済措置としても活躍します。

Audible×Kindleは没入感がすごい
特に小説の場合、AudibleとKindleを併用して読み進めることによって、作品の世界への深い没入感が得られます。
没入感の理由は2つ
- ナレーターの役作りが秀逸
- 外部からの刺激をシャットアウト
詳しく解説していきます。
ナレーターの役作りが秀逸
小説を本で読むとき、それぞれのキャラクターの話し方の特徴やアクセントなどは、あくまでも自分の想像になります。
しかし、Audibleではプロのナレーターが声色やアクセントを変えながら、それぞれの役柄を巧みに演じ分けているので、まるで長編映画を観ているかのような没入感に浸ることができます。
それによって、脳内でのイメージの解像度が上がり、より奥行きのある世界観を楽しむことができます。
外部からの刺激をシャットアウト
文字と音声を同時にインプットすることによって、それ以外の余計な情報が入り込む隙間がなくなり、自然とその世界観に浸らざるを得なくなります。
また、音の持つ力と文字の持つ力が合わさることにより、よりクリアなイマジネーションが可能になり、まるでその世界の住人かのように感じることができます。
また、Kindleであれば、ワンクリックでページをめくることができ、音声を聴きながらでもスムーズで確実なページ移動が可能です。
そのため、余計なことに神経を使わずに済み、物語に没入できます。
げん丸紙の本だと結構ミスるブヒな…
まとめ

Audible×Kindleで英語学習のメリット【まとめ】
- 英語音声を文字で補助できる
- 聞き取れなかった箇所を文字で補完
- 英語音声を聞きながらスペルを確認
- リスニングする内容を文字で先取り
- 発音やトーンの違いを音声で認識
- 時短で効率的に学習できる
- 効率よくボリュームを稼げる
- 素材を選ぶ手間が減る
- 多読だけの時より捗る
- 没入感がすごい
- ナレーターの役作りが秀逸
- 外部からの刺激をシャットアウト
Audible×Kindle併用による多読多聴は、比較的負荷の高い学習法になりますが、学習効率は抜群なので、たとえ1日1章ずつ進めたとしても、毎日継続して行えば、大きな効果が期待できます。
負荷が高すぎるようであれば、過去に一度多読した作品のAudible版を購入して、改めて多読多聴同時進行に取り組むのも悪くありません。
もちろん、この学習と並行して、多読のみや多聴のみの学習を別途行なっても問題ありません。
むしろ、多読には多読の、多聴には多聴の良さがあるので、それぞれの利点を活かして、バランスよく学習計画を立ててもらえればと思います。
それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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