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願いを叶えるために意識する3つのこと|エイブラハムの教え『Ask and It Is Given』【第4章・後編】

前回の記事、

では、「あなたの願いがまだ叶っていない理由」についてお話をしました。

ですが、

げん丸

じゃあ結局、願いを叶えるにはどうすればいいの?

という、根本的な問題の解決には至っていません。

そこで、今回は、

願望実現のプロセスを最適化する方法

について、解説していきたいと思います。

それでは、始めていきましょう。

今回参考にした本はこちら

Ask and It Is Given
Learning to Manifest Your Desires

英語の難易度:

  • エイブラハムからのメッセージ部分は、チャネリングを通してアウトプットしたものを忠実に再現しているため、文法的に正しくない文章や、英語的に不自然な表現が使用されている場合があります。
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ページ数:352ページ

著者:Esther Hicks, Jerry Hicks

発売日:2004年10月1日

日本語訳版はこちら

新訳 願えば、かなう
エイブラハムの教え
引き寄せパワーを高める 22の実践

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ページ数:317ページ

著者:エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス

発売日:2016年12月15日

本記事の内容は、本書を読んで私自身が解釈・要約したものであり、著者の意図や原文を忠実に再現したものではありません。また、理解を深めやすくするため、一部の実例などに変更・補足を加えている場合があります。

Contents

願いを叶えるために意識すること

願いを叶えるにはどうすればいいのか?

ということですが、そのためには、意図的に創造する意識を持つことが大事だとエイブラハムは言います。

具体的には、次の3つのことを意識するようにします。

願いを叶えるために意識すべき3つのこと

  • あなたの願いの最終的な実行者はあなた
  • 「自分はこうしたい」という欲求を大事にする
  • 正しく「Ask」する

くわしく解説していきます。

あなたの願いの最終的な実行者はあなた

あなたの願いは、発生した瞬間にソースに届いているので、あなたの願いがいつまでも叶わない原因は、あなたの意識の持ちようにあると言えます。

まず、あなたはソースエネルギーの末端にいる存在だということです。

つまり、あなたは物質世界と非物質世界の境界に存在しています。

エイブラハムは、この領域のことを「Leading Edge(リーディングエッジ)」と表現しています。

すべての物質的環境はソースの力によって具現化されたものですが、現在あなたの世界に投影されている現実のシーンは、ずいぶん前にあなたが発した思考によって現象化されたものです。

これは、「あなたは物質世界と非物質世界の両面(Leading Edge)から現実を創造し続けている」ということを示しています。

完全な非物質的存在であるソースの役割は、願望実現の設計・プランニングというところまでで、その設計図を受けて、実際にそれを選択し実行に移すのは、物質世界に介入しているあなたの役割です。

つまり、現実創造というのは、ソースとあなたの共同作業で行われているということです。

イメージとしては、

といった感じでしょうか。

この関係性は、あなたがどんな状態であっても、変わることがありません。

そもそも、

あなた = ソース

なので、あなたとソースが切り離されるということはありませんし、ソースがあなたのことに愛想を尽かして、離脱するということもありません。

逆にいうと、あなたがいくら望んだとしても、あなたはソースから離れることはできません。

すなわち、あなたはこの現実創造のループからは抜け出すことができないということです。

しかし、ソースとのつながりが塞がってしまうことはあります。

それは、あなたが抵抗を感じることです。

ただ、安心してほしいのは、ソースからあなたへのつながりに抵抗を発生させることはなく、ソースは常にあなたの元で100%あなたの要求に応えようとしています。

ですので、あなたに託された仕事は、ソースが用意したプランを「選択(実行)するか・しないか」というところだけです。

あとは宇宙に任せましょう。

Everything in your physical environment was created from Non-Physical perspective by that which you call Source. And just as Source created your world, and you, through the power of focused thought, you are continuing to create your world from your Leading-Edge place in this time-space-reality.

Ask and It Is Given, P16

「自分はこうしたい」という欲求を大事にする

「自分はこうしたい」という欲求は、私利私欲に満ちたエゴの声ではありません。

エイブラハムは、この個々に持つ欲求のことを「Personal preference(パーソナルプリファレンス)」と表現しています。

これは、単に個人的な趣味嗜好ということではなく、心の奥底から湧き上がる「自分はこう生きたい」という純粋なエネルギーであり、願いを叶えるためには欠かせない、現実創造の根源的な力です。

これは個人のレベルのみならず、人類の進歩はこの「もっとこうしたい」という欲求を原動力にして進化を遂げてきました。

そして、この「Personal preference」は、コントラストから生まれます。

つまり、ある環境や状況を経験し、あなたが「自分はこうしたい」という願望に気づいたとしても、ある人にとっては、それが快適な状態という可能性があり、その場合、その人にとってはそれはコントラストにはならないということです。

ですので、人生の中で不遇を経験するということは、自分の本当の願いに気づくチャンスを与えられたということでもあります。

そういう視点を持つと、どんなに理不尽な状況でも、この人生創造ゲーム楽しむことができるようになり、そんな状況を与えてくれたことに感謝すらできるようになってきます。

これが真のポジティブシンキングであり、まさにタフティでいうところの「アドバンテージ」に相当します。

Do not underestimate the value of your preferences, for the evolution of your planet depends upon those of you on the Leading Edge of thought continuing to fine-tune your desires. And the contrast, or variety, in which you are standing provides the perfect environment for the formation of your personal preferences.

