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願望実現の3ステップと「受け取りモード」に入る方法|エイブラハムの教え『Ask and It Is Given』【第10章】

前回の記事、

では、

  • あなたの感情から読み取れる要素は3つ
    • あなたの波動の高さ
    • あなたとソースとの距離感
    • あなたの思考のズレ

というお話をしました。

げん丸

じゃあ、なぜこの3つの要素が、願望実現に影響を与えるの?

それを理解するには、この宇宙の創造活動は、どのようなプロセスで行われているのかを知る必要があります。

簡単に説明すると、願望実現のプロセスには、

  • あなたが願う
  • 宇宙が応える
  • あなたが結果を受け取る

という3つのステップがあり、中でも重要なのがSTEP3の「結果を受け取る」です。

望む現実の結果を受け取るには、あなたが「受け取りモード」に入っていなければなりません。

そこで、今回は、

現実創造の3ステップと「受け取りモード」の入り方

について、深掘りしていきたいと思います。

それでは、始めていきましょう。

今回参考にした本はこちら

Ask and It Is Given
Learning to Manifest Your Desires

英語の難易度:

  • エイブラハムからのメッセージ部分は、チャネリングを通してアウトプットしたものを忠実に再現しているため、文法的に正しくない文章や、英語的に不自然な表現が使用されている場合があります。
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ページ数:352ページ

著者:Esther Hicks, Jerry Hicks

発売日:2004年10月1日

日本語訳版はこちら

新訳 願えば、かなう
エイブラハムの教え
引き寄せパワーを高める 22の実践

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ページ数:317ページ

著者:エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス

発売日:2016年12月15日

本記事の内容は、本書を読んで私自身が解釈・要約したものであり、著者の意図や原文を忠実に再現したものではありません。また、理解を深めやすくするため、一部の実例などに変更・補足を加えている場合があります。

Contents

願いが叶う仕組み|現実創造の3ステップ

まず、あなたの願いが宇宙に届けられて、現実化するまでの流れを見ていきましょう。

現実創造は、次のシンプルな3ステップで構成されています。

現実創造の3ステップ

  • 願う
  • 宇宙が応える
  • 結果を受け取る(受け入れる)

詳しく解説していきます。

STEP

願う
You Ask

STEP1の「願う」はあなたの仕事ですが、意識的・無意識的、鮮明・不鮮明に限らず、あなたの願いは、常にあなたの発する波動に応じて、宇宙に放たれています。

願望や願いというのは、それ単体で生まれるのではなく、コントラストバラエティといった環境に置かれた時、初めて自分のパーソナルプリファレンスに気付き、その副産物が願望や願いとなって宇宙に放射されます。

そのため、願うこと自体に苦労はありませんが、同時に願いを止めるということは不可能なので、あなたは常にあなたの波動状態と辻褄の合った現実を引き寄せ続けているということになります。

コントラスト
Contrast

あなたが自分の本当の望みに気づくために一時的に陥る、あなたが望まない状況。

詳しくはこちらの記事を参照

バラエティ
Variety

あなたがパーソナルプリファレンスに気づくために、宇宙によって用意された、あなたの世界観や価値観の中にはないものや人に触れる機会。

パーソナルプリファレンス
Personal preference

コントラストやバラエティといった人生経験から自然に生まれ、更新され続ける「自分はこう生きたい・こうしたい」という具体的な望み。単なる個人の嗜好を超えた、あなた特有の選好。

詳しくはこちらの記事を参照

Desires (or asking) are the natural by-product of your exposure to this environment of fantastic variety and contrast.

Ask and It Is Given, P47
STEP

宇宙が応える
The Universe Answers

STEP2の「宇宙が応える」は、非物質的な領域でのプロセスなので、あなたにできることはありません。

あなたが願った瞬間に、宇宙は何かしらの反応をしています。例外はありません。

あなたが意識的に言葉やイメージで実行する願いというのは、実はまれで、ほとんどの願いは、あなたの波動を通して自動的にアップロードされ続けています。

つまり、この「あなたが願う」と「宇宙が応える」のプロセスは、絶え間なく行われているということになります。

あなたの願いが宇宙に放射されてから、宇宙に届くまでの間には、タイムラグはありません。

しかし、宇宙があなたの願いに反応してから、実際に物質世界に現実として現れるまでには、タイムラグがあり、その間のあなたの振る舞い(STEP3)が現実創造において重要なポイントとなります。

Your “asking” is sometimes spoken with your words, but more often it emanates from you vibrationally as a constant stream of personally honed preferences, each building on the next, and each one respected and answered.

