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「受け入れる」「抵抗する」とは?|エイブラハムの教え『Ask and It Is Given』【第7章・後編】

前回の記事、

では、「『受け入れる or 抵抗する』が私たちの唯一の自由意志である」というお話をしました。

では、私たちは一体、何を受け入れて、何に抵抗しているのでしょうか?

願いを叶えるためには、

あなたの中に「Well-Being(ウェルビーイング)」が流れることを受け入れること

と、エイブラハムは教えています。

また、「Well-Being」の流れに抵抗すると、そのような現実にシフトしていくとも言っています。

そこで、今回は、

「受け入れる」「抵抗する」とは?

ということについて、深掘りしたいと思います。

それでは、始めていきましょう。

今回参考にした本はこちら

Ask and It Is Given
Learning to Manifest Your Desires

英語の難易度:

  • エイブラハムからのメッセージ部分は、チャネリングを通してアウトプットしたものを忠実に再現しているため、文法的に正しくない文章や、英語的に不自然な表現が使用されている場合があります。
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ページ数:352ページ

著者:Esther Hicks, Jerry Hicks

発売日:2004年10月1日

日本語訳版はこちら

新訳 願えば、かなう
エイブラハムの教え
引き寄せパワーを高める 22の実践

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ページ数:317ページ

著者:エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス

発売日:2016年12月15日

本記事の内容は、本書を読んで私自身が解釈・要約したものであり、著者の意図や原文を忠実に再現したものではありません。また、理解を深めやすくするため、一部の実例などに変更・補足を加えている場合があります。

Contents

「受け入れる」「抵抗する」とは?

エイブラハムによると、あなたが願ったものは、すべてソースが即座に反応し、ソースエネルギーを通じて、あなたの元まで届いています。

しかし、最終的にその現実を採用するかどうかは、あなたがその現実をどの程度受け入れているかで決まります。

具体的には、次の2通りです。

2つの波動状態

  • 「Well-Being」を受け入れているallowing
  • 「Well-Being」に抵抗しているresisting

詳しく解説していきます。

「受け入れる」とは?

現実創造には、あなたの「受け入れる」というプロセスが必要なことはわかりました。

しかし、実際には、

げん丸

「受け入れる」って何を?

という疑問が浮かぶと思います。

前回の記事で解説した「現実創造の3ステップ」2つ目の、

  1. 宇宙(ソース)があなたの願いに反応する(受注・発送)

のプロセスで、あなたの願いを受領したソースは、その結果をソースエネルギーの流れに乗せて、あなたの元へ届けられます。

しかし、そこであなたに届いた現実のパッケージを受け取らないと現実化が起こりません。

その現実のパッケージを受け取るには、そのソースエネルギーがあなたの中を流れる必要があります。

えいじ

ちなみに、タフティは、このソース(創造主)からのエネルギーの流れのことを「パワー」と表現しているね

エイブラハムは、このソースエネルギーがあなたの中を正常に流れている状態、またはあなたの中を流れるソースエネルギーのことを「Well-Being(ウェルビーイング)」と表現しています。

つまり、

「受け取る」とは、あなたが「Well-Being」を受け入れる

ということです。

では、どうやって「Well-Being」を受け入れればいいのか?

ということですが、その方法は非常にシンプルで、

「Well-Being」の流れに身を任せて、その心地よさを感じること

です。

この時の感じ方やイメージは人それぞれなので、あなたが心地よいと思う方法でイメージしてみてください。

そうすると、あなたの波動が「allowing」の状態になり、ソースエネルギーがあなたの中を流れ出します。

この状態になると、あなたの現実はあなたの願ったものを「受け取る」方向にシフトしていきます。

げん丸

「Well-Being」について、もう少し説明してほしいブヒ…

この「ソースエネルギー」と「Well-Being」の関係は、物質世界での「空気」と「呼吸」に似ています。

ソースエネルギーは常に私たちの周りに漂っていて、あなたはいつでもそれを取り入れることができます。

しかし、実際にそれを取り入れるには、あなたが呼吸という動作を通して、あなたの体の中を循環させる必要があります。

通常、呼吸は無意識に行われていますが、深呼吸をしたり、息を止めたりと、意図的にコントロールすることも可能です。

これをソースエネルギーと「Well-Being」の関係に当てはめると、

深呼吸をする = 「Well-Being」を受け入れる
息を止める = 「Well-Being」に抵抗する

ということが言えます。

深呼吸をすると、身体中に酸素が行き渡り、リラックスして、体が楽になっていきます。

逆に、息を止め続けていると、酸欠になり、だんだん苦しくなってきます。

空気は、常に変わらずあなたの周りに存在しているので、あなたの状況の良し悪しに影響されません。

つまり、あなたがどんな状況にいようが、それを受け入れる難易度は変わらないということです。

ですので、あなたが抵抗を感じている理由は、常にあなた側にあると言えます。

There is only a Stream of Well-Being that flows. You can allow it or resist it, but it flows just the same.