Ask and It Is Given, P17

正しく「Ask」する

私たちは、常にソースと繋がっており、感情の周波数を通してデフォルトで願いが放出され続けている状態です。

エイブラハムはこの状態のことを「Ask」と表現しています。

そして、願いを叶えるためには、「意図的にAskする」意識が重要だと、エイブラハムは言います。

Ask = あなたの意識の向け先、欲求、願望を通してソースに要求している状態

しかし、あなたはそれを必ずしも言葉で表す必要はありません。

あなたは、ただその状態になっていることを感じるだけでいいのです。

例えば、

  • 私は〇〇を欲している
  • 私は〇〇に魅力を感じている
  • 私は〇〇をありがたいと思っている

といった、自分の中に湧き出た純粋な気持ちを特定し、それを強化していくイメージです。

つまり、なりたい自分とそうなっている自分の状態だけにフォーカスして、不本意な願いは放たないようにするということです。

Your desires and beliefs are just thoughts: “Ask and it is given” You ask through your attention, through your wanting, through your desire—that is the asking (whether you desire it to happen, or you desire it not to happen, you are asking….)

Ask and It Is Given, P18

願いが叶いやすくなる意識状態とは

以上の3点を踏まえた上で、願いが叶いやすくなる意識状態について解説したいと思います。

ポイントは2つ

  • 今のあなたの状態やあなたが持っているものに対して幸せを感じること
  • それと同時にもっと欲しいと熱望すること

この2つの意識を同時に持っている状態が、現実創造にとってベストな立ち位置です。

「ある」という側面に意識のフォーカスを持っていくことで、あなたの感情の波動は「ある」の周波数になります。

そして、創造は拡張していく性質をもっているので、

えいじ

もっとこうすれば幸せだな!

という、ワクワク感も願望実現には欠かせません。

なので、どんな状況であっても、この2つの火種を絶やさないことです。

あなたは、望んだものがあなたの元に向かって来ているということを感じながら、ワクワクして、それを楽観的に待っていればいいのです。

  • 焦り
  • 疑い
  • 無価値

という感情は、あなたがそれを受け取ることから遠ざけてしまいます。

これは、動かしようのない宇宙の法則なので、ただただリラックスしていましょう。

It is our desire that you become one who is happy with that which you are and with that which you have—while at the same time being eager for more. That is the optimal creative vantage point: To stand on the brink of what is coming, feeling eager, optimistic anticipation—with no feeling of impatience, doubt, or unworthiness hindering the receiving of it—that is the Science of Deliberate Creation at its best.

Ask and It Is Given, P19

まとめ

今回の要点をまとめると、

  • あなたは物質世界と非物質世界の境界(Leading Edge)に存在する、現実創造の最終的な実行者である
  • 「自分はこうしたい」という欲求(Personal preference)は、コントラストから生まれる現実創造の始まり
  • 願いを意図的に「Ask」することが重要
  • 願いを叶えるには次の2つの意識状態を保つこと
    • 今のあなたの状態やあなたが持っているものに対して幸せを感じること→「ある」にフォーカス
    • それと同時にもっと欲しいと熱望すること→「ワクワク感」を大切に

となります。

引き寄せの法則と聞くと、どこか他力本願な印象があったかと思いますが、実際の現実創造において、あなた自身の介入度は決して低くないということがわかります。

つまり、あなたの振る舞いや意識の持ちようによって、結果に大きな影響があるということです。

これは、現実に対する私の現時点での見解とも一致します。

舞台を用意するところまでは宇宙の仕事ですが、そこで演じるのは役者であるあなたの仕事です。

そして、その舞台に上がるかどうかの判断も、あなたに委ねられています。

次回は、「あなたの感情は宇宙からのナビゲーションシステムである」というテーマについて深掘りをしたいと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

エイブラハムが響いた人はこちらも

絶対に現実を変えたい…

という人へ

魂の視点」から現状を紐解く

現実を好転させるには、
まず魂の声を聞いてあげよう

願望実現において、ベースとなるのは今のあなたの状態です。

いくら、アファメーションやイメージングで、ワクワクを感じようとしても、今のあなたが傷ついている状態では、あなたは強い抵抗を感じてしまうでしょう。

多くの願望実現のメンターたちは、

現実は無視!
願いが叶っている自分だけに集中!

と、口を揃えて言いますが、無視していいのは「現実」という幻想だけです。

それは、あなたの魂の声を無視するということでは決してありません。

現実創造には、

  • カルマ
  • 過去世・前世
  • 宿命・運命
  • 使命・ミッション
  • ツインレイプログラム

といった、さまざまな条件が絡み合っており、特に宇宙由来の魂を持つスターシードライトワーカーの人たちは、説明できない生きづらさや物質世界に対する違和感を感じています。

そのような人たちは、魂レベルでのブロックが何層にも重なっている可能性があるので、自分の魂のルーツを知るということが非常に有効になります。

私は以前、人生に行き詰まった時、ココナラというプラットフォームで鑑定を受けてから、急に道が開けるような体験をしました。

  • 現実を変えようと行動すると、ひどい揺り戻しに遭う
  • 逆らえない大きな力の流れを感じる
  • 何かに強力に導かれているような気がする
  • あり得ないシンクロニシティが頻発する

といった自覚がある方は、こちらの記事を読んでいただくと、状況を打開するきっかけになるかもしれません。

— 実際にセッションを受けた体験談 —

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