Ask and It Is Given, P48
STEP

結果を受け取る(受け入れる)
You Allow It In

STEP3の「あなたが結果を受け取る(受け入れる)」は、あなたの振る舞いによって結果が変わる唯一のプロセスで、現実創造における最重要ポイントになります。

あなたが宇宙に放った願いは、100%ソースに届けられ、その結果があなたの元まで届いています。

しかし、その結果を実際に現実化するには、あなたの「受け取る」または「受け入れる」というプロセスが必要になります。

この時、あなたがその結果に対して「(波動的に)抵抗する」という姿勢を見せた場合、現実化は行われません。

したがって、その願望を実現させるためには、あなたの波動を「受け取りモード」にチューニングする必要があります。

ここで鍵となるのが、あなたの波動ガイダンスシステムである「感情」です。

多くの人の現実が、願いが叶っていないように見えるのは、このプロセスでの波動が、願いが叶っていない状態(不足の状態)にチューニングされてしまっているからです。

Unless you are in the receiving mode, your questions, even though they have been answered, will seem unanswered to you; your prayers will not seem to be answered, and your desires will not be fulfilled—

Ask and It Is Given, P48

「受け取りモード」に入るための3つのポイント

あなたの波動を「受け取りモード」にチューニングするために、押さえておくべき重要なポイントが3つあります。

ポイントは3つ

  • すべての願いは「〜を望んでいる」と「〜は避けたい」の表裏一体
  • 現在の状況(不足の状態)ではなく、願望そのものに意識を向ける
  • Well-Being(ウェルビーイング)」を受け入れる

詳しく解説していきます。

すべての願いは「〜を望んでいる」と「〜は避けたい」の表裏一体

すべての願いには、「こうなりたい」という純粋な願望の裏に、「こうはなりたくない」という、その反対のネガティブな状況を避けたいという願望が隠れています。

例えば、

  • 健康になりたい」→「病気になりたくない…
  • 経済的な安定を手に入れたい」→「カツカツな生活を送りたくない…
  • 完璧なパートナーを見つけたい」→「独り身ではいたくない…

といったように、物事には必ず表と裏の要素が存在します。

しかし、ここで大事なのは、どちらの面にあなたの波動をチューニングするかということです。

理想の未来を思い描いて、ワクワクするのか。

将来の不安にフォーカスして、心配して過ごすのか。

あなたの意識が、どちらの面により強く向いているかで、あなたの波動の周波数が決まります。

Every subject is really two subjects: There is that which you desire, and the lack of it.

Ask and It Is Given, P49

現在の状況(不足の状態)ではなく、願望そのものに意識を向ける

たとえ、あなたがコントラストやバラエティの状況に置かれていて、

えいじ

こうはなりたくない!

ということに気がついたとしても、いつまでもそのネガティブな側面にフォーカスしてはいけません。

まず、その異常な状況に遭遇した時に、すぐに、

えいじ

あ、これはコントラストだな

と、現実に対する視座を上げます。

そうすると、

えいじ

ということは、自分はこの逆のことを望んでいるんだな!

ということに気がつき、そのイメージを膨らませることによって、ワクワクしてきます。

つまり、コントラストやバラエティで遭遇するネガティブな状況やイベントは、気づきのきっかけに使うのみで、そのあとは手放す必要があります。

そうすると、現実創造のスピードは一気に加速していきます。

The Creative Process is occurring whether you are consciously aware of it or not. Because of the variety and contrast of your experience, continual new preferences are being born within you, and you are, even without knowing it, broadcasting them as requests.