Ask and It Is Given, P34

「抵抗する」とは?

では、「抵抗する」とは、具体的にどんな状態なのでしょうか?

エイブラハムの教えでは、「受け入れる」の反対が「抵抗する」という状態なので、

  • 抵抗する = ネガティブ・マイナス

と、捉えてしまいそうですが、そうではありません。

例えば、あなたは今、電気のついた明るい部屋にいるとします。

そこで、あなたはその光を受け入れている状態です。

では、そこから「抵抗する」の状態を作るにはどうすればいいでしょうか?

明るい部屋を暗くする「ダークスイッチ」というものは存在しません。

そこで、あなたは何らかの方法でその光を遮断します。

そうすると、結果的に部屋は暗くなります。

これが「抵抗する」という状態です。

あなたがその光に抵抗している間も、光は常にあなたの世界の外側で輝き続けていて、消えることはありません。

つまり、あなたにその意思があれば、あなたはいつでも光を取り戻せる状態にあるということです。

しかし、あなたの部屋の中での立ち位置によっては、角度的にどうやっても光を遮断してしまうこともあるでしょう。

そんな時は、一度環境をリセットしたり、居場所を変えたりするのも手です。

要するに、あなたが今、どうしても抵抗を感じる状況にいる場合は、抵抗の元にアプローチするよりも、いっそのこと環境をガラリと変えてしまう方が有効な場合があります。

つまり、「今、いい気分でいれる環境」に身を移すということです。

そうすることによって、自然と抵抗を感じない状況に身を置くことができます。

また、タフティ的にいうと、

  • 現実を変えようとする
  • 他人をコントロールしようとする

といったことが、「抵抗する」に該当します。

And, in like manner, there is not a Source of “evil,” but there could be a resisting of that which you believe is Good, just as there is not a Source of sickness, but there could be a resisting of the natural Well-Being.

Ask and It Is Given, P35

まとめ

今回の要点をまとめると、

  • 願いを叶えるためには、「Well-Being(ウェルビーイング)」を受け入れること
    • 「Well-Being」とは、あなたの中にソースエネルギーが流れている状態、またはそのエネルギーのこと
  • 受け入れる」とは、「Well-Being」の流れに身を任せて、その心地よさを感じること
    • ソースエネルギーは空気のように、常にあなたの周りを漂っている
    • 「Well-Being」を受け入れるとは、深呼吸をしてその空気を取り入れるようなもの
  • 抵抗する」とは、「Well-Being」の流れを遮断すること
    • あなたにその意思があれば、いつでも抵抗は外すことができる
    • どうしても抵抗を感じてしまう場合は、「今、いい気分でいれる環境」に身を移す

となります。

この、「Well-Being」「受け入れる」「抵抗する」というワードは、エイブラハムの教えを理解する上で、最も重要な概念の一つですが、腑に落としにくい概念でもあります。

特に「受け入れる」「抵抗する」という動詞的な表現から、

えいじ

何か行動を起こさないといけないのか…

と思ってしまいがちですが、実はこの二つは、「行動」ではなく「状態」に近いです。

あなたが「ワクワク」していたり、純粋な「喜び」を感じていれば、それは「Well-Being」を受け入れているということです。

逆に、「閉塞感」や「義務感」という感情を持ちながら何かをしている場合は、現実に対して抵抗を感じているサインです。

具体的な例を挙げると、

  • 頭の中でぐるぐる回っているネガティブなセルフトークを…
    • 無視して今を楽しむ(allowing)
    • 間に受けて落ち込み続ける(resisting)
  • 新しいチャレンジが訪れたけど怖い…
    • 恐怖を感じながら、前に進む(allowing)
    • 何かと理由をつけて諦める(resisting)
  • 経済的に困難な状況で…
    • 持っているものに感謝する(allowing)
    • 不足を嘆く(resisting)

といった感じですが、必ずしもその状況や感情をそのまま受け入れることが、「Well-Being」を受け入れることにはならないということがわかります。

そして、「Well-Being」は常にあなたの周りを流れ続け、あなたが受け入れてくれるのを心待ちにして待機しています。

これは、純粋な「愛」と呼ぶことができるのではないでしょうか?

ぜひ、一度立ち止まって、しばし「Well-Being」の心地よさに浸ってみてください。


次回は、「あなたは波動のアンテナ」ということについて、深掘りしていきたいと思います。

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

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