Ask and It Is Given, P49

「Well-Being(ウェルビーイング)」を受け入れる

先ほどの、「願いはポジティブな面とネガティブな面の両面から成っている」という理論と矛盾しているように聞こえますが、「Well-Being」に関していうと、ネガティブなソースエネルギーというものは存在しません。

「Well-Being」は愛や感謝といった高波動のエネルギーなので、あなたをプラスの方向に進ませるエネルギーです。

したがって、あなたの現実において、ポジティブなこととネガティブなことを経験するのは、あなたが「Well-Being」を受け入れるか、抵抗するかの違いしかありません。

例えば、

  • 健康」というソースエネルギーはあるが、「病気」というソースエネルギーはない
    あなたが「健康」という「Well-Being」に抵抗すると、病気になる
  • 豊かさ」というソースエネルギーはあるが、「貧困」というソースエネルギーはない
    あなたが「豊かさ」という「Well-Being」に抵抗すると、貧乏になる

というように、その「Well-Being」に抵抗すると、その反対のネガティブな現実を経験するという仕組みです。

そして、あなたが「Well-Being」を受け入れているのか、抵抗しているのかを、簡単に見極める方法が、宇宙のガイダンスシステムとしてのあなたの「感情」です。

あなたが、「良い気分」でいれば、「受け入れている」状態で、「悪い気分」でいる場合は、「抵抗している」ということになります。

すべては波動でできているので、あなたの感じていることが、あなたの現実創造に直結します。

It does not matter where you currently stand in relationship to anything you desire. By paying attention to the way you feel, and by directing your thoughts to better-feeling thoughts, you can again achieve vibrational harmony with the Well-Being that is natural to you.

Ask and It Is Given, P51

まとめ

今回の要点をまとめると、

  • 現実創造のプロセスは3ステップ
    • 願う
    • 宇宙が応える
    • 結果を受け取る(受け入れる)
  • STEP1:願う
    • あなたの願いは、あなたの発する波動に応じて、常に宇宙に放たれている
    • 願いを止めることはできない常にあなたの波動に合った現実を引き寄せ続けている
  • STEP2:宇宙が応える
    • あなたが願った瞬間に、宇宙は何かしらの反応をしている
    • あなたが願ってから、宇宙に届くまでのタイムラグはない
    • 宇宙が応えてから、現実化するまでにはタイムラグがある
  • STEP3:結果を受け取る(受け入れる)
    • 宇宙が出した結果を現実化するには、あなたの「受け取る(受け入れる)」というプロセスが必要
    • 願望を実現させるためには、あなたの波動を「受け取りモード」にチューニングする
  • 「受け取りモード」に入るための3つのポイント
    • すべての願いは「〜を望んでいる」と「〜は避けたい」の表裏一体
    • 現在の状況(不足の状態)ではなく、願望そのものに意識を向ける
    • Well-Being(ウェルビーイング)」を受け入れる(抵抗しない)

となります。

今回の話からわかるのは、

物事には二面性があり、その事実を認めつつ、望む面に意識のフォーカスを当てる

というのが、願望実現の基本姿勢だということです。

この姿勢が、いわゆる「現実は無視」の正しいスタンスだと考えます。


次回は、「思考の正しい扱い方」について、深掘りしていきたいと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

エイブラハムが響いた人はこちらも

現実創造に本気で取り組みたい…

という人へ

魂のルーツ」を知る方法

現実創造は、
魂からアプローチする

現実創造はコツさえ掴めば、ある程度自分の人生をコントロールすることができます。

しかし、

望む未来を意図すれば、
その現実がやってくる…

と、単純に言えない事情があります。

それは、我々の魂はそれぞれ、生まれてくる時に色々な「設定」をして、この地に降りてくるからです。

現実創造には、

  • カルマ
  • 過去世・前世
  • 宿命・運命
  • 使命・ミッション
  • ツインレイプログラム

といった、さまざまな条件が絡み合っており、特に宇宙由来の魂を持つスターシードライトワーカーの人たちは、説明できない生きづらさや物質世界に対する違和感を感じています。

そのような人たちは、魂レベルでのブロックが何層にも重なっている可能性があるので、自分の魂のルーツを知るということが非常に有効になります。

私は以前、人生に行き詰まった時、ココナラというプラットフォームで鑑定を受けてから、急に道が開けるような体験をしました。

  • 現実を変えようと行動すると、ひどい揺り戻しに遭う
  • 逆らえない大きな力の流れを感じる
  • 何かに強力に導かれているような気がする
  • あり得ないシンクロニシティが頻発する

といった自覚がある方は、こちらの記事を読んでいただくと、状況を打開するきっかけになるかもしれません。

— 私が自分の魂のルーツを知った方法 —